夏休みに入って2週間。
学校の放課後教室からも、共働きの親の目からも解放された4年生の孫兄ちゃん。
じいちゃんとの約束通り、8時半には真面目にやって来る。宿題を何ページか一緒にやる。
時にはそんなものもホッポリ出して、遊びに行くことも考えてやらねば身が持たないだろう。
そうなると、弟が通う放課後教室を休ませ、二人を連れて思いっきり遊ばせてやる。
しかし二人を同時に見守るのは骨の折れる仕事ではある。
幸い今日は、ジジ・ババ揃って二人を引き連れ、ババの実家へ里帰り。
兄ちゃんは着くが早いか、棹を取り出し魚釣りの準備を急ぐ。
弟は、兎にも角にも水に入ることに執心。「ちゃんと準備体操して・・・」大声を出しても聞く耳持たぬ。
昨年とは遊びの内容も一段と飛躍。ほんのちょっとした深みに、大きな岩から飛び込むスリルを覚えた。
飛び込んでは泳ぎ、泳いでは又飛び込む。 まさに貸し切りのふるさとの川。二人の自由自在。
夏休みのど真ん中。数年前までは他にも里帰りの家族などがいて、見知らぬよその子と一緒に遊ぶ楽しさもあった。元々70近くあった世帯が、現在では30世帯を切るという。あそこもここも空き家だらけ。住んでいても独り身が多いという。
うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川・・・「ふるさと」に歌われたそのままに、のどかな緑とせせらぎに包まれているのに、過疎の流れだけは止められないのだと嘆く。
私の孫達だって、いつまで里帰りが出来るのか分かったものではない。生活基盤を考えると、街中に出てマンションでも見繕うかと考えている様子。
こんなもったいないふるさとの荒廃を思うと、ちょっと切なくなる夏休みでもある。
学校の放課後教室からも、共働きの親の目からも解放された4年生の孫兄ちゃん。
じいちゃんとの約束通り、8時半には真面目にやって来る。宿題を何ページか一緒にやる。
時にはそんなものもホッポリ出して、遊びに行くことも考えてやらねば身が持たないだろう。
そうなると、弟が通う放課後教室を休ませ、二人を連れて思いっきり遊ばせてやる。
しかし二人を同時に見守るのは骨の折れる仕事ではある。
幸い今日は、ジジ・ババ揃って二人を引き連れ、ババの実家へ里帰り。
兄ちゃんは着くが早いか、棹を取り出し魚釣りの準備を急ぐ。
弟は、兎にも角にも水に入ることに執心。「ちゃんと準備体操して・・・」大声を出しても聞く耳持たぬ。
昨年とは遊びの内容も一段と飛躍。ほんのちょっとした深みに、大きな岩から飛び込むスリルを覚えた。
飛び込んでは泳ぎ、泳いでは又飛び込む。 まさに貸し切りのふるさとの川。二人の自由自在。
夏休みのど真ん中。数年前までは他にも里帰りの家族などがいて、見知らぬよその子と一緒に遊ぶ楽しさもあった。元々70近くあった世帯が、現在では30世帯を切るという。あそこもここも空き家だらけ。住んでいても独り身が多いという。
うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川・・・「ふるさと」に歌われたそのままに、のどかな緑とせせらぎに包まれているのに、過疎の流れだけは止められないのだと嘆く。
私の孫達だって、いつまで里帰りが出来るのか分かったものではない。生活基盤を考えると、街中に出てマンションでも見繕うかと考えている様子。
こんなもったいないふるさとの荒廃を思うと、ちょっと切なくなる夏休みでもある。