年の瀬も迫り今年もあと4日を残すばかりとなりましたが、昨日、今年の納めとして東京のイルミネーションの名所の一つである丸の内の「光都東京・LIGHTOPIA」を見に行ってきました。
「東京ミレナリオ」以来2年前までは、毎年通勤の帰りに立ち寄っていたので、年末のイベントとして特別の愛着があるものです。
有楽町駅前の交通会館やイトシア前の広場では、今年は赤一色のイルミネーションで飾られ、交通会館には天使のイルミネーションが彩られていましたが、印象深いデコでした。
丸の内仲通りに出て、きらめく並木通りをウインドウ・ショッピングやアートを楽しみながらぶらりと歩いていたが、夜の帳がおり始めて天空が美しい濃紺の空に変わっていました。
街路樹はオリジナルのゴールドカラーに彩られて、独特のストリート・イルミネーションが煌めいており、ラブストリートになっていたようだ。
丸の内マイプラザの明治生命館に立ち寄ると、クリスマス・デコに変わって門松が飾られており正月ムードに切り変わっており、アトリウムから眺めると、国の重文である伝統の明治生命館と新館との調和が実に面白い景観がありました。
日比谷通りを馬場先濠を見ながら和田倉噴水公園へ着いてみると、昨年まで行われていた「アンビエント・キャンドルパーク」の景観はなく、静かな噴水が見られていた。
もう終了したのだろうかと思いつつ、一回りして和田倉橋を経て外苑通りに出ると、和田倉濠には、イルミネーションが輝き、江戸城の門と橋を偲ぶに相応しい光景が見られました。
今年からアンビエント・キャンドルパークは御幸通りに会場が変更されていたようで、大勢の通勤客などで、 「フラワーファンタジア」と「アンビエント・キャンドルパーク」周辺は、大変な混雑でした。
案内書によれば、今年は、 「地球・環境・平和」をコンセプトにデザインされているそうで、「絆と希望、そして未来へ」をテーマに、光の祭典として演出されていました。
花と光と水が一体となってのデコレーションでしたが、その彩りの変化が美しく、どの角度から眺めてもそれぞれの美があり、見事な演出が行われていた。
この日は、凍てつくような寒さを感じていたが、花が生けられている水の表面には氷が張っていており、冬の寒さに負けない花の強さを感じさせるものがありました。
また、会場の中央には、山梨県から贈られた「啓翁さくら」が満開に咲いており、春の予感を(復興への希望)を感じる演出がなされているそうです。
「アンビエント・キャンドルパーク」では、絆と希望というテーマで、著名人や千代田区の小学生の他に、被災地の岩手県・宮城県・福島県の小学生が描いた約600個のキャンドル(明かり絵)が灯されており、未来に向けた希望の灯りとして、温かさを感じるものでした。
著名人では、細野環境相を初め、石原都知事、加山雄三、日野原重明、司葉子など政界、芸能界の各氏の直筆のキャンドルが見られていたが、スポーツ界では、今年の国民栄誉賞のなでしこや長嶋茂雄、原辰徳、高橋由伸などG戦士の名前もありました。
キャンドルと共に、約200個の白いハートが風に揺られて明かりに照らされていたが、絆や希望や未来をイメージする彩りが心が和む空間がありました。
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