寒い寒い北風に晒される中で、玄関先にある八重の白梅のつぼみが日に日にふくらんでいる。
まさに開花は時間の問題のようで、そろそろカウントダウンを始めてもよさそうな勢いである。それにしても寒さ厳しいなかで頑張るね~。ウメちゃん!
ところでカウントダウンはいくつから始めるのがいいのかな。50?100?それとも1000?
そうだ、5歳のチコちゃんなら知っているかも。でも逆に「カウントダウンて、なに?」って訊かれたらどう答えようか。
まぁ手堅い真面目な話なら、特定の時点までの残り時間を知るため、数を大きな方から小さな数へ、ゼロまで数えること。ということか。
つまり、何かの変わり目が目前に迫って来ていることをいうのだ。
さてこの白梅がほころぶのと、今必死に手がけていることの結果が出るのとどっちが先なのだろう。そういう意味では、今手がけていることこそ賛成か反対か、二つに一つの選択が残っているだけなのだから、これぞ本当のカウントダウンに入ったと言うべきかもしれない。
一度はいきなりのアンケートを出されて、「自治会館建設賛成か反対か」が問われた。即座に反対票が多くて、自治会館建設話はタブーの闇に葬られた。賛成討論も反対討論も一切無し。なんで必要なのかの議論もなければ、不要の議論もないまま「多数決」で「自治会館は必要なしと決定しました」と。
そんな過去を持つ締まりのない自治会で、反対決議された事実を「やっぱりおかしいでしょうが」と改めて「必要論」をぶち上げての今回の自治会事務所設置話。ここは一つ、熟年世代のあふれる田舎の小さな自治会を少しだけ活性させるために、旗揚げした人間が笑い者にならないためにも、賛同者を得て実現させなきゃならないのだ。ちっぽけな夢でも、何人かが喜ぶ遊び場が作れたらそれでいい。カウントダウンのその先に、いい音の鐘が鳴るといいのだが。