自称・名探偵と言ってもいいような迷走ぶりを 探偵兼作家のロジャー・シェリンガムは今回の物語で見せる
殺人犯か被害者に扮装した仮装パーティで 誰からも嫌われている女性が 死体となって発見される
殺されたのか 自殺か ロジャーは殺人犯が逮捕されないように・・・頑張るがー
物語最後の言葉が あらそうだったのねーと
ロジャーの頑張りぶりが 少し気の毒に思えます
題は美しいが 話の内容は相当気持ち悪い
昔 森村誠一氏の作品に「魔少年」という小説があったが それよりも遥かに気味悪く末恐ろしい少年が主人公だ
何処か歪んでいる登場人物達
ぐにゃりと別の顔を見せる
欠席した同級生にプリントなどを届けに行ったミチオは その死体を見つけ 学校に言い付けに戻る
以前から 近所では口に石鹸入れ 足を折られた犬や猫の死体が見つかっていた
犯人は誰なのだろう
二転三転する話
真相は しかしー
大人になった姿を見たくない子供が主人公の物語です
「鬼の足音」↓ http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090618 「龍神の雨」↓ |
「蝦蟇市殺人事件」↓