写生仲間と三浦半島葉山へのスケッチに出かけた。先に、下調べをしていたので、迷わずにポイントに向う。
心配した昨日からの雨も、葉山町に入る頃には、止み陽が差してきた。
葉山の入口にある、「ラ・マーレ・ド茶屋」は、いつものことながらスケッチポイントとして非常に人気のところ。
今日も、雨上がりに拘らず、地元の地区センターのスケッチ会が行われていた。
我々も、逗子や江ノ島を望み、ヨットが走る このすばらしい景観に感動しながら筆をとり、時間を忘れて描きあげ、早描きで2枚描くベテランもいた。
さらに真名瀬漁港を経て、森戸神社に移動し、森戸海岸や裕次郎灯台を眺めながら、その由来を聞き、「かながわの景勝50選」に選ばれているその景観に しばし足を止めていた。
次に訪れたのが、もう一つの「かながわの景勝50選」であり、横須賀風物百選である立石公園である。
ここの「立石」の地名は、波打ち際の海面に突き出した巨岩から来ているようで、その歴史は古いそうだ。
また、この立石と先に連なる岩場との景観は、江戸時代の浮世絵師 安藤広重が描いている「秋谷の里海岸」でも知られて有名で、特に、冬の夕陽が沈む景観は、相模湾と富士を遠くに眺めて絶景であり、カメラマンにとっても絶好のシャッターポイントであるようだ。
この構図は、カメラのみではなく、正に絵画的であり 今日は 横須賀方面の構図を選んで 筆を運んだ。
この立石公園の前にある、「MARLOWE」というレストランで、お昼をとるのも今日の目的の一つであり、予約を入れたが 平日にも拘らず既に予約席は満席であった。
やむなく順番を待つ事になったが、待合席は満席で案内されて、2・3Fにある陶磁器と家具のギャラリーで待つこと約1時間。
このギャラリーも、作家による作品や骨董品が所狭しと陳列されており、その一つ一つがすばらしいデザインである。 かなり値段はいい値が付いていたが、魅力ある一品が多い。
ここで待ち時間を過したが、広重の絵やここのオーナーの写真が一緒に陳列されていて、隠 れた貴重なお店である。いろいろお話を聞いていたら、何と「MARLOWE」のオーナーが経営されているのだと。
立石に出かけたら必見のお店でしょうね。必ず何かを発見しそうな雰囲気のお店でした。
時間を忘れて、そんな隠れモノを探しているうちに、マーロウの順が近づくと教えてもらえるのだ。約1時間かかり 席に案内された。
すばらしい雰囲気のお店で、地元産の新鮮な食材にこだわり 創作されているのが この店の売りである。その日の材料の説明を聞いて、今日は、カニのトマトクリーム スパゲッテイーを選んだ。
お腹も空いていたが、「美味しいおいしい」の連発で 食べきれないと言いながら、いつの間にか ペロリだった。
そして、デザートは、もちろん焼きプリン。どれもこれも食べたくて、仲間でいろいろオーダーして、回し試食?で超満足。
やはり、しっかりと別腹に入って 「美味しかった~」
今日は、スケッチ時間はあまり取れずでしたが、スケッチ&食事と わいわいドライブで、 楽しい一日だった。
勿論、焼きプリンをお土産に帰路に着いた。
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