夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

P.J.トレーシー著「闇に浮かぶ牛」 集英社文庫

2008-08-30 23:39:25 | 本と雑誌

P.J.トレーシー著「闇に浮かぶ牛」 集英社文庫
P.J.トレーシー著「闇に浮かぶ牛」 集英社文庫
のどかな田舎町で罪も無い人々と家畜 全ての生き物に それは訪れた

旅の途中 車の故障で その町についた女性 三人が見たのは 生きた人間も乗り物も無い町

FBI心理捜査官にしてキングスフォード郡保安官補のシャロン
殺人犯につけ狙われた過去あるグレース

やはりちょっと辛い過去あるアニ―

三人揃えば小さな国の一つくらいはぶっつぶせる―とも言われる三人が遭遇したのは サリンを使おうとするテロリスト

絶体絶命な中 彼女達は テロリストの囲みを破る為に―

一方 行方不明になった彼女達を案じる男達は チームを組んであらゆる手段で 捜し続ける

「沈黙の虫たち」に続くシリーズ第二作です


J.K.ローリング著「ハリー・ポッターと死の秘宝」上下 静山社

2008-08-30 10:14:17 | 本と雑誌

J.K.ローリング著「ハリー・ポッターと死の秘宝」上下 静山社
J.K.ローリング著「ハリー・ポッターと死の秘宝」上下 静山社
松岡佑子 訳
シリーズ第一作「ハリー・ポッターと賢者の石」

第二作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

第三作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

第四作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

第五作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

第六作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
長い長い物語は遂に完結する

闇の帝王ヴォルデモートを倒す為に ハリーだけでなく 今一人の人間こそ過酷な報われることない生き方を選んできたのだと明かされる

少年時代に芽生えた恋心 相手が死のうとも変わらぬ深い愛ゆえに
自責の念と深い後悔
間違った選択が 彼に与えた悲嘆

ハリーの緑の瞳

魔法学校ホグワーツの敬愛される偉大な校長ダンブルドアは死んだ
ヴォルデモートの分霊箱を破壊していく―その仕事を完遂すること ヴォルデモートを完全に退治する為に

ロンとハーマイオニーもハリーと行動を共にすると固く決心していた

ハリーが17才になれば 彼の母リリーがかけた守りは期限切れになる

自分を脅かす予言の相手をヴォルデモートは自分の手で殺すと決めていた

死んだダンブルドアについて書かれた本もハリーを惑わす

ロンの兄ビルの結婚
ヴォルデモートの手先達は魔法省を乗っ取り
マグルや純血で無い者達への迫害と粛清を始めた

またホグワーツへも手を伸ばす

様々な冒険の末 分霊箱の一つが ホグワーツにあると確信したハリー達は そこに向かい ダンブルドアの弟アバーフォスに助けられる
アバーフォスの店の通路からホグワーツに

そうして最後の戦いが始まり ハリーは自分にしかできないことを知る

訳された松岡佑子さんのあとがきが またいい

このシリーズへの愛情深い思い入れが感じられる

読み終えて あとがきを読み 更に二度三度
またシリーズの最初の一冊から 読み返したくなってくるかと思う

ロンやハリーや マルフォイの子供達

第二世代の物語も読みたくなってしまうのだ

繰り返し読むに価する物語です

長さと厚さに負けず―読んで下さい