また1枚暦をめくった。" 学ぶ意欲をしっかり持たないと 教わることが身につかない ” と大書してある。確かにそれは分かるけど、1年を通じて一番暑さを感じる8月の提言としては、ちょっとね~。ハイそうですかと受け入れるにはいささか抵抗を感じる。
八月葉月立秋の月。昼間の暑さの閉塞感も、夜に入ると気分も少しゆるんで、各地で繰り広げられる大小の夏祭りや花火大会に出かけてみたくなる。まさに、童謡にも演歌にも歌われるほど、日本人の心の奥にある郷愁を呼び起こすイベントが各地で計画されていたはずである。
それらの大半が、人混みによるコロナ感染リスク対策によって中止を余儀なくされている。オリンピックにおける日本選手の活躍はそれはそれで十分に楽しませてもらっている。が、季節の風物詩、日本の夏、を象徴する数々の定例行事が中止に追い込まれるのは寂しい限りである。夏祭りや花火大会、地域の盆踊りなどと言えば、小さな恋が芽生え、秋祭り頃には愛に変わる・・・・・・などというロマンがあったものだ。少なくとも我が青春時代はそうであった。遠い遠い昔の話だが。
いずれにしても暑い暑い8月。暑さに少し慣れてきた身体とは言え、油断は禁物。暑さ対策、コロナ対策は自己責任で『我が身を守る』しかないのだから。まん延防止対策だの緊急事態宣言だの、いつまで続くぬかるみぞ。自覚が足りないよね~。「感染してもオレは若いから大丈夫」などと甘っちょろい自覚不足を、オリンピック柔道金メダルになぞらえて「押さえ込みイッポン!!」とはならないものかねー。