「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「コロナ第3波が」

2020年11月17日 | ニュース・世相

                 

連日連夜感染者数の拡大が報じられるコロナ禍。
喉元過ぎれば熱さを忘れるのは、日本人だけに当てはまることわざではなさそうだ。発症当時の危機感が少し薄れ、緊急非常事態宣言も遠い昔の話のような気分になっていないか、心配でしょうがない。

自粛、不要不急の外出を控えるおこもり、他県への移動禁止、外食の禁止、など今では懐かしい言葉になりつつあるのではないのかねー。
「何をどう注意すればいいの?」「どこにいたって何をしたって目に見えない相手なのだから、感染しちゃったら仕方ないよね」などと開き直ってはいないだろうか、あきらめの心境が頭をもたげてはいないのかねー。などと気に掛かかる。

ここ数日、山口県のコロナ感染者数値がゼロを示さない。ほぼ毎日のように何人か発生している。
我が住む町でもクラスターによる臨時休校を余儀なくされた県立高校もある。接待を伴う飲食店関連で広がったクラスターは、ついに市内2番目に大きな医療センターに飛び火した。しばらくは閉鎖を覚悟するようだ。
いよいよ身近に迫っている。昨日1日で岩国市内で20~70歳代の男女8人の感染者を出した。

今までも決して楽観視などしたつもりはないが、気持ちのどこかに「遠いところでの出来事」みたいな思いがあるにはあった、と思う。豪雨災害や土砂崩れと同じように「まさか我が家が」「このあたりには来はせんじゃろう」などと根拠のない安心神話を信じたい気持ちはあった。そんな甘っちょろさはたちまち命取りになり兼ねない切迫状況に陥っている。

先ずはマスクはとっかえひっかえ確実に着用。本当に少し距離を保つように、気合を入れなおそう。
もうこれでいいや、などという命はどこにもない。己も周りも守り抜いて、全うしてこその天から授かった命である。ちょっと大げさ?? ウン、少し大げさくらいがちょうどいいかも。

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「小春日和にひといき」

2020年11月15日 | 季節の移ろい・出来事

  
  通化寺山門下から境内を見上げる       境内から山門の外側を眺めて 

クルマでおよそ30分も走った、ちょっと山の奥まったところにある「通化寺(つうけいじ)」という歴史を秘めた由緒ある古刹で、毎年開かれているもみじ祭りを覗いてみた。
昨日も今日も、絵に描いたような小春日和。さぞかし紅葉狩り客も多かろうと覚悟して、マスクに消毒液持参のコロナ対策体制万全で出かけた。

何のことはない、ポツンポツンとまばらな人影。足元では、山懐だけあってイノシシ君のミミズ探しで至る所、重機で掘り返したようなぐじゃぐじゃな泥んこが顔を出してはいるものの、コロナ感染の心配をする「蜜」などの状況は全くなし。安堵してゆっくり心行くまでの紅葉見物。まさに「小春日和にひといきついて」といった趣。

   真っ黄色の葉っぱが地面を覆う「黄落」      真っ赤なカエデが地面を染める「赤の絨毯」

かつて、幕府による第二次長州征伐の折、芸州口の戦いに向けて、高杉晋作率いる騎兵隊遊撃隊が駐屯し、ここから出撃した長州軍が幕府軍本体を撃破したことで、明治維新が一気に加速したともいわれ、近隣では名を馳せたお寺でもある。安倍総理大臣揮毫の記念碑も建っている。
本堂の側面に広がる山肌を基盤にした、雪州作と言われる雪州庭や心字池もある。但し、過疎による人手不足で現在の心字池は草ぼうぼう、気の毒なほどの荒れようである。が、見るべきものはある。

ご当地検定試験が盛んな頃、誘われるままに「岩国検定実行委員」の仲間入り。頭脳明晰なリーダーに引っ張られてあちこち現地調査に赴いた場所でもあり、仲間とお花見をしたこともある、懐かしい場所でもある。

                              
抜けるような青空と小春日に照らされて、輝きを増す黄金色がまばゆい、晩秋のひと時を楽しんだ。
田舎には田舎の良さがあるものだ。この光景を将来に残したいと思うが、はてさて、檀家を10軒を下回る。なんとかしたいと、訪れるたびに思うのだが。

