まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『善徳女王』26話まで

2012-11-17 21:43:07 | 韓国ドラマのエトセトラ
「善徳女王」公式ガイドブック 上巻
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前回の記事は、こちらから。

 

「ミシルが手に入れたのと同じ方法で、私は新羅の王になります。」

この言葉に、ユシンとアルチョンは一瞬茫然としました。ピダムは、ふっと笑い、楽しげな表情を浮かべました。

ミシルの力は、ミシルを信じる民から生まれる・・・とトンマン。

民に天意とも言えるような力を見せつけ、それによって自分を信じさせてきたミシル。それと同じ方法を取ろうと言うのです。

つまり、ウォルチョン大師を拉致し、まずはミシルの力を削ごうと言うのですね。神官のソリが死んだ今では、ウォルチョン大師しかいません。

 

王になろうと決めた時、トンマンは、ユシンへの想いを捨てることにしました。そして、ユシンに自分の道を進むよう言いました。

自分は覇道を進む・・・とトンマンは言いました。チョンミョンに人としての道を歩くよう言われたけど、それは出来ない・・・とね。

ユシンと一緒だと、一緒に逃げようと決心した時の想いを思い出してしまうのですね。

ユシンは実家に戻りました。

 

ところがその頃、トンマン達の先を越した一団がいました。伽耶国の残党とも言える復耶会です。

この復耶会の長はウォルヤ。大伽耶の血筋です。そして彼の腹心がソルチ。このソルチ、以前、チョンミョンとトンマンが初めて会った時、共に捕われてしまった一味の長だった人です。どっかで見たよな・・・と思ったら、やっぱり、あの時のアジョッシでした。

この復耶会は、ユシンの一族にも恨みを抱いています。ユシンの一族は、伽耶の民を救うためにその長となっていたはずなのに、以前、ミシルたちの企みで伽耶の民たちを地方の貧しい移動させられるのを止めることが出来なかったからですね。

だから、ユシンと父のソヒョンを狙ってます。

ウォルチョンも、元は伽耶の民だったようです。でも、彼の場合は、伽耶の王族に父親を殺されたとかで、反対に伽耶国に対して恨みを持ってるようですが・・・。

 

実家に戻ったユシンは、父からトンマンを王女としては公に認められないと言われました。

何せ、双子と言う事を表に出してはマズイからです。どうする事も出来ない・・・とソヒョンは言いました。水は高き所には流れず、木では岩をくだけず、日が西から上る事も無いのと同じ様に・・・。

 

ユシンは、悶々とする心を抱いて、例の場所に行きました。木刀で岩を叩いてたあの場所です。

で、木刀を折りつつも、何度も何度も岩に向かって振り下ろしたモノの、岩は割れません。で、諦めて行こうとしたその時、岩が割れた

その瞬間、ユシンは、自分の生きる道を決めました。

両親に、自分を信じて全て任せてほしいと頼み込み、復耶会のアジトに乗り込みました。

 

そこで、ユシンは、父から預かって来た所領の証明書のような文書を差し出し、交渉。

その土地と引き換えに、復耶会の忠誠を買う・・・と。つまり、同盟ですな。

大伽耶と金官伽耶は、昔同盟を結ぼうとしたようですが、成しえなかったみたいで。それを今、結ぼうと言うのです。

ウォルヤは、流石に驚きました。思っても見なかった展開ですからね。でも、ユシンが命がけで何かをやろうとしていると言う事だけは分かったようです。

同盟が成立しました。

 

その頃、ミシル達は、ウォルチョン大師の行方を追っていました。

大師が復耶会に拉致された事は分かっていました。だから、伽耶民の住む村で住民を次々と殺し、復耶会のアジトの場所を吐かせようとしていました。

で、老婆が、子どもの命が危ない…となった時、ある村の名前を言ったのです。命には替えられない・・・と。

おそらくミシル達はそう出るだろうとピダムが予想してましてね。思った通りの展開になりました。

そして、ピダムは、その老婆の言葉も嘘だと見抜きました。

ポジョン達がその場を去った後、動き出した村人を捕まえて、真実を聞きだそうとしたんです。それでも村人は口を割りませんでしたが、懐に持っていた暗号を、ピダムが解読。ってか、ムンノと使っていた暗号と同じだったらしいです。

