「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「恐怖の夏休み」

2011年07月21日 | 家族・孫話

       

台風6号も特別大きな被害もなく通り過ぎた。
湿度の高い、独特の蒸し暑さと厳しい陽射しが戻ってきた。

我が家には更に厳しい夏がやってきた。恐怖の夏とでも言おうか・・・。
小学5年と3年生、腕白盛りの兄弟の向こう40日間、夏休みが今日からスタート。
当然ながら、今日からじいちゃん学校のスタートでもある。

約束通り、宿題の一切合切全てを引っ提げて、8時45分にやってきた。
一通りの中味を説明させて、計画表作り。旅行や里帰りなど、分かっている予定をかき込み、学習計画もおおよそ決めた。
とてもこの通りに進むなど思いもしないが、先ずは計画を立てること。あれこれ予想して行事を書き込ませる作業に意義を求めて・・・。

5年生の兄ちゃんは、さすがはっきりした成長を見せる。昨年とは各段の差がある。先生か誰かに褒められて、確かな自信を身に付けた感がある。
3年生の弟は正直今一。世間一般の話や、小理屈をしゃべらせると目を見張る言葉を並べる。なのに、こういった、型にはめた宿題とか計画表作りには手を焼く。
その都度それらしき理屈も言う。そこを押さえ込まず、手綱を緩め過ぎず、こちらの思う方向に進めるのは骨が折れそうな予感。
道草食ったり立ち止まったり、よそ見をしたりして、なかなか田んぼが耕せない牛を、ムチを使わず時間通りに農耕を済ませようとするのに似ている。

ちょっと締めすぎると間違いなくじいちゃんの顔色を窺う様になる。そうさせないためにも、気長に辛抱強く、優しい横から目線で眺めてやらなければならない。
これが出来るかどうか、自信がない。つい大きな声が出そうになる。
そんなこんなを乗り越える暑い夏、長い夏が今日から始まった。

コメント (14)
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