皇居東御苑を散策の後、皇居外苑の北の丸公園をぶら散歩してきました。
北の丸公園の南側の入口には、旧近衛師団司令部庁舎として使用されていた国立近代美術館分室は、7年前に「国立工芸館」として移転されましたが、現在は、閉館されていますが、重厚な赤レンガの外観が特徴的で、国の重要文化財に指定されたており、明治時代の洋風レンガ造りのレトロ建築の景観が見られます。
近代美術館工芸館横には、元近衛師団長だった北白川宮能久親王の銅像が建てられています。
公園内の千鳥ヶ淵散歩道から、春には桜咲く名所の千鳥ヶ淵が眼下に望めるお休みスポットとなっています。
園内の北側の日本武道館では、日本の伝統の武道や色々なイベントが開催される会場で、屋根上には巨大な擬宝珠が光り輝き、緑青色の屋根など日本の伝統の美しい印象的な景観が見られます。
園内の散歩道では、緑豊かな自然の森ですが、落葉や木の実が落ちて心癒される初秋の涼感を感じていました。
北の丸公園は、以前には近衛師団の兵営地があったところで、園内には近衛歩兵の連隊石碑が残されています
清水門近くの広場には、戦後に日本の復興に尽力された吉田茂氏の銅像が立てられています。
清水門へ通じる雁木坂では長い石段坂があり、清水門も桝形門となっており、敵の攻め入ること防御する景観が残されています。
桝形広場から見る渡櫓門も独特の景観が見られます。
清水門を出た橋の両側には、牛ケ淵と清水濠に分岐されていて、牛ケ淵では、蓮の葉が一面に拡がり、清水濠では、アオコの大量発生した緑の水面が拡がっていました。
清水濠の南側には、石造りのアーチ橋の竹橋が架けられており、以前は竹造りの橋だったことから名付けられた名橋となっています。
江戸城跡の東御苑や北の丸公園の自然豊かな秋の雰囲気を感じながらのぶら散歩でした。
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