「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「文月ついたち」

2022年07月01日 | 季節の移ろい・出来事

       
        実が留まって10日目の大玉スイカ。やがて7kgに成長か 

       
        間違いなく成長を見せるカボチャ、5・6個は転がっている

本来なら梅雨の長雨に濡れて、水分をたっぷり含んだスイカやカボチャがグングン成長する季節のはず。
今年の場合、短い梅雨が早めに上がって、文月ついたちは畑がカラカラに乾きそうな強い陽射しに照らされて、作物は喉を渇かせている。
水不足がやかましくない今、せいぜい水撒きをしてやる。ここまで大きくなったのだもの、大事に最後まで食してあげたいよ。

このように夏野菜の成長を促す文月、7月の異名は情緒あふれる色んな呼び方があるの驚く。
文月(ふづき・ふみづき)を筆頭に穂含月(ほふみづき)、愛逢月(めであいづき) 、秋初月(あきはづき・あきそめつき)   など、その昔の粋な人たちが寄ってそれぞれに思い入れのある名前をつけあったのだろうか。それにしても感情豊かというか、興味深い思考ではある。                           

初心にもどって、7月の別称の代表格が「文月」なのは何故かと考えてしまう。
古くは、書物のことを“文”といい、7月7日の七夕の夜に、書物を開いて夜気にさらし、書の上達を祈る風習があったことから、文披月と呼ぶようになり、やがて真ん中の披の字が省略されて文月となったということらしい。また、私のような積ん読の常習者に、お天気の良い7月に書物を広げて日干ししなさい、ということから文月と呼ばれるようになったと聞いたこともある。

それにしても、油断をすると干からびてしまいそうな、厳しい日照り、厳しい暑さが続く7月。
マスクの上手な使い分けをして、水分補給回数を増やし、兎に角、熱中症に気をつけましょう、ご同輩。

コメント
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