ムンノも伽耶出身だとか。

 

で、復耶会のアジトに潜入。

ところが、それは復耶会の監視人にはお見通し。

すぐ、囲まれてしまうんですよ。まぁねぇ、あんなにアジトの真ん中を行ったら、ばれますわな、絶対に

アルチョン、ピダム、トンマンの3人が、危うし

…となった時に現れたのが、ユシンですよ。

そして、ユシンが言いました。

「この方が、私の目的そのものだ。私が選んだ私の王だ。」

おおーっ

皆がトンマンの周りで跪きました。

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『インス大妃』8話まで

2012-11-17 15:06:31 | 韓国ドラマのエトセトラ

前回の記事は、こちらから。

間が空きました 一人の方から、続きのレビューを・・・と有難いメッセージをいただきました。丁度、8話まで観終わった時でした。

このような私の拙いレビューを待っててくださる人が居るのかと思うと、ちょっと信じられませんが、とてもとても嬉しくて娘に自慢してしまいました。

先日も書きましたが、現在出産を控えた娘が帰省中でして、どうしてもレビューの更新が滞りがちになりますが、出来る限り書いて行こうと思ってますので、気を長くしてお待ちくださいませ。

これからも、宜しくお願いいたします。

ということで、本題に入ります。

 

文宗が亡くなり、一人息子の端宗が即位。

その数日後、スヤンは明に謝恩使として向かいました。キム・ジョンソたちがスヤンの命を狙う噂はもう知らない人がいないくらいになってましてね。

その危機から逃げた・・・と人々は思ったようです。

 

スヤンの留守中、端宗は、お飾り的な王になるしかなかったようです。

側近のキム・ジョンソとファンボ・インの思惑通りに政治は進められていました。スヤンの側の者は退けられていたようで。

 

そんな中、端宗は、スヤンの長男トウォン君を呼び、正直な気持ちを吐露しました。

不安でたまらない・・・とね。キム・ジョンソが怖い・・・とも。また、世宗の側室へビンに対しても、気は許せないままです。

優しく純粋な性格のトウォン君は、端宗に同情し、自分で出来る限り力になってあげたいと思っています。

でもね、そんなトウォン君を、ジョンは少々冷めた目つきで見ています。

ジョンには、端宗もまたトウォン君に見せるのとは違う顔も持っていると思っているのです。

性格の良いトウォンを利用していると言います。

確かに、ちらっと見せる目の動きとかが、口で言うほどにはスヤンやトウォンを信頼しきってない感じがしますよね。

 

そんな時、スヤンの妻ユン氏と部下のクォン・ラムの話が耳に入りました。

アンピョン大君やキム・ジョンソがお金で私兵を集めてると言うのに、スヤンの家では資金難でそれもままならない状況らしいのですよ。

ジョンはすぐに実家の父の元に行きました。そして、たくさんの宝石とか装身具を持ち帰り、ユン氏の前に差し出しました。

流石にユン氏、ジョンに感謝しました。対面が保てますし、何と言っても心強いですよね。

 

端宗は、トウォンとジョンを宮廷に招きました。

すっかり本当の兄弟のように歓談しました。でもね、トウォンは、直前にジョンが言った“どちらかが死ぬのなら、王様に死んでもらいたい”という言葉が頭に浮かび、それまでのように端宗に対してにこやかに振舞う事が出来ません。

「太祖が建て、太宗が整え、世宗が花開かせた国を受け継げるのはお義父さまだけです。」

と、ジョンは常々トウォンに言ってきました。だから、スヤンを守るためにも、端宗に会い、キム・ジョンソに頼る気持ちを起こさせないようにしてほしいとジョンは思っていたのです。

でも、トウォンは、単に端宗の境遇に同情するだけでした。

 

