作業開始を待つ、漂流物運搬用チャーター漁船
今日は「海の日」。
あちこちの海水浴場で海開きが行われ、本格的な海水浴シーズンの幕開け。
こんな日に限ってお邪魔虫の台風襲来。
大型の強い勢力を保ったまま、日本列島を直撃しそうな台風6号。
未明から小雨のぱらつくあいにくの天候。今日は「瀬戸内海環境保全大作戦」と銘打った、地区に横たわる海岸線砂浜清掃の日。
それぞれの担当は朝6時集合。6時30分作業開始。100人150人と集まってくる。
久々の義務による早起き。広報担当で、集合写真撮影、記事の集約などが受け持ち。
大事なカメラを濡らしちゃならぬ。ビニール袋で覆いながら、あっちへウロウロこっちのアングル。重いものこそ多くは持たないが、歩きにくい砂浜をあっちこっち歩いた距離は誰にも負けない。それが取材班の宿命みたいなものだ。
「海洋国日本の繁栄は、海の恩恵によるところ大である。海に感謝し海を守る。そのためにも、水や自然環境の保全が欠かせない・・・」というようなことをおっしゃったと思う、当地区社会福祉協議会会長の挨拶の通り、海は「母なる海」である。
あらゆる生命を養い、育ててくれる大切な海である。
孫達もこよなく愛する身近な海。大切に守る手助けをするのもジジの役目であろう。
ただこの一帯は、通津美ケ浦公園以外全て遊泳禁止場所に指定されている。
指定する側に問題あるのか、指定しなかったら、無制限に・無秩序に遊びまくって、海の事故を起こしたり、海に沿って走る山陽本線の列車事故を起こしたりする我々の配慮の足り無さに問題があるのか。はたまた、生活排水の海への垂れ流しによる、健康管理への配慮か。さてどれだろう。
海の日に今一度胸に手を当てて考えてみたいところだ。