湘南海岸サイクリングの後半は、秋谷立石海岸で一休みの後、折り返して葉山から逗子マリーナ、鎌倉光明寺を巡ってきました。
秋谷海岸の立石公園すぐ近くには、道路に面して赤い鳥居の脇に丸い子産石や庚申塔が立つ熊野神社があり、拝殿前からは湘南の海を望むビューポイントとなっていました。
階段下の鳥居脇の庚申塔群
逗子海岸沿いを走り、伊勢山トンネルを抜けて小坪の急坂を下り小坪の逗子マリーナに入りました。
逗子マリーナでは、湘南の海とヨットハーバーやヤシの木の並木道が続き、異国ムードが漂う雰囲気のサイクリングコースの人気スポットとなっています。
マリーナ本館には、大規模マンションの一つで外国の国旗が掲げられ、外観のデザインも南欧風の姿が見られます。
小坪飯島公園の正覚寺の裏山には、北条早雲が創ったとされる三浦氏一族の山城「相模住吉城」があったところで、貴重な史跡となっています。
正覚寺の奥には入れませんが、住吉城址の石碑や仏像が残されていました。
小坪飯島公園には、サイクリングコースのお休み処として、記念のモニュメントも設置されています。
飯島公園から材木座海岸へ向かう小路からは、鎌倉の海や和賀江嶋、江ノ島を望める絶景が見られます。
材木座海岸近くの光明寺では、鎌倉の最大の二層式の山門が聳え立ち、一階と二階は異なる形式の造りが見られます。
重要文化財となっている本堂は、現在改修工事中でしたが、鐘楼の梵鐘も鎌倉では最大級のもので、除夜の鐘の人気スポットとなっているようです。
天照山と呼ばれる本堂の裏山の展望台からは、この日は富士山は見れませんでしたが、富士山や稲村ケ崎が望める「かながわの景勝50選」に選ばれている絶景ポイントとなっています。
本堂横の鐘楼近くには、網引延命地蔵の地蔵菩薩坐像が鎮座し、多くの折り鶴が奉納されていました。
境内周囲の塀の瓦には、「五山桐」と「十六菊」の紋が見られ、皇室との関わりがある名寺として浄土宗大本山の風格が感じられます。
久し振りに湘南海岸の春の景観や鎌倉の歴史スポットを巡るロングライドのポタリングでした
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