藤沢の市の花である『藤』が見頃を迎えて、引地川沿いの11か所の公園に設けられている藤棚の「フジ史跡ロード」の開花状況を見ようと、引地川プロムナードをジョギングで見て回りました。
先週も、一部の公園を回ってみたが開花が遅れていたので、改めて全コースへと出かけてみた。
引地川上流の円行公園、桐ケ谷公園に行ってみると、朝早い時間でしたが訪れている人もなく静かな緑地公園でしたが、藤棚はあれども藤の木は植えられたばかりで見るべき藤の花は無しでした。
さらに引地川沿いに走り、多摩大裏のなかむら公園へと向かう途中に、炉端に自然の藤が見事な枝ぶりを見せており、たわわに藤が咲き誇っていた。
なかむら公園では、約100mに及ぶ藤棚が設置されていたが、ここもまだ若い藤のようで、花の付き具合は少なく咲き誇るまでには、まだ数年はかかるのだろうか?公園のシンボルであるクスノキ?だけが目立っていた。
次には、ライフタウン中央にある二番構公園も立派な藤棚が出来ていますが、こちらも開花は今一でしたが、裸像が並ぶ噴水公園や緑豊かな和風庭園の雰囲気が最高でした。
さらに大庭城址公園では、芝生広場に大小の藤棚にようやく見頃を迎えており、春の陽光を受けて美しく光っていました。先月のソメイヨシノの豪華な雰囲気はないが、その香りと色合いが貴婦人の雰囲気を味わえます。
舟地蔵公園から引地川親水公園へと向かうと見事な100Mを超す藤棚では、やはり開花は寂しさを隠しきれず今年は開花が遅いのだろうか?と思うほど枝ぶりや開花が思わしくないようだ。
さらに引地川緑地を経て八部公園へ行ってみましたが、こちらは平時は一般開放されていないSL回遊コースのトンネル藤となっていました。開花は全くなし・・・・
長久保公園では、都市緑化植物園として「街に花と緑を」をテーマに、いつ行っても様々な四季の花々が咲き誇り、芝生広場や花菖蒲・スイレンの池、江ノ島を望む展望台など広い園内は、春の息吹が満ち溢れており、花のプロムナードにはマリーゴールドが咲いていました。
藤棚も立派なものでしたが、白藤など花房は短く実に寂しい状況で、時期が来れば咲くのだろうか?と思いながら跡にした。
引地川を戻り、最後に藤倶楽部の顧問をされておられる端山藤園へ到着。園内では長藤や白藤、口紅藤など鉢植えや地植の見事な花房の姿や甘い香りに見とれていた。
端山氏にフジロードの開花状況を説明して今年様子を伺うと、全般的に寒さの影響で開花が遅れているようですが、何といってもフジは手入れの整枝や剪定の如何が大きく影響するそうで、倶楽部や業者に指導しているそうですが、予算の有無に寄るが、愛情込めての手入れの如何が一番だと。
今年は、GW後も1週間は見頃が続くそうで、再度のフジロード巡りを楽しみにしたい。
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