先日作った野菜入りハンバーグのたねの残り半分を解凍し団子にまとめて利用
ーこれも一種の手抜きと申せましょう・笑ー
それをルクエのスチームケースの中にクッキングシートを敷いて入れます
電子レンジに六分ほどかけます
皮をむき適当な大きさに切った茄子と人参を耐熱容器に入れ電子レンジに八分ほどかけます
油を薄く引いた炒め鍋に肉団子を入れ 周囲に焼き色をつけます
野菜を加え
鶏ガラスープ少量・醤油ちびっと・黒酢少量・カロリーを抑えた人工甘味料を入れて煮立て 水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がり
普通 肉団子は油で揚げて作るのですが クッキングシートを敷き 蒸すことで カロリーを抑えられるかしらと
調理の一部に電子レンジを使い より簡単により短い時間で作れないかしらと
手間惜しみしつつ
作ってみました
卜部教授が急死する
空いた教授の座へ 時期が悪いと思いつつ候補として名乗りを上げる実川だが ライバルの長崎も又彼なりの思惑から名乗りをあげていた
脳死状態の息子持つ母親は臓器提供を申し出るが 教授候補の実川にはタイミングが悪すぎた
病院に勤務する浪子の縁から 町長・大川が移植されることとなり当麻は 応援に青木を招く
他の応援の医師が交通事故で来られないなどのアクシデントはあったものの 当麻は手術を成功させる
だがまたあの上坂記者が嗅ぎ付けたことから大騒ぎとなり 当麻はある処分を受ける
当麻は大川翔子に彼女が大学院を卒業したならばーと結婚の意志あることを話す
当麻に思いを寄せる京子や浪子達は それとなく気付き悲しく苦しい
当麻は日本を離れることを決意し 彼を師と仰ぐ矢野もついていくことを決める
当麻がいなくなる病院では 当麻へのやっかみで姑息な動きをした医師や人間達への反感や 病院への嫌気を起こす者も多くいた
新たな病院へ当麻は旅立つ
物語は「孤高のメス 神の手にはあらず」〈全4巻〉へ続きます
この作品が書かれた動機については 6巻の著者自身によるあとがきに詳しいです
小説に出てくる簡単な手術もまともにできず 診察すら正しくできない医師の存在には ぞっとします
この患者を完治させよう
そういう医師に診察・治療してほしいと願いながら通院し
通院するごとに増えるだけの薬とそれによっての副作用で
どうせ治らないのなら 薬代もかかるばかり 長生きできなくてかまわない
と自分の改善されない病状が嫌になり通院をやめる患者もいます
病院に来ない患者が悪いと医師は思い言うかもしれない
しかし治らない・改善されない状態が続く辛さは 医師が病気にならなければ判らないでしょう
いつか自分が何かで何処かが不自由な状態とかにならなければ
もしくは自身の家族に病人か 自身が介護の経験をしなければ理解できないのです
元気な人間には 急に来る目眩や息切れ
電車が地下に入っただけで何かに気をそらさなければ息苦しくなったり
車でもトンネルに長くいると土中に閉じこめられたようになる気持ちまでは わからないでしょう
ただ検査結果のプリントされたデータだけ見ている医師には
患者の訴える症状を真剣にどころか 話を聞こうともしない医師もいます
若い医師任せで 自分の休みばかりは確保する医師も
自分の気まぐれや機嫌で患者に対する態度を変える医師も
寝る時間を惜しみ患者を治療する 頭の下がる医師もいるのですが
信用できる医師に診察してほしいー治してほしいから 人は病院へ行くのです
危篤の母のもとに駆け付ける途中 当麻は今してきた肝臓移植の手術が既に記事となっていることに驚く
長い手術を終えた実川は 悪意すら感じられる記者・上坂の質問に辟易する
当麻の母の葬儀に現れた大川翔子の姿に 当麻に片想いする京子は 心落ち着かぬ物を感じる
今は病院を離れた青木医師に寄せられた思いには 迷惑なものを感じつつ 自分は当麻を諦めきれないのだった
当麻は他の医師が辞職したことから 青木医師に戻ってきて欲しいと考えていた
青木は京子への恋を当麻に相談する
京子は青木医師が戻ってくるなら自分は病院をやめるーそう当麻に言うのだった
翔子のことは気になりながらも 若くして死んだ恋人のことが残ってはいる当麻だが 翔子の父の病気にも気付きー
また亡き母の知人だった男性の話にも感銘を受ける
手術は成功するも 後日患者が死んだことで騒がれる実川に 卜部教授は当麻のせいにしてしまえとけしかける
卜部の夢を知った時 それでも実川は嫌いで苦手だった相手の姿に 奇妙な思いを味わった