新林公園をハイキングの後、藤沢市と鎌倉の市境にある「川名清水谷戸」をブラ散歩してきました。
川名地区の入口に鎮座する「川名御霊神社」は、早良親王と鎌倉権五郎景政を祀られており、秋には壮大な山車祭りが行われ、地域の鎮守様となっています。
長い急階段を上った高台の拝殿には、美しい神額と多くの千社札が飾られていて、地域の歴史を感じる姿が残されています。
拝殿の横には、七福神の福よかな姿の福禄寿の石像がお立ちで、福を感じていました。
拝殿の奥には、稲荷大神も祀られています。
御霊神社に参拝して向かった「川名清水谷戸」は、藤沢市の北部地区の「遠藤笹窪谷戸」と「石川丸山谷戸」と共に、三大谷戸と言われ、中でも一番広い谷戸で、広大な水田や樹林や背丈の高い草原、湿地などが昔の原風景がそのまま保存されて自然保全地区になっています。
谷戸の入口では、多くのタイワンリスが飛び回っていて驚きでしたが、逃げていきました
深い森の奥には、由来は不明ですが、やぐらのような横穴も保存されています。
更に奥に進むと、池の周りの細道は通ることができましたが、多くの大木が倒木していて自然の森となっていました。
蓮池も枯れ果てた蓮の葉が積もって冬の光景となっています。
自然の森の先には、笹竹に囲まれた大きな池があり、人影も無く野鳥の声が響く神秘的な秘境となっています。
谷戸から戻る途中の「神光寺」の裏山には、古墳時代後期から奈良時代の横穴古墳群が残されており、七基の墓が確認された古墳時代の史跡として指定されています。
湘南の自然豊かな森の谷戸の冬の光景や歴史スポットを巡ったブラ散歩でした。。
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