冬のハイキング日和となり、久し振りに自然豊かな新林公園の散策路をハイキングしてきました。
新林公園には、山の尾根伝いに約1.5キロの自然散策路があり、アップダウンの激坂もある絶好のハイキングコースとなっています。
公園の入口の芝生広場の梅林には、紅白の梅の花が咲く梅の名所となっていますが、開花し始めた紅梅が咲き始めています。
湿性植物区の池の手前には、ラクウショウ(落羽松)の大きな気根が顔を出して、池の木道周辺は、野鳥の声が響き渡って冬の雰囲気の光景が見られました。
遊具広場の登山口から急坂を上った先に展望台があり、相模湾や霞に包まれて雲に浮かぶ富士山が望めました。
展望台を降りると、突然タイワンリスが現れて木々を飛び回っていました。
展望台から約200段の丸太階段の急坂で山道が続きますが、カラスの声が響き渡り冬空の森林浴を感じる自然の道となっています。
山道には、深い谷を望む手すりの木橋の道も造られています。
山頂近くにある休憩広場から見晴台へ上がると、小さな台ですが、江の島や相模湾が眼下に望めるビューポイントとなっています。
見晴台からは、長い下り坂の山道沿いには、自生する希少なクマガイソウが植えられていて、春に咲く花の名所となっています。
更に急階段の下り坂が続きますが、坂道からは鎌倉・横浜方面の景観が望めました。
山道の先には、猪や狸などを捕らえるために掘られ笹の葉などを被せた落とし穴の「獣(シシ)落し」堀穴が保存された明治時代の遺産で、散歩人への配慮で転落防止柵が設けられています。
更に長い坂道には、ヤマザクラなど大木が茂り自然豊かな道が続き、その先の急坂道を下って古民家へ向かいます。
長い散歩道を下った先には、築170年を超す 旧小池邸の茅葺き屋根の古民家が保存されて、藤沢市の指定重要文化財に指定されています。
古民家の裏には、古い井戸水を組上るつるべ井戸も保存されています。
公園の入口の藤棚の近くには、旧福原家の長屋門も移築されていて市の重要文化財に指定されて、見応えある景観が保存されています。
約1時間の山道散歩でしたが、自然豊かな景観や湘南の風景を堪能していました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます