「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「令和の暴挙、巨星撃つ」

2022年07月08日 | ビッグニュース

                                         
                   安倍晋三元首相の死亡確認医師の記者会見

令和4年7月8日午前11時半ごろ、奈良県奈良市大和西大寺駅近くで、参院選挙の応援演説に立った元内閣総理大臣安倍晋三氏が、41才の男に銃撃された。政治信条の違いなど確たる信念があっての犯行なのか、誰かに踊らされたのか、個人的な憂さ晴らしか、誰でもいいから人を殺すことで自らをこの世から消し去りたいという危険極まりない身勝手な思いによる犯行なのか。

事件発生から時間が経過することで、犯行の動機や背景など詳細が明らかになるのであろうが、このような現実が我が日本国内で、目の前で発生するとは思いもよらないことである。正直なところ、世界に向けて治安の良さを誇る我が国が、こんなことでいいのか、という思いはある。
どこかの国の独裁者に対する反抗や、罪なき人々を無差別に葬る罪悪人への天誅を下すのならともかく、今の我が国でこれほどの反逆行為・暴力行為が許されるのか。なんか口を開くのさえ空しくなる。

政治家も財界も口をそろえて「蛮行だ」「民主主義への挑戦だ」「許されない暴挙だ」と言う。
公衆の面前で、しかも明らかな殺意を持って至近距離から銃撃したおぞましい暴挙である。
ならば、今回の蛮行に対する処罰は速やかに決して欲しいものだ。弁護士による心身耗弱だの、なんだかんだ理屈をつけて、延々と結論を引き延ばすようなことはしないで欲しい。それこそ愚行である。民主主義ニッポンの強い心意気を、世界にも日本国内にも示すべきであろう。

力による現状変更や、脅しやたかり、核という暴力をちらつかせる野蛮、これらに毅然と対抗する心意気を示すことと全く同じ意味があると思う。

ここまで書いたところで「安倍晋三元首相67才、亡くなる」とのテロップが流れた。
気の毒である。ただただ心から冥福をお祈りしたい。そして、治安を守る警察庁・SPの要人護身の在り方にメスを入れて欲しい。
山口県出身の中でも息の長い、実力・論客の総理大臣。67歳という若さでの急逝は惜しい。色々あったが世界に通用する実力者であった。

コメント
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