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「人のふんどし」

2020年11月13日 | つれづれ噺

      路線バス停

  上ー梅田(ジョー・バイデン)

    (かみ うめだ)

山口県宇部市の路線バスに「上-梅田」(かみ-うめだ)というバス停があるのだそうな。
過疎と高齢化はどこも同じで、路線バスはどの都市でも田舎でも、採算の取れる事業ではない。
それでも、何とかして一人でも多くの利用者を確保したいと願うのが、運営する自治体であり、運営移管された会社である。

そんな淋しい話ばかりが飛び交う中、宇部市の路線バス停の名前の音読み訓読みが話題となっているという。ひとたびネットに乗って数人の目に留まれば、たちまち話題騒然と膨れ上がる現代。このバス停もご多分に漏れず、「上梅田」をジョー・バイデンと読ませて話題を呼ぼうと躍起になっている。
そりゃそうだろう。あのトランプを破り捨ててエースにのし上がったアメリカ大統領、ジョー・バイデン氏と同じ読み方なのだ。

かつてオバマ大統領誕生に合わせて、福井県小浜市が一躍有名になった過去がある。
夢よもう一度。人のふんどしで相撲を取るような話である。が、そこまでしても、採算の取れない路線バスを廃止できないのも現実である。
経済大国らしい、日本中隅々まで行き届く優しさを。と求めたいところだが、それを本気で求めたら国家の経済はどうなるんじゃろう。

それらを賄えるほど、企業が利益を上げ、従業員や地域に還元する社会構造の再来はないものか。
少なくとも、昭和にはそれがあったと思っている。宇部市と言えばセメント。セメントといえば宇部市と相場が決まっていた。それほどにセメントと鉱業
の町として殷賑を極めたのがついこの前のような気がする。それにしても歴史の流れは速いねー。

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「ひとつ終わった!」

2020年11月12日 | カープ一喜一憂

                                
          地元マツスタで最終戦を終えて、ファンに挨拶

今年のプロ野球が終わった。と言ったら叱られるかもしれない。パリーグではCSが。それが終われば日本シリーズが残っている。
まあそういうことからいうならば、さしずめカープのペナントレースは終わった、というべきだろう。
早い話が120試合戦って52勝56敗12引き分け、借金4、勝率4割8分1厘で5位。という数字。思うところは色々あっても受け入れるしかない。
ちなみに最下位ヤクルトは、41勝69敗10引き分け。電卓が要るほどの負け越しで勝率3割7分3厘。

カープもヤクルトも投手出身監督1年生という条件は同じ。やはり、投手出身者の監督としての資質はどうなんだろう。
今年のカープを見る限りでは、「オイオイ、その采配違うんじゃないの?」「バッター心理が読めてないんじゃないの?」と首をかしげるシーンが、間違いなく多かった。ソレいけワッショイのお祭りシーンが何度かあったはずなのに、そういった盛り上がりをことごとくつぶしにかかった監督でもあったような。
もちろん持って生まれた性格や、マウンド上で孤独と闘い続けた投手というポジションに、総指揮官とは相いれない精神的ギャップがあったのか。

思えばあの8月9月の戦いの中で、4番鈴木誠也の覇気のない打席を見るに見兼ねてトイレ休憩に当てたアタシの勘はどうだったのだろう。
終わってみれば、5年連続打率3割、25ホームランは、プロ野球史上過去3人しかいない。王さん・落合さんそれに小笠原さんという大打者の持つ大記録なのだという。その仲間入りなのだから、大したことをやってのけたのだ。やっぱり誠也は大打者なのだ。ならばあの負けが込むときに「オレがなんとかしてやろう」という意気込みを見せて欲しかったねー。

兎に角ひとつ終わった。夕方6時からテレビにしがみつく生活とお別れだ。但し半年間だけ。
今日から生活のリズムが正常に戻るのを喜ぼう。そして再び素晴らしいコーチが戻ってくる。また来年に夢を託して、しばらくの間イライラを忘れ、穏やかに自分のことに時間を使おう。といいつつ、新聞のスポーツ欄にカープ関連の記事を探す毎日に変わりはないのであろうが。

