横浜開港150周年記念イベントの一つとして、横浜山下公園周辺で開催された、『2009トライアスロン世界選手権シリーズの第7戦』を観戦してきた。
家族揃ってアイアンマン大会や国内の大会などを走り楽しんでいるので、横浜で初の世界選手権が開催されると聞き、
大変楽しみにこの大会に期待してきた。
先週のロンドン大会第6戦を終えて、世界のトップアスリートがこの横浜に集結しての熱い戦いである。
最近は、都市型のコースが多くなっているようで、横浜大会では地元とあって、日本人選手8人が参加しており、
世界のトライアスリートが、この横浜の山下公園をスタートしMM21地区、横浜ビッグ三塔(キング・クイーン・ジャック)、
赤レンガ倉庫を駆け巡るのである。
9時前に山下公園に到着した時には、既に夏の陽射しが照り付けており、公園内は既に多くのギャラリーが集まり、
特設スタンド前では、レース前のプレイベントの勇壮なよさこい踊りなどで大変盛り上っていた。
いち早くスイムコースが望めるトランジッション・エリアに陣取り、バイクやシューズなどのレース前チェックが行われていたが、
さすがに、世界選手権ともなれば、バイクの細部やメットなどのチェックは想像以上に厳しいもののようだ。
全選手のこれまでの成績を含めて紹介があったが、北京五輪のメダリスト2名やこれまでの選手権での上位選手が揃った。
スイム1.5K(0.75×2)では、殆ど差がなく2分以内でトランデッション・エリアに駆け込んできた。
バイクへの移行テクニックを目の前で見ていたが、スイムキャップをかなぐり捨てて、メットをつけて走りだすまで僅か2、3秒。
日本のホープである田山、山本良助、細田、山本淳一、杉本などは、ほぼ先頭集団の中でバイク周回40Kに入っていた。
バイクコースは、平坦コースながら、クランクコーナーが多く、コーナーリングが大変なようだ。
ここでは、我が家族のトライアスロン仲間でもある期待の山本淳一が、バイクで2位と頑張り一気に先頭グループへ接近。
ランでは、いつものことであるが、ランの得意選手と不得手選手とで一気に差がついてくる。
ランに移ってからは、この日最高の気温ではなかっただろうか?体感温度では、34、5度はあるように感じていた。
結果は、北京五輪のゴールドメダリストのヤン・フロデノ(独)が貫禄勝ちで、2位にはクリス・ゲンメル、3位ハビエル・ゴメスが続き、日本選手も上位入賞はならなかったが、13,14,15位に入り盛り上げてくれたのではないだろうか?
トライアスロン競技は、まだまだマイナースポーツであるが、今や夏のシーズンでは、毎週どこかでレースが開催されており、
この横浜大会を契機に、トライアスロンの魅力が知られて、人気が上昇することを期待したい。
エリートレースの前後には、ユース選手や世界各国のキッズが競うキッズレースも行われて非常に盛り上っていた。
ギャラリーの中には、全くトライアスロンを知らない一般市民も多かったが、特に興味があったのは、スポーツバイクで会場に来られて、あちこちに駐輪されているバイクは高級スポーツバイクが多く、ヘルメットにバイクジャージー姿が目立っていた。
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