「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「満々とたたえて」

2011年07月04日 | つれづれ噺

      
        満々と水をたたえた、中山川ダム湖。 山口国体カヌー競技場

今年の梅雨は順調に雨が降る。
これ以上集中的に降ると、危険個所の避難騒ぎが起こる。
降らない梅雨も問題ありだが、降り過ぎるのはもっと問題となることが多い。

この時期の癖といってもいいくらいに、近辺にあるダムの貯水量をこの目で確かめに走りたくなる。
梅雨の晴れ間を狙って、我が家から最も近い、中山川ダム湖に行ってみた。
久しぶりに見る光景。それは、見渡す限り満々とたたえられた水が誇らしげにさざ波を立てている。これまで、何年も山肌がむき出しになって、水位が低く、貯水率40%などという光景ばかりであった
この調子なら、10月に行われる山口国体カヌー競技も十分に行える。

3.11東日本大震災以来、電力不足が叫ばれ、特に使用電力がピークに達するウィークデーの昼間を如何に効率よく節電していくか、今や大きな社会問題である。
その一方で、夏場の生活を脅かすのが水不足問題。こちらも、電力と同じくらいに、工場の操業や人々の生活を左右する隠然たる力を持っている。

電力の節減は、今年に限ったことではなく、人々全員の共通意識として未来永劫取り組まなければならない課題であろう。
水はどうか、無駄な垂れ流しなどもってのほかであるが、家庭のエアコン使用頻度を抑えるために植えた、緑のカーテンの朝顔やゴーやを枯らさないほどに水撒きを出来るのはうれしい。それも大きな節電効果の一つである。

夕方になって、庭に打ち水をして地熱を抑え、縁台を持ち出しウチワ片手に蚊を追いながら、一日の出来事をなにとはなしに話し合う。
身体も心地よく冷えるが、気持ちの中まで涼しさを運んでくれた夕涼み。
エアコンなど思いもつかなかったし、それで十分満ち足りていたのにな~

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい