昨夜、NHKの人気番組の「鶴瓶の家族に乾杯」が、生まれ変わった大河ドラマ「江」スペシャルとして、「江」の舞台でもある北の庄があった我がふるさと福井市を訪れての旅記録が放映された。
もともと東日本大地震発生直後の3月14日に放映される予定だったが、地震関連の特別放送が続いていたので、7週遅れの放送となり、12月に録画されていたようだ。
ゲストには、「江~姫たちの戦国~」で浅井三姉妹の次女「初」役を演じる、水川あさみが懐かしい福井市内の家族を訪れており、紹介される街並みやふるさとの名産品などを興味を持って家族で見ていました。
番組の冒頭には、一乗谷の朝倉遺跡や新田塚、福井城址、柴田神社、橋本左内・・などの懐かしい市内名所が紹介されていたので、感激を持って見ていたが、特に三姉妹神社が鎮座する柴田神社には、帰郷するごとに訪れているので、江との関連紹介も少なく少々ガッカリしていたところ。
水川が訪れていた呉服町の和ローソク屋(小大黒屋)さんでは、工芸工房は企業秘密として紹介されなかったが、我が実家でも調達していたので懐かしい・・・・・福井の仏壇には金箔が張ってあるものが多いが、この和ローソクが金箔仏壇に合っているとは知りませんでした。
また、食育ふくいの名産品のおろし蕎麦、水ようかん、揚げかき餅、ソースかつ、焼き鳥なども、毎年ふるさとより送られてくる大好物ばかり。
鶴瓶が拘って訪ねた越前かにの越廼町で食べるセイコ蟹やずばい蟹を豪華に口に頬張る光景には、羨ましい思いであった。
1時間15分のスペシャル番組でしたが、我がふるさとの食・文化の数々に納得しながら、あっと言う間に過ぎていました。
【一部挿入写真は、NHKテレビ画面から】
感心したのは、外見ではわからない人情深さ、子だくさん、立派な家屋、名産グルメが家庭的であることなど。
鶴瓶の若い夫婦や相手に対する「ほめ上手さ」にも感心し、CM・ドラマに大活躍の水川あさみファンには飾らない性格が存分に見れて大感激ではと推測します。
収録された10年12月18日は年末以降の大雪を迎える前の特に厳寒の時期だったと思いますが、厳しい気候の中で3世代同居で育む仲の良い大家族に日本の良き伝統を感じ、スペシャルにふさわしい番組だったと思いました。(NHKへの感想のようになりましたが、ブログ管理者はキーとなる映像をうまく取り入れ、今回もうまくまとめられる能力にこれまた感心しました)