MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

日本橋川~橋巡り(1)

2019年05月30日 | まち歩き
浮世絵にも描かれる江戸時代の歴史スポットである「日本橋川」の名橋を巡ってきました。
日本橋川は、現在は大半が首都高速道に覆われていますが、川の両岸には江戸時代には河岸があって江戸・東京の経済・文化の中心だったところでその当時の名残を探りたく「歴史・文化の散歩道」をブラ散歩していました。

この日は、日本橋川が隅田川へ合流する茅場町の永代橋の上流側から神田川との分岐点に近い上流の九段下の靖国通りへと向かいます。
最下流の「豊海橋」から隅田川を望むと、隅田川の三大橋の永代橋は、アーチ橋として素晴らしい景観ですが、改修工事でベールに覆われていますね。


「豊海橋」
も路面の改修工事中でしたが、独特のトラス構造の白い景観は、橋尽くしの日本橋川では名橋となっています。


橋を渡った先は、日本銀行発祥の地だった要所で現在は、石碑だけが残されています。


上流の「湊橋」は、過っての江戸湊に由来された名残の橋のようですが、タイル張りのような景観です。


湊橋から下流側を望むと、江戸湊の様子はなくビル街が河岸に並んでいます。


湊橋の上流には、日本橋水門があり、支流の亀島川へ流れ込んでいます。


次の「茅場橋」から上流は、首都高速道が日本橋川を覆い他では余り見られない光景が続きますが、これも江戸東京独特の光景ですね。


「鎧橋」
は、不思議な橋名ですが、案内板によると日本橋川で唯一の鎧の渡し場があったところで、古くは源義家が鎧を沈め海路の安全を龍神に祈願したとか、平将門が兜と鎧を納めたところとも伝えられているようです。


橋の脇の広場には、三人美女の銅像や地蔵さまが立ち 歴史を感じる名橋の一つでした。




茅場町・兜町界隈は、山王日枝神社の旅所となっており、日枝神社の本祭りでは神輿行列がお休み所となって、都内有数のパワースポットとなっています




また、東京証券取引所や多くの証券会社があり、日本経済の中心となっていて、威風な雰囲気が感じられる光景が見られます。






証券取引所の先のビルの谷間には、商業の神様の「兜神社」が鎮座しており、兜町の鎮守様として日本の経済界を支えているようです。




昭和通りでは、浮世絵の「名所江戸百景」にも描かれている「江戸橋」と名付けられた名橋ですが、橋の上には江戸橋JCが被さり寂しい光景でした。




江戸橋の南側には、郵便発祥の地として有名な日本橋郵便局があり、地球を支え合うような記念のレリーフ像が設置されています。


江戸橋の先は、日本の国道五街道の起点である「日本橋」で、数々の浮世絵にも描かれた江戸・日本の名所百景として正に江戸東京の中心的存在となっています。




江戸時代に創設されて400年を超え現在の石橋となって100年を超えていますが、風格を感じ、何度も水彩画で描いた素晴らしいモチーフです。


日本橋のシンボルである麒麟や獅子の銅像も素晴らしく何度見ても飽きない光景に魅せられていました


橋の袂には滝の広場となって水が滴り落ちていますが、江戸時代には罪人の晒し場だったようですが、クルーズ船の乗船場となっていて、坂田藤十郎と市川團十郎の歌舞伎役者が船乗りしたことから「双十郎河岸」と名付けられ石像が設置されています。




日本橋で一休みしてさらに上流の九段下へと向かいました【続く】

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