水の中でも帽子は被ったままで日除けを 熱中症アラート
今日は朝からやや雲が厚くて、ほんの少し気温が低めであった。そうは云っても夏真っ盛り、曇ってはいても気温の上がり具合は激しい。
9時の時点で30度。10時:31 12時:32 14時:34度、このように右肩上がり。この温度上昇に合わせて乗用車の場合、ダッシュボードあたりは50~60度まで上昇する。そんな状況の中で、たとえマイクロバスといえども窓を閉め切った車内の温度は少なくとも40~50度に上がる。
1時間以上は、健康な大人でも熱中症になるというのに、5歳の子どもが9時間も放置されて生存できるわけがない。そんな痛ましい事件?事故?がまたまた発生した。それでなくても少ない大切な世界の宝物である子どもを、守るべき大人の不始末によって失う結果となってしまった。
原因があって結果があるわけだから、当然そこには反省が伴わなければならない。そして問題は確かな対策が立てられ、世間を上げて守り抜く覚悟が要るのかな。素人の岡目八目で勝手な発言かもしれないが、心の底からそう思う。
先日、8歳と4歳の姫孫を海に遊ばさた。その時は、水の事故と熱中症対策という二つの課題を課せられた。「たとえ水の中でも帽子は被る」という母親の固い申し付け、孫も心得たもので、濡れて重たくなった帽子でも脱ぐとは言わなかった。熱中症に対する普段の教えの一つなのである。
何かを置き忘れて、現実の厳しさに対する危機意識が薄らいでいる気がしてならない。それは子供を育てる、幼稚園・保育園といった幼児教育の現場も、コロナ対策をあれほど叫んでも他人事のように、個人の欲求を満足させることが優先されて、コロナ感染が収まらない今の世の中。
置き忘れた何かを取り戻し、節度のある人間社会を取り戻したい気がしますね~。