ボスを守れ / 韓国ドラマOST (SBS)(韓国盤) | |
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前回の記事は、こちらから。
父はいきなりウンソルと別れろと言うし、ウンソルは、聞いても何も話してくれないし・・・で、ジホンは本当に苛々してます。
ウンソルからの電話にも出ません。ウンソルの説明もちゃんと聞こうとしません。
でもね、チャ会長は、結局ジホンに今回の一件について説明しました。不正を働いた、その証拠書類をウンソルに見られた、ウンソルが内部告発者だという噂もあるが、とにかく誰かがそれを市民団体に告発した・・・と。
ジホンは、流石にショックだったようですね。
そんな時に、検察が乗り込んできたのです。
会社はもう大騒ぎですわ。
対応するため、チャ会長は会議を開きました。その席で、裏切り者は必ず罰する・・・と目力込めて言うんで、パク常務は心臓バクバクもんで、凍りついたように固まっちゃってます。
チャ会長は、このところ本当に胸が痛くなることがありまして、今回は、仮病ではなく、本当に入院することに。ただ、周囲の者たちは、以前のことがありますから、これも仮病だと思っちゃってます
ムウォンは、これがナユン母と自分の母親の仕業だと気付いてます。
最初はムウォン母が始めた事だけど、途中から、ナユン母が主導権を握って独自に進めた事なんですね。
チャ会長やジホン、そして、ウンソルにまで迷惑をかけてるこの状況を、どうすれば良いのか分からなくて、途方に暮れてるんですね。ナユンもまた、自分の母親の企みに激怒してます。でも、彼女もまたどうすれば良いのか分からないんです。
ウンソルは、ムウォンに確認しました。
「この一件に、ムウォン本部長とナユンさんのお母さんは関与してますか?」
それに対して、ムウォンは言いました。
「ごめん、それには答えられない。」
やっとの事でそれだけ言いました。
「答えてますよ。」
ウンソルは、予想はしていたものの、やっぱり・・・と失望しました。大好きな二人の母親ですからね、好き勝手に仕返しなんぞ出来ませんよね。チャ会長に、告発したのがムウォンの母親だとは言えませんよね。
ジホンが怒っていたのは、ウンソルに対してじゃありませんでした。自分に対してです。
ウンソルから信頼して相談相手として思ってもらえなかった情けない自分に対してなんです。
自分がウンソルにとって何なのか…と言う事を考えたいとジホンは言いました。そして、この続きは、公判が終わった後で話そう・・・と言いました。
ジホンやチャ会長、それにウンソルやチャン秘書、パク常務たちに対する取り調べが始まりました。
ジホンに対する疑いはすぐに晴れ、不起訴処分となりました。皆が皆、ジホンは無関係だと話したようですね。
パク常務は、この時点で逃げ出そうとする人物が裏切り者だ・・・とチャ会長から言われ、刑務所に入る事も厭いませんでした。だって、逃げ出したら、裏切り者だと思われて、チャ会長からの仕置きが待ってるからねぇ。警察の処分より、そっちの方を怖がるなんてねぇ 流石のチャ会長ですよ。
でも、刑務所に入ってからもパク常務はチャ会長と同房になりましてね。そこでも、散々脅されるんですよ。さりげな~く話をしながら。決して、パク常務に対して言ってるんじゃないよ~・・・という風を装いながら、
「ここから出た後、海外に逃亡したりするやつが裏切り者だ。いっそのこと、海外に逃げてもらった方が俺にとってはやりやすいかも。会長職を退くことになったら、暇だし、海外まで追いかけて始末する事も出来るからな。国内では流石のオレでも手は出せない。」
なーんてね
ウンソルは、企んだのが、ムウォン母とナユン母の両方か、或いはどちらか一方だと睨んでまして。パク常務に脅しをかけて確信を得ました。
それで、直接二人に会いに行き、二人に対しても自分の覚悟を告げました。
驚き怖がってる二人ですが、懲りたかしら怪しいもんだわ
チャ会長は、刑務所から又も病院に入院しました。胸の痛み、大ごとじゃないのかしら?大したこと無い様に皆思ってる様子ですが・・・。これが意外に重病なのかもしれないとふと思ったのですが。
ウンソルは、どうしてもチャ会長にひと言謝りたいと、入院先の病院に行きますが、警備員が厳重に監視してて、病室に入れません。
でも、腕に物を言わせてどーにか病室に潜り込むことに成功。
そこには、ジホンがお見舞いに来てました。
ウンソルは、声をかけられないまま、二人の会話を聞く羽目に。
ジホンは、ウンソルと別れなければならない理由を父に聞いていました。
チャ会長は、文句なしにウンソルを気に入ってます。だから、周囲の反対があろうとも、自分が会長に居る限りその反対の声を押さえようと思っていたんですね。だから、許したんですよ、一旦は。
でも、今回こんなことになって、自分が力を失ってしまったら、ウンソルを庇ってあげる事が出来ないわけです。
それに、何と言ってもチャ会長は仕事が好きで、自分の会社を愛してるわけです。その愛する会社を一人息子のジホンに譲るのが夢だったんですよ。それも、怪しくなってきた上に、ウンソルと・・・なんて、笑い者になるだけだ・・・と言うんです。
「じゃぁ、別れようか?」
ジホンが言いました。
その言葉を聞いて、ウンソルはそっと病室を出て行ったんです。
ジホンがウンソルに連絡して来ました。
ウンソルは珍しくオシャレして、お弁当も作って行きました。彼女も、最後のデートかも・・・と覚悟してたんでしょう。
「オレ、ノ・ウンソルとの恋愛を休業する。」
そう言ってつないでいた手を放したジホンです。