藤澤浮世絵館の新しい展示「アナザー東海道」が始まり、東海道多様と異様な描き方で描かれた浮世絵を観てきました。
今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、80点の名品が展示されていました。
東海道五十三次コーナーでは、「東海道の旅のイメージと広重の影響」をテーマに、東海道五十三次の内の、日本橋から藤沢、大磯、箱根、桑名、浜松などを描いた23点の浮世絵が展示されていました。
東海道五十三次之内 藤沢・平塚・小田原などが描かれた豆版錦絵
藤沢宿コーナーでは、「歴史を重ねる東海道の描き方」をテーマに、江戸時代に道中記、浮世絵、歌舞伎など多種多様な描き方の6点の絵巻画が展示されていました。
江の島コーナーでは、「江戸時代の様々な技法による絵画」をテーマに、遊行寺橋や江の島の藤沢宿の様子が描かれた作品10点が展示されていました。
企画展示コーナーでは、「多様と異様な東海道」をテーマに、江戸時代後期の文化人よって生まれたちょっと変わっ東海道五十三次の名所を鉢山の形で描いた鉢山図絵などが作品41点が展示されていました。
東海道を描いた屏風絵
日本橋・品川、藤沢・平塚の旅人の様子を描いた錦絵
今回も、江戸時代から現代まで東海道の旅人の様子などを描いた浮世絵の現代画とは異なる浮世絵の魅力に感動を覚えていました。
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