日本で一番早く咲くと言われる熱海の桜まつりを見てきました。
熱海駅から急坂を経て熱海海岸のサンビーチへ向かう道沿いでも満開の桜が見られました。
サンビーチでは、白い砂浜が拡がり、多くのヤシの木が並ぶ光景が拡がり、夏には海水浴場となっていて賑わう人気スポットとなっているようですが、早春のビーチの光景が拡がっています。
ビーチの散策路には、熱海の名を広めた小説「金色夜叉」に詠まれた「お宮の松」や「貫一お宮の像」が設置されていて、時代を超えた懐かしい光景が見られます。
お宮の道の先には、秋には見応えある紫のジャカランタ花が咲く、ジャカランタ遊歩道と呼ばれていますが、この日は、鮮やかな黄色の葉が輝くイエローロードとなっていました。
熱海サンビーチの隣にあるムーンテラスには、安政の頃、熱海の浜に漁民一揆が起こった騒ぎ治めに努力されたと伝わる釜鳴屋平七の夫婦像が設置され、像の周辺にも満開の桜に包まれています。
ムーンテラスでは、広場の尖端のモニュメントには噴水塔となっていて、水が流れ落ちていて、恋人達が愛を誓い合う事の出来る「恋人の聖地」と呼ばれているようです。
ムーンテラスの先のスカイデッキでは、欧州のコートダジュールをイメージしたデザインのデッキで、熱海城やボートが停泊する親水公園となっており、デッキには、ユリカモメも集うお休みスポットとなっています。
スカイデッキから糸川の桜遊歩道へ向かうと、約60本の熱海ザクラが満開となっていて、多くの花見客で大混雑となっていましたが、糸川に架かる多くの橋の欄干も素晴らしいデザインの景観が見られます。
糸川のドラゴン橋には、龍をイメージした橋脚やアーチ形のオブジェが設置されて、多くの花見客のフォトスポットとなっていて、大賑わいでした。
さらに上流側にも川面に垂れ下がる姿が見られ、ソメイヨシノとは異なる濃紅色の色合いの熱海桜の暖かみを感じる姿に魅せられていました。
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