「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「スタート!!」

2020年04月08日 | 家族・孫話

ついに発令!!新型コロナウイルス対策「緊急事態宣言」。
どれほど多くの人が、どれほど多くの損失や困窮を強いられることになるのか。
緊急事態宣言を発令せずに、今の状態を静観していたら、どれほど多くの人が命を落とすのか、どれほど多くの人がウイルスに感染して難儀をするのか、どれほど多くの医師や医療機関が破綻するのか・・・・・・考えただけで気持ちが沈む。

やはり人の命の重さを考えるとき、ウイルスや重病と闘うための措置として、緊急事態宣言が発令されて当然なのであろう。
そんな世界中が騒然とした中ではあるが、季節は動き、時は流れる。
胸躍らせてこの日を待った愛しい孫たちの晴れ姿を目にすることは、ホンの束の間ではあるが浮世を忘れさせる効果はあるようだ。

但し、これは飽くまでも小生個人の胸の内である。よその孫の話など聞く耳持たぬ。とおっしゃる向きには、ここまでとしたい。

         
           入学式に臨む笑顔の孫親子      校長先生のお話を聞いたあと、教室で。

これまで、3人の孫の小中高大それぞれの入学式は経験してきた。それはいずれも男の子で逞しさに期待するばかりであったような。
ここに来て初めて、今までとは少し異なる思いがする姫孫の小学校入学である。
本来なら、泊まり込みで駆けつけて、晴れ姿をこの目で確かめ、カメラに納めるところだが、なんせ今年の場合はそれが出来ない。
先ず往復が電車での3時間。3密全てに当てはまる危険状態に身を置くことになる。

兎に角、接触を出来るだけ避けなければならない現状は、晴れがましい席とは相容れない不釣り合いの感強しではある。
昨日の入学式を終えて、今日からいよいよ普通登校の彼女。それも路線バスを使う登下校。朝の出がけはお友だちがいっぱいいるが、帰りは下校時間がまちまちなので、一人で帰ってくることもあるという。でも母親に言わせれば「それもいい経験になるでしょう」と。

         
         入学式翌日の今日は、早速バス通学の見送りを、そして帰りの出迎えを受ける。

一方、臨時休校の1ヶ月あまりと春休みをじいちゃん学校で過ごした、娘の方の孫三兄弟の三男君。
散々遊びほうけた4年生の終わりを待って、こちらも今日から本格的な新学期スタート。
      
      初日の登校を終えて、我が家を素通りしてじいちゃんちへ。  岩国城の満開の桜を楽しんだ一昨日。

こんな二人が成長したときに、こんにちの状況をどんな思いで振り返るのだろう。
特に小学入学という記念すべき年が、こんな不幸な時に当たっていたと知ったらどんな思いをするのだろう。
そして成長した従兄妹同士がどんな話をするのだろう。その場に立ち会うのが不可能であるだけに興味は尽きない。

新たな一歩を、勇躍スタートした幼い二人。ただただ幸多かれと祈るのみである。

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「肩すかし」

2020年04月05日 | 季節の移ろい・出来事

この土・日2日間とも、抜けるような青空の最高のお天気に恵まれた。桜もこの地方ではまさしく満開の見頃でもある。
あのにっくきコロナ騒動さえなければ・・・。たら・れば話ほど空しいものはない、とわかっちゃいるが敢えて言わせてもらう。   

     

4月の第1土曜日は海土路(みどろ)天神さんの春のお祭り。 第1日曜日は藤生(ふじゅう)天神さんの春のお祭り。
隣り合わせの町が二日連続で、老若男女こぞって山車を引き、はしゃぎ回ってお花見と祭り気分を味わう。
「地元の春は天神祭から」と言われるほどに大切な大切なお祭りである。ちっちゃな田舎町の数少ないイベントの一つなのだ。
         

その春を呼ぶお祭りさえ、山車もしゃぎりも御神輿も全て取りやめとなった。その元凶がコロナウイルス騒動である。
行われたのは両社とも、神社総代さんや、地元自治会長さんや有志が30人ばかり集まって、玉串奉奠の神事のみ。
本来なら、祭りの法被を風になびかせ、神社境内は人人人であふれかえり熱気に包まれるはずである。

