元会社のOB懇親会が有楽町の東京会館で開催され、今年も懐かしい元先輩・同僚・後輩などと旧交を温めてきました。
この時期には、我が元会社では事業部や部署のOB懇親会が盛んに開催されるが、私用などで参加出ずにいたので、会社全体のこのOB会に参加してきた。
今回も、約300名の参加者があり、会場一杯のOB連の中で、旧友を探しながらその姿を見つけては、互いの健康を喜び合い、懐かしい懐古話に浸りながらあのプロジェクト、このプロジェクトと苦労話などで旧交を温めていた。
会場の東京会館の最上階からは、緑濃い皇居二重橋や馬場先濠を見下ろす素晴らしい眺望が眼下に拡がっており、ルーム内の装飾とともに最高の雰囲気となっていました。
積もる話が弾む中でやはり話題は、今何してる?から、まだ現役を続けてる仲間や地域活動、趣味のゴルフに通うなど、元気組同志の話は尽きないが、一方では訃報も聞き冥福を祈る場面もありました。
現役組の経営陣からの現況報告を聞く中で、最も関心が高まったのは、先日打ち上げられた新型ロケットの「イプシロン」に関する当社が取り組んできた明るい話題で、関係する経営陣も現地でその雄姿を見届けていたそうで、この日の出席者からも関心の高さが感じられていた。
約2時間の懇親会もあっという間に時が過ぎて、万歳三唱で締めくくって、またの再会を約していた。
OB会の前後には、東京会館近くの日比谷公園をぶらりと気の向くまま散策してみると、この日も真夏日のような暑い日となっており、人影も疎らで秋の日比谷公園とは思えない寂しさでした。
園内を散歩していると、巨大な石の貨幣が見つかり 何と南太平洋ヤップ島で流通した石貨だそうで、その形状(大きさ・表面の滑らかさ・形など)によって価値が決まったそうです。
この石貨は、大正時代に約千円で通用したとか・・・
野外音楽堂では、水曜コンサートが開かれており、軽快なメロデイーが公園内に響き渡っていましたが、聞いている人は少なくちょっと寂しそうでした・・・
花壇周辺では、この日も公園資料館などをスケッチされているグループがあり、しばし、拝見しながらスケッチ談義をさせてもらいました。
過っての江戸城の濠跡の面影を残す心字池を眺めながら一休みして、日比谷交差点への出口には、「旧日比谷見附跡」と記された石垣が残されており、江戸城外郭門の一つである日比谷御門が存在していたところだそうで貴重な歴史スポットです。
日比谷交差点を渡り日比谷濠に出ると、日比谷通りに面するGHQ跡の第一生命ビルや帝国劇場、明治生命館などを右手に、皇居外苑を左手に見る景観は、丸の内の代表的な美しい景観ですね。
それぞれに企業戦士時代からお一人お一人の人生へと、
大変なご苦労の中で掴まれた今があり、目的がおありでしょう。
人様ごとながら、同じ年代として、ご健康をお喜びします。
歳を重ねるとどうしても今よりも昔が中心になっていましたが・・・