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「艶やかさを競って」

2020年11月11日 | 季節の移ろい・出来事

 「隠れ紅葉の名所」と勝手に名付けている地元岩国の「もみじ谷公園」の紅葉。
今日かな明日かなと思いつつ見ごろを迎えるのを待っていた。「そろそろよ」とか「かなりきれいになってるよ」などの情報が耳に入り始めた今日。
国の名勝錦帯橋の奥座敷にあたる彼の地を尋ねてみた。と言えば少し大げさだが、錦帯橋周辺でなにかの催しがあれば必ず通る道すがらではある。
ただそこには、今を盛りと艶やかさを競うイロハモミジが迎えてくれるのが嬉しい。もちろん、「もう少し待ってね」と黄色を誇るモミジもある。銀杏も今少しの猶予を欲しがっている様子様子。

    

小生ごとき写真の腕前で、このような季節の旬を切り取って皆様のお目にかけるのは、いささかおこがましいことと承知してはいるものの、
やはり撮るのは今でしょ、と被写体に誘われるとついついシャッターを押したくなる。まあ飽くまでも自己満足の世界と思召せ。

    

それにしても日本の四季とは、元朝のご来光から大みそかの除夜の鐘まで、一年を通して、優しさと厳しさと、癒しと憔悴と、美しさと醜さと、何もかもないまぜにした自然の移り変わりの妙を見せてくれるものではある。そんな四季と上手に付き合い、四季を楽しむ術を知っている。当たり前のことではあるが実にありがたいことである。他にも感謝するべきことはたくさんあるが、四季折々に自然に対して自然に沸き上がる感謝の念は忘れることはできない。

   

こんなものではない紅葉の美しい秘密のスポットをお持ちの方は、世の中には大勢おられることと思ってはいるが、それはそれ、これはこれ。
岩国という田舎の「隠れ紅葉の名所」の一部をご紹介させて頂いた次第である。

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「祥月命日」

2020年11月10日 | 思い出話

           

思わず、着ているものの襟を立てさせる晩秋の冷たい風が、緩やかに頬を打つ夕暮れどき。
「至急来て下さい」と掛かって来た介護施設の電話の向こうで、静かに臨終を迎えた母。
クルマをすっ飛ばして25分。施設に着いたときにはすでにこときれていた。
あの日から12年。13回忌祥月命日を迎えた。明治41年4月1日生れ。享年100才7ヶ月。

ここ数年で100才を越える人が一気に増えてきた感じがあるが、12年前の100才超はまだ珍しさが残っていて「長生きじゃったね~」と周囲の人から、羨ましがられたのか、慰められたのか、真意は分からないままではある。が、何はともあれ母の生涯を同居できたことに、「少しは親孝行できたかな」などと自己満足したあの瞬間を思い出す。

その後でジワ~っと胸の奥に湧き上がる思いがある。倅としてもう少し何かをしてやれたのではないか。介護施設にお世話になる前の、認知が段々色濃くなる変わり目は、こちらも認知介護のど素人。オロオロするのが先ですぐに感情が抑えきれなくなったこともあったね~。今ならもう少し優しく、おふくろの思いに沿ってやれたのに、などと自らの介護不足を今さら悔悟してもあとの祭りでしかない。

母にとっては孫である近くに住む私の娘が、孫・ひ孫一同と札のついた豪華な花束をお供えしてくれた。そのお花に引きずられるように、仏壇に手を合わせる。何かしら湿っぽい気持ちの一日であった。それでいいのだ。1年に1日訪れる祥月命日。それも今日は13回忌である。

亡くなる半年前あたりから、言葉もなくなり意思の疎通が難しくなった。それでも週に2・3回は見舞い、そのたびに蒸しタオルで顔をきれいに拭いて「べっぴんになったよ」と耳元で声を掛けると、うっすら笑みを浮かべて、私の手を握ろうとする。その暖かな、間違いなく命が通っている手を握るとすぐに眠りに落ちた。
そんな遠い日の母の姿をたまにでも思い起こすことが、仏壇を、お墓を守る者の幸せと言えるのであろう。

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「人の振り見て…」

2020年11月09日 | つれづれ噺

       