言うなればこの「人人人のあふれかえる熱気」が大敵となって、お祭り中止を余儀なくされたのだから、皮肉なことではある。
密閉・密集・密接のどれもが重なる部分の三密がコロナ感染の大きな要素とされている。密閉という部分では青天屋外なので大丈夫であろうが、密集・密接は普段以上の熱気を帯びる。濃厚接触もはなはだしい。やはり自粛という点では中止が妥当なのである。

百も承知でいるけれど、子どもたちや子どもの晴れ姿を期待したジジババにとっては大いに肩すかし。淋しい春ではある。
言っても詮無きことなれど、世の中の全てを狂わせて余りあるコロナ騒動。終息の道筋が見えないのは不気味だ。
明日からも、兎に角『自分のことは自分が守る』『そのことが他人を守る』に徹して、自粛自粛!!

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「自粛の中で」

2020年04月04日 | 地域活動

                                                          
                                                         足越伸ばして1.2.3ラジオ体操で深呼吸

右を向いても左を見ても、天を仰いでも足元見ても、コロナコロナで深呼吸さえままならない窮屈な日々。
パンでミックに始まって、クラス ター、オーバーシュート。どれをとっても爆発的感染拡大を意味する言葉が飛び交う。
本当に気を付けて、三密対策はもとより、手薄になりがちなマスクを上手に使いこなし、手洗い、自粛、引きこもり。

本来なら「引きこもり」などと言うと、反社会的な順応不足などという負のイメージで捉えられていたはず。
ところがここに来て、先ずは不要不急の外出を控える。人混みを避ける。買い物も可能な限り抑える。つまり家の中にじっとしている「引きこもり」こそが最大の防御策の一つというから、コロナの恐ろしさが如何ばかりか、思い知らされる。

時は春休み。この春から5年生になる元気ジルシの孫君を、それほど家の中にこもらせるのは至難の業である。
火・水・金の集3日。団地公園であるラジオ体操に連れて行く。というか、よそのじいちゃんばあちゃんにいち早く馴染んだ彼は「体操に行くよ」とこのジジを引っ張る。10人ばかりの人数でやるラジオ体操は、なんか特別ないいことをしている気分になる。
始めてから4ヶ月余。増える傾向にあるのは嬉しい。

家の中ではそうそう腰を伸ばすこともない。しかし、青天の団地公園に音楽が流れ始めると、自然に身体が動き始める。それほど耳に身体に染み込んだラジオ体操メロディ。
引きこもりが奨励される中でのアウトドアは、若干の後ろめたさはあっても、足越伸ばすと気持ちも伸びる。深呼吸もしやすくなる。
その体操に続くグラウンド・ゴルフ。このくらいはさせてもらっても、バチ当たらないよね~。

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「エイプリルフール」

2020年04月01日 | ニュース・世相

「コロナの字 いくつあるかと 見る朝刊」  毎日新聞 仲畑流万能川柳より

今ひとつ 「エイプリルフール ウソでもいいなら 新型コロナ 終息!」

今日は早くも4月ついたち。
花見に浮かれ「やっぱりソメイヨシノはきれいだね~」などと言い交わすはずの、1年中で最もいい季節。
4月ついたちにちなんでウソの一つも言っていいのなら、『コロナ終息!!』と、思いっきり大声で叫んでみたいよ。

「めっちゃヒマ 親子でボヤく 休校日」   上記に同じ。

せめてお天気でもよけりゃ、ちょっとそこまでと、お茶を濁せば時間が少しつぶせるけれど、朝から止み間なしの冷たい雨ときたらもう目も当てられない。
といっても、今は特別休校ではなく、フツーの春休みなのだから、じいちゃん学校登校も受け入れるしかない。

マスク着用は、自分を守るだけじゃなく、他人を守る特効薬にもなりそうだ。
きゅうくつだ、息苦しいだと嘆くのは、とんでもない思い上がりなんだよね~。

晴れて入社式を迎えた新社会人。マスク着用でしかも個別入社式。辞令交付の感激の握手も無し。気の毒だね~。
それでもこの不況の中、内定取り消しもなく無事に入社式を迎えられたらオンの字と喜ぶべきとは。どう考えてもフツーじゃないよね。

 

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