暑い一日でしたが、風吹く中で、久しぶりに目久尻川のサイクリングロードをポタリングしてきました。
市内の用田地区から目久尻川沿いのサイクリングロードに入り、上流の綾瀬市から海老名市へ向かうロードでは、大木のトンネルや夏の花のカンナが花茎を延ばし名残の姿が見られました。
綾瀬市内の早川城山公園近くの「新武者寄橋」では、過って早川城へ向かう武者の集合場所だったことから名付けられそうで、「かながわの橋百選」に選ばれています。
更に上流側では、多くの樹々が枝を伸ばしてロードを塞ぐような景観となっていました。
海老名駅近くの相模国分寺跡に立ち寄り、一休みでしたが、「相模国分寺跡」には国分尼寺とともに奈良時代に聖武天皇の命「国分寺建立の詔」により全国に建立された寺院で、相模の国では、現在の海老名市に建立されたそうで、現在も当時の様子が伺える景観が保存されて国の史跡となっています。
現在も、諸国国分寺の中でも珍しい法隆寺式伽藍配置が復元されて、塔跡や金堂跡、僧房跡、講堂跡、鐘楼跡が復元されています
史跡前の「海老名市温故館」には、縄文時代から、奈良、平安時代、中世、近世の遺跡で出土された時代の移り変わりを知る貴重な板碑や五輪塔が展示されていました。
また、明治から昭和時代に使われていた米作りや養蚕、衣食住にかかる道具類も展示されていました。
温故館で一休みの後、海老名市の田園地帯には、珍しい桃のような実が落下した木の並木道となっていました。
海老名市と藤沢市の市境付近の曹洞宗寿昌寺の正門前には、六地蔵と石佛が並び、ふるさと永平寺に思いを寄せて一休みしていました。
一休みして、戻る途中の小出川沿いの里山公園近くの腰掛神社の境内では、鬱蒼とした森林となって涼感溢れる景観となって参拝して一休みでした。
小雨もあり、汗にまみれた苦しさ一杯のショートポタリングでした。
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