基本の分量は16×7×高さ6の型で作るようになっています
薄力粉120g ベーキングパウダー小匙 1.5杯
卵 2個
サラダ油 大匙 3杯
砂糖と牛乳はそれぞれ 大匙1杯
塩 ひとつまみ
胡椒 少々
中に入れる具は
赤パプリカ 50g
ロースハム 50g
玉葱 30g
プロセスチーズ 30g
パセリのみじん切り 大匙2杯
でした
薄力粉とベーキングパウダーを合わせて ふるいにかけこしておきます
型にクッキングシートを型よりやや長めに端が出るように敷いておきます
ボールに卵を割り入れ 砂糖を加え 泡立て器で混ぜます
塩 胡椒を入れ サラダ油を加え混ぜます
次に牛乳を加え混ぜます
粉を加え ゴムべらで切るようにさっくり混ぜます
具を加え180度に予熱したオーブンで10分焼いて一度取り出し 縦中央に水で濡らしたナイフで切れ目を入れ 170度に温度を下げたオーブンで 20~25分焼きます
ですが 我が家にある型は長さ25センチほどあり大きいので分量は割り増しで 焼く時間もやや長く作っています
中に入れる具も有り合わせで
パセリ・人参・サツマイモをみじん切りに ハムも適当に小さく
焼き時間は 最初20分 温度を下げてから25分で
不安だと途中で焼け具合を確かめながら 焼き時間を調節すれば良いかと思います
焼き上がりました
余り時間で簡単に作れます
前作「賢者はベンチで思索する」で 不思議な赤坂老人と知り合った久里子
日常のささやかな疑問・謎を解き自身も謎(秘密)持つ赤坂
正社員になったのも束の間・・・クビになりそれを家族にも言い出せないでいた久里子は犬の散歩中 赤坂老人と再会する 「たったひとつの後悔」
久里子は謎を抱えていた
会社側は久里子が勝手に辞めたと思っているのだ
それってすっきりしない
赤坂老人のアドバイスはー
「パレードがやってくる」
イタリアに料理修業に行った弓田が年末帰国する
弓田と久里子は付き合っているような友人のような微妙な関係
弓田の幼なじみの娘・明日香の登場で 弓田とぎこちなくなる久里子
久里子は弓田が好きなのに彼の気持ちがわからない
明日香は何か思惑ありげだしー
「ふたつめの月」
就職できた報告を赤坂老人にして別れたあと久里子は嫌な音に悪い予感がする
轢かれたのは赤坂老人だった
刑事の話では 赤坂老人を狙って車は向かってきたらしい
怪我で入院し動けない赤坂老人の頼みを引き受ける久里子
明日香の気持ちもわかり 久里子は色々明るい材料を得ている
弓田とも気持ちが通じ合いー
矢先に赤坂老人は病院から姿を消す
眺めていると見えてくるもの
気付くもの
意地悪な謎
優しい謎
危険な謎
気掛かりな謎
謎が解ければ いつもすっきりするとは限りません
それでも出来れば答えを知りたいと思います
解説は表紙の何ともいえず可愛い絵を描かれている松尾たいこさん
描かれる絵のように優しくほっこりする温かな文章で作品に触れ 著者のこともちょっと教えて下さいます
表紙の犬は久里子の家で飼われている二匹 アンとトモ
著者も松尾さんも愛犬家のようです