スヤンが明から戻って来ました。

端宗はスヤンの一家を招きました。そこでも、スヤンを頼りに・・・としきりに話をする端宗です。でもね、やっぱり時々本心からじゃないような表情を見せるんですよ、端宗。

幼い自分が誰を頼れば生き残れるかと言うのを、探ってるんでしょうね。

こうやってみると、表に出てる表情や言葉が本心の人って、トウォンしかいないんじゃないかと思えてきます。

 

端宗は、夜になると父文宗の位牌に向かって、その心細さを訴えています、泣きながら。

その声を聞きつけたのが、ソンイ。

わたくし、どーしてもソンイの事を好きになれません。育ちの所為か、母親の影響か、年の割に図々しくて・・・。

それを、気が強いとか、しっかりしてるとか、根性があるとかいう事になって、将来出世する見込みがある大した女の子だ・・・なんてことになってますが、分かってはいても、どーもね

何度も勝手に出歩いているのを注意されてますが、その都度仕置きをされつつも全く言う事を聞きません。

そして、一人泣いてる端宗に同情してるんです。彼女もまたジョンと同じ様に王妃になりたいと口にしてますから。ま、ジョンとは成り方が違いますけどね。

 

で、ある時、またも端宗を覗き見してて、尚宮に捕まりまして、怒られてる所を、ジョンが目撃。

ジョンがとりなして、収まると言う事がありました。この時も、ジョンに対しても、何様・・・という態度でしたしね。まるで自分の方が物ごとを良く分かってて、よく考えている・・・なんて態度ですよ

 

スヤンのところを、キム・ジョンソが訪ねて来ました。

スヤンは、年上のジョンソに対して、これほどまでに?…と思うくらいのへりくだり方をし、靴もはかずに部屋から飛び出してきて出迎えました。

それに、部屋の中でも、上座を譲り、自分は下座に座りました。

この態度に騙されたのは、ジョンソの息子だけで、ジョンソは、ちゃんとスヤンを分かってましたね。

世宗ですら、スヤンを恐れた。その気になれば王位を奪えたはずだが、対面を重んじる男なのだ、いつか反乱を起こす前に殺さねば・・・とね。それには、名分が無い・・・と。

ジョンソが訪ねてきた理由は、端宗の縁談のこと。でも、まだ文宗の喪中ということで、このまま進めることが出来ないそうで。でも、陵墓を建設すると、不忠にならないということだそうで、その建設の責任者としてスヤンを推したい・・・というのですよ。

スヤンは、快くそれを承知しました。

 

一応、王族の賛同も得て、正式に王妃の選出が始まりました。

 

ジョンの父ハン・ファクにスヤンは会いに行きました。そこで、自分に協力してほしいと頼みました。

負け戦を予想してるファクとすると、一瞬怯んだ感じです。でも、娘ジョンの事を思うと、やっぱり協力してあげたくなりますわな。

その時、スヤンは言いました。

「私に命を預ける者が、3人いたらキム・ジョンソを殺します。あなたと、クォン・ラムで二人。あと一人です。」

3人で・・・と、ファクは、心細い思いをしたんでしょうね。娘ジョンの事が心配になったらしく、ジョンに会いに来て覚悟を確かめました。

ジョンは、全て分かっています。

「鶏口となるも、牛後となるなかれ・・・です。自分で選んだ道よ。心配しないで。」

「覚悟しているならいい。」

ジョンはこうも言いました。

「私が王妃になるまで、長生きしてください。」

ファクは、何度も後ろを振り返りながら帰って行きました。

 

そして、ここで登場したのは、ハン・ミョンフェです。

彼の才能を知ってるイ・ヒョルロは、アンピョン大君に仕えるよう話を持って来ました。でも、実際にアンピョン大君に会ったミョンフェは、アンピョンの人柄に失望し、それを拒否。

そこに、スヤンの部下であるクォン・ラムがやってきて、スヤンと会わせたのです。

お寺で会った二人。その席で、ミョンフェは、言いたい事をはっきりとスヤンに言いました。

「スヤン様は、いずれ殺されます。」

でも、その言葉の後で、笑いだしました。スヤンも・・・です。

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