御岳山トレッキングで武蔵御嶽神社に参拝の後、御岳山の最大の魅力のロックガーデンへトレッキングしてきました。
分岐点からは杉の木林の長い急勾配の道を下りますが、約700段の丸太や石の階段で滑りやすく大岩や大木の切通を抜ける危険な道となっています。
分岐点より約20分で渓流の木橋に着き、その先の大岩の脇の滑りやすい岩道を抜けて七代の滝へ向かいます。
七代の滝は、落差約50mの大小七段の滝で足場が悪く上部は見れませんが、滝見台から2段の滝が見られ、滝の周りは涼しさが感じられる、癒しスポットとなっています。
七代の滝から約230段の鉄梯子と木の根が絡む坂を上り天狗岩へ向かいます。
天狗岩は、天狗が上を向いて鼻が延びるような大岩の形から名付けられており、鎖場の岩壁を上ると、御天狗様岩の上には小天狗さまが見られます。
天狗岩から約10分で御岳沢の渓流のロックガーデンに到着。
ロックガーデン(岩石園)は、綾広の滝まで約1.5キロの渓流沿いの遊歩道には、無数の大岩奇岩に苔生す新緑が生い茂りこのシーズン特有の絶景が見られ、マイナスイオンで身も心も清められる空間となっています
岩も緑の苔に包まれて、岩肌と樹々の緑が織りなす大自然の清涼な空気が漲るマイナスイオンを浴びる若葉巡りの渓谷美が溢れています。
天狗岩から約20分で御岳沢休憩所に到着し、一休みして「綾広の滝」へ続く急坂を上ります
綾広の滝の手前には、小説「大菩薩峠」に出てくる樹齢300年、高さ38mの巨木の「お浜の桂」と名付けられた貴重な姿の桂の木が聳えています。
「綾広の滝」は、大岩に囲まれており「禊の滝」とも言われ、御嶽神社の滝行の場所となっており、滝の前には、「禊乃門」と汚れを清める祓いの神の「祓戸大神」が祀られて御岳山の最大のパワースポットとなっているようです。
綾広の滝では、水量も多く流れ落ちて静かな空間に滝の音が轟いていました。
さらに階段を上り滝の上にある坂道を進みます。
御岳山の名木の一つの「天狗の腰掛け杉」が見られ、枝が水平に伸びてさらに直角に上に伸びる枝にお天狗様が腰掛けて見下ろしているような高さ60mの樹形の杉の木が聳え立っています。
天狗の腰掛けの杉にも、小さな木の鳥居が設置されて聖なる雰囲気のパワーを感じるお休み処となっていました。
約3時間30分のハイキングでしたが、渓流と大小の苔むした岩肌と樹木の緑に包まれた秘境のような別世界で大自然のパワーを満喫してきました。
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