「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「孫に引かれて、引っ張って」

2021年01月05日 | 家族・孫話

                 
                                                         久しぶりの錦帯橋。岩国城から見渡す風景

久しぶりに時間のゆとりをもってやってきた高校3年生の孫君。お受験もお陰様で自ら選択した専門学校の入学を許され、後は卒業式を待つばかりの自由な身。「久しぶりにじいちゃんと城山に登ろうか」の誘いに「ええよ!」快諾。小5の三男君も「オレも一緒に行く」と言う。むさ苦しいのをガマンして男3人連れで城山へ。

4月からは都会に出て行く彼に、もう一度ジジと一緒の城山登りをせがむことはないかも知れない。そんな一抹の淋しさを感じながら、孤独な寮生活を始める彼にジジの思いを伝えるには、絶好のチャンスでもあった。
互いに多くは語らないが、幼稚園から小学校まで完璧なまでに付き合い、成長を見守ってきたジジとの思い出を噛みしめている様子も見せてくれた。

これから夢に向かって突き進む彼。老いを感じながらもエールを贈り続けようと思うジジ。立場は大きく異なるが、世間に向かう気持ちだけは似たようなものを持っていたい、とちょっと背伸びをしてみるジジである。

                               
                                            孫二人、門松の岩国城入り口で

コロナ禍で観光地は閑古鳥が鳴く。名勝岩国錦帯橋も例外ではなく、観光バスの1台も停まってはいない。お城周辺も観光客らしい姿はほとんどない。三密も気にせず、男3人、休憩用ベンチを占領してお茶とお菓子とサンドイッチの飲み食いを。
世間は仕事始め2日目と言う中で、こちらはまた一ついい正月をさせてもらった気分。それもこれも一つには、なんとか健康体を保っていられるからだと、密かに山の神に感謝している。
と思ったら、さすがに久しぶりの城山歩き、帰りの下り坂では膝が笑って困った。

コメント
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