前回の記事は、こちらから。
ジョンは、何か家が騒がしい・・・と聞き、つわりで実家に帰っていたのですが、急遽婚家に戻りました。
何かあった時、トウォンの傍に居たい・・・と言って。
生きて会えるかどうか分からないと、父にきちんと挨拶をして行きました。一瞬ですが、とても切ないですシーンです。
スヤンたちが事を起こそうと仲間をあちこちに配置させたりして動くのは、なーんかばればれに見えます。あんなに堂々と行動しててよいの?
宮中でも、内官たちが武器を携帯したりするし・・・。オム・ジャチも承知しての事なんです。
そして、なんと、端宗も承知なんですよ。
オム・ジャチとへビンは、以前から、スヤンにキム・ジョンソを討たせ、その責任をスヤンにとらせることによって、一気に二人とも葬ってしまおうなんて魂胆なんです。
端宗は、これまでスヤンを信じてる風に振舞ってきましたが、心の底ではやっぱり迷って信じ切ることが出来てなかったってことでしょうか。幼い王とすると、こういう方法しか取れなかったのでしょうかね。
キム・ジョンソだって、スヤンたちが何やら動いていると言う事は掴んでいました。
スヤンは家族で集まって別れの盃を交わしました。
ジョンには盃をまわしませんでした。ジョンが、私にも…と言っても、渡しませんでした。
「お前は必ず生き残るのだ。」
そう、スヤンは言いました。
韓服を・・・とスヤンは言いましたが、ユン氏は鎧も準備。韓服の下に鎧を着込んで、スヤンは出て行きました。
これも、史実にあるそうです。躊躇するスヤンを、鎧を着せて送り出したとか。なかなかの女丈夫です。
そして、出て行こうとしたら、前に立っていたのは、トウォン。ちゃんと戦う準備をしてのいで立ちです。
これがね、凛々しいのよ、ペク・ソンヒョンくん
あれほど、父スヤンと意見を異にしたトウォンですが、スヤンの迷い、思いを知って、従う気持ちになったのかしらね。その辺り、12話のラストに描かれていたのかな?
父スヤンに付いて行こうとしましたが、スヤンは、残って母を守れ・・・と言い置いて出て行きました。
その後、ハン・ミョンフェがスヤン邸に来まして、トウォンはミョンフェと行動を共にします。
ジョンは一緒に居てほしいと言いましたが、端宗との約束がある・・・とミョンフェと共に行きました。これは、スヤンの行動が、端宗を脅かすものじゃないと思っているからの行動なんですね。父を信用したんでしょう、無益な殺生はしない・・・と。
とうとうスヤンがキム・ジョンソを急襲。
「王女の男」は一応室内に招き入れられましたが、史実は家の外だったとか。
この作品は、外の門を入った中庭のような場所でしたね。
でも、武器は同じだったみたい
それに、この場で即死したわけじゃないってことも同じです。史実もそうだったんでしょうか。
スヤンはキム・ジョンソと長男のスンギュを倒し、家の者たちも皆殺しにした後、宮廷に向かいました。
そして、端宗の王命を得て、キム・ジョンソを逆賊としてしまいたかったようですが、端宗のいる大殿への門をオム・ジャチが開けないんですよ。
まだ、ジョンソが死んだかどうかわからない状態です。もう少し様子を見て、どちらか勝った方につこうと思ってるんですよ。
端宗はそれに従うしかありません。
その頃、キム・ジョンソは、家臣に背負われて次男の家に向かっていました。