プロ野球もコロナ感染対策によるイレギュラーペナントレースが季節を外して開幕したが、ここにきていよいよ最終版を迎えた。
スポーツ新聞も、一般新聞のスポーツ欄も、消化試合となって書くべきネタに苦慮する時期かと思いきや、そんなに生易しくはない。
プロ野球担当記者の場合、ペナントレースが終わったら、新たに始まるのが「ストーブリーグ」という大層なネタが待っていてくれる。

この季節になると、何故か思い出す言葉がある。『超二流』。現在の巨人や西武ライオンズ、横浜DeNAなど5球団の監督を務め、名将と呼ばれた「三原脩」氏が放った造語である。一流とは言えないけれど二流ではない。チームの主力が欠ければ代役を務め、時に主力を上回る活躍をする。そんな、いつもは日の当たる場所ではないが、陰にうずくまってばかりではない。少し日を当てればキラリッ輝いて見せる選手のことである。

年間130試合も140試合もこなすプロ野球の世界。一流ばかりで戦えるならそれでよし。しかしそれは現実問題不可能である。
控えと呼ばれる選手や、走塁や守備、犠打などのスペシャリストと呼ばれる選手など、チーム全体が一つになって戦う。それらの代役が一流をしのぐ活躍をするチームは強いのだ。監督と呼ばれる人は、それら個々の選手の力量や個性を見出して、使いこなすのが最大の仕事である。

プロ野球の世界ばかりではない。ごく普通の我々の日常生活の中で、これに似たようなことはゴマンと転がっている。
ただプロ野球選手と違って、専門的な道を歩んできたうえで選ばれた者ではないのだから、誰もが一流という世界ではない。
好きな道であったり、趣味とする場合など、人知れず努力して玄人はだしと呼ばれる一流に近い人もいる。そんな人と巡り合い、互いに磨き合えるチャンスに恵まれることは、その人にとってラッキーなことに違いない。

そしてさらにその人に近づこうと必死の努力をする。必死の努力をしないまでも、それなりの秘めた実力を発揮して代役を務めおおせる人もいる。そんな人のことを世間では「スーパーサブ」と呼んだりする。三原脩氏の言う「超二流」を現代語に訳すと「スーパーサブ」ということになるのだろうか。

いつもかつも世間の表舞台でリーダーと呼ばれるためには、先ず責任感が必要となる。次いで人知れずそれなりの努力が要る。そのうえで素晴らしいリーダーは、その影に潜むサブの力を見出し、使いこなすところにあるのかな~ などと、一流ではない、二流にも程遠い三流が、勝手な思いを巡らせている、深み行く秋の夜である。

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「規模縮小にて」

2020年11月08日 | 地域活動

                                    

2年3ヶ月待たされた「瀬戸内海環境保全大作戦」と銘打った、瀬戸内海を守る海岸清掃を、地区社会福祉協議会の呼びかけで実施した。
思えば、2018年7月16日海の日に約600人の参加を得て、大々的に実施して以来の実行である。
昨年も当然ながら予定していたが、前日になって当地方を襲った台風により急遽中止を余儀なくされた。さて今年こそと張り切って、例年通り「海の日実施」を目標に準備をしていた。ところが今度は「コロナ騒動」による、集団行動の自粛により中止に追い込まれた。

                                       

特に今年の場合、集中豪雨や台風接近によって大量の漂着物が打ち寄せられた。
線路をまたぐ陸橋から眺める砂浜は、無残にも流木の山やごみによって荒れ放題で、見るに忍びない状態であった。
「何とかしようや」と、協議会内部で検討を進め「流木の再流失を防ぐ意味からも、やろうや!」といことに決まった。

兎に角コロナ対策最優先で、清掃規模の縮小に継ぐ縮小を掲げた。例年の協議より遙かに慎重な審議を繰り返す中で、地区内の中学校と高校にだけ話を持ちかけた。特に中学校は毎年、ほぼ全生徒に近い250人規模で積極的な参加を得ていた。今年の場合多くの参加を期待せず、校長先生の裁量にお任せした。飽くまでも希望者だけの参加であったが、生徒・教職員合わせて50人の参加を得た。
総合高校も、校長・教師と生徒で10人規模。当然我々社協仲間が50人。トータル110人程度の縮小規模となり、これは主催者にとって有り難かった。但し、そのぶんコロナ感染対策にはピリピリ。

