早朝から台風一過の素晴らしい青空が拡がり雲一つない快晴となっていた。
この日こそ海岸から富士山を望む湘南の絶景が見られる筈と、日の出を待ってマイコース引地川プロムナードを経て海岸へと向かったが、水辺にはこの晴れ日を楽しむように白鷺やカモが泳ぎいつもの光景がみられます。
引地川河口に出ると、期待以上の素晴らしい青い空と秋の富士山の絶景が見られ、台風の余波の高い波が押し寄せて何とも言えない嬉しい朝の風景でした。
鵠沼海岸には今日も多くのサーファーが集まっているが、引き潮の波打ち際には台風の置き土産のゴミが打ち上げられており、夏の終わりを告げるかのようでした・・・・
海水浴客が居なくなって海岸を散歩するワンちゃん達が、引き波を追いかける犬や怖そうに波から逃げるワンちゃんなど、散歩犬にとっても気分最高の朝だったようですね。
こちらも久しぶりに波打ち際をはだしのゲンではなく裸足のランナーになって砂浜を走るのも足裏で掴む感触が最高でした。
片瀬西浜では、大混雑した海の家の解体も進み鉄骨だけが残っていたが、この夏の名残の光景ですね。
江の島に入ると早朝のためか参道の店も開店準備中でしたが、下道をへて稚児ヶ淵へと向かうと、稚児ヶ淵から望む富士山を望む「かながわの景勝50選」の景観は最高でした。
この日の目的スポットに早朝から走った甲斐がありました・・
この稚児ヶ淵から富士山を望むスポットは、右側の巨岩が誰かの顔に似ていませんかね~私の江の島での一番のお気に入りスポットです。
この日は、実は稚児ケ淵へは、前日の台風で岩屋関連の小屋などが飛ばされたそうで立ち入り禁止となっていたのです。
聞けばかなり大きな被害がでたそうで、復旧までにはまだ1週間以上かかりそうだと嘆いておられましたね。
これは、先ほどの巨岩からさらに先の絶景スポットからでした。
いつもは磯釣り客で賑わう岩礁の周りも人影はありません。
遥か相模湾の先には、伊豆半島や伊豆大島も望めていました。
稚児ヶ淵から龍恋の鐘へと回ると、江の島縁起「天女と五頭龍伝説」の恋物語に因んで、その伝説にあやかりたいカップルがこの鐘を鳴らすと夢が叶えられると訪れる人が多いようですね。
鐘の周囲には、名前を書き込んだ鍵が所狭しと並べられています・・・
二つ山を経て亀ヶ岡展望台に立つと、ここからも相模湾を広く望み富士山や箱根連山、大山連峰など最高の眺めでした。
この後、児玉神社へと向かい日露戦争の戦勝の師、勝運の神 児玉源太郎を祀る神社ですが、江ノ島の観光客もあまり訪れる人はいませんね・・・
神社を守る狛犬は、台湾の石で造られた珍しい形をしていますが、実は雄と雌の犬でシンボルも見られる珍狛犬です(・・・知る人ぞ知る 隠れスポットとなっています・・・)
参道を経て湘南港の東防波堤の釣り場に立ち寄ると、ここも高波で釣り人の姿はありませんでしたが、絶え間なく岩礁に打ち寄せる高波は、しぶきを高く跳ね上げて見事な波のアートを創りだしていました。
しばし、波の姿に見惚れていましたが、岩礁には小さな岩カニや貝類が見られそれを眺めているだけでも時を忘れますね。
しばし、磯辺で時を過ごして片瀬西浜に戻って遊歩道を走ると、海の家の解体も進んでいましたが、富士山を吊り上げているようにも見えませんか???
朝に比べて鵠沼ビーチには、波を求めて多くのサーファーが集まってきて秋の鵠沼の景観になっています。
富士山を正面に見て辻堂海岸へと走りましたが、ビーチの面白い光景が続きます・・・【続く】
中でも夏の終わりの海は祭りのあとのように
寂しげで儚い・・・・それがたまらなく好きです。