「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「トマトが赤く熟れると・・・」

2011年07月23日 | 晴耕雨読

      

『 通り雨 かからぬ森や せみの声 』   梅室

夏真っ盛り。なのに何故か部屋を通り抜ける風が冷たく、思いがけない涼を運んでくれる。
昼間がガンガン日差しでも、夜がこうして涼しければ、眠りが深くなるだけでも、過ごしやすい夏と言えそうである。
それにしても今年の夏は、セミの声が異常に少ない気がするな~。

朝っぱらからアブラゼミの鳴き声を聞くと、もう汗が流れ落ちそうな気分にさせられるが、そこまでの夏がまだ来ていないのではなかろうか。
そう言えば、オアサギ君達も完全に飛び立てる成鳥になっているのに、未だ巣から離れない。昼間は狩りに出かけているが、夕方には自分が育った巣に戻って夜を過ごし、明け方にはけたたましく鳴き合わせる声がうるさい。
そのように、いまだセミも自分達の出番だと心得ていないのだろうか。それとも巷間ささやかれる如く、大震災という地球の異常に、おののいているのだろうか。

そうはいっても、昼間の太陽は分け隔てなく一様にエネルギーを振りまいてくれる。
『 天感甚寛恕 』 (てんかん はなはだ かんじょなり) お天道さまは本当にやさしい、誰彼の区別をなさらない・・・。ということのようだ。

お陰でスイカもキューリも良くできた。そして何より、トマトがよく生り、よく熟れた。
トマトが赤く実るとお医者さんが青くなる、と言われる。
それほどトマトには、身体の疲労回復・栄養補給の魔法が隠されている。

今年は桃太郎というトマトの苗を多く植えた。
真っ赤に熟れて、この頃では毎日幾つかの収穫がある。この桃太郎、小生好みである。
なにゆえ・・・? 言わずと知れたこと、まん丸いボデーの先っちょが、ツンとトンガッてsexyとは思われないか、ご同輩!
かぶりついたら元気が出そうな気がするのだが・・・。
だって、真っ赤に熟れたトマトは医者要らずなのだから・・・。お後がよろしいようで・・・。

コメント (4)
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