これまでとは全く異なる作業手順、作業方法を考え、少人数による最大の効果を求めた。
「仕事は大人数、美味いものは小人数」とのことわざを跳ね返し、大仕事を小人数でこなした。と思っている。
これからは、コロナに負けず、コロナと共に、自分らしく生きる生活様式が求められる。
恐れてばかりはいられない。しかし、なめたら元も子もない。バランス感覚を忘れず、やるべきことはやる。そこには深慮遠謀、最大限の工夫を思い巡らす。そんな目に見えない陰の力が必要なのかも。

                               

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「お疲れ様!」

2020年11月07日 | カープ一喜一憂

   

広島カープ一筋19年間。正捕手の座を長く勤め上げた石原慶幸選手が、今日をもってその選手生活に
別れを告げた。41才という年令は、プロ野球社会ではおおむね限界に近い年令である。言ってみれば定年退職に近い、祝賀ムードの中でのお別れである。満面の笑顔と、全てをやり遂げた安堵感が充満するグラウンドは、爽やかさに包まれていた。

マツダスタジアムに詰めかけた1万6千人超のファンから送られる万雷のねぎらいの拍手で始まった引退セレモニーは、石原選手の人柄があふれ出る素晴らしい「お別れの言葉」と共にその場の雰囲気を盛り上げていった。彼のひたむきな野球人生を象徴するような、意気に感じる感謝の言葉は、今日また改めてカープファンの心に「カープファンでよかった」と思わせる素敵なセレモニーであったと思う。

                           
相手チームの阪神ファンからも「敵ながらあっぱれ」の横断幕が掲げられたり、同じく今季で阪神のユニフォームを脱ぐ藤川球児選手は「石原選手引退記念Tシャツ」を着てセレモニーに花を添えてくれた。敵からも味方からもその功績を称えられて引退する選手は、まさに冥利に尽きる微笑ましい光景を見せてくれた。
そして何よりのサプライズは、長年カープ球団で共に戦った黒田博樹さんと新井貴浩さんが、スーツ姿で登場し花束贈呈、そして少しの談笑を見せてくれた。これもひとえに石原選手ならではの、ファンサービスになったのだと思えた。                                       

華やかに入団し、華やかな活躍をして、その選手生命の最後まで好きな野球を続けられる。そして惜しまれて引退する。実に羨ましくも素晴らしい人世である。改めて「おつかれさま」の拍手を贈りたい。
捕手というポジションは、将来の指導者たる実績を積み上げた人がたくさんいる。石原選手もやがてカープのそれなりの椅子に座る日が来るのだろう。その時はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみである。

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「秋の夜長を」

2020年11月05日 | ニュース・世相

                                                       

秋の夜長を持て余すなどと言うほどの余裕はないのだけれど、楽しみにしている人様のブログを拝見したり、自分の趣味に似た人はいないかちょっと探してみたり。
それにしても世の中、なんと暇人の多いこと多いこと。あきれるほどである。

「〇〇重要な通知」「◎◎お支払い方法の変更通知」「△△カード情報を凍結しました」「あなたのカードが不正利用された可能性があるので至急確認を」「登録情報を変更してください」こんな下らないメールがドンドコ送られて来る。かと思えば、「今すぐスキャンをすれば××ギガの空きが生じます」とか、セキュリティ大手の実名入りで「クリックしてスキャンしてください」などとまことしやかにメールが入る。

こちらもすぐにインターネットで発信者をさぐってみると「それは詐欺の可能性が高いです」と書かれている。大手証券会社のカードを標的に「カード使用を停止しました」と脅してクリックさせようとする。この手の新たなフイッシング詐欺が蔓延している。油断も隙もあったもんじゃない。

何もしないでお金が入ったり、元金がすぐに数倍になったりする話がこの世の中に存在するだろうか。と分かってはいても、思ってはいても、つい油断したり、俗に言う魔が差したりして迂闊にもクリックしてしまう。などという愚を犯さないよう、気を付けましょうブロ友の皆さん。
先方は弱みにつけ込むこと、人を騙して巻き上げることを職業としているプロ集団。頭は決して悪くない。
そんなことをふと思う秋の夜長である。詐欺集団の餌食にならないように!!

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