前回の記事は、すぐ前、こちらから。
ソイがあわや…と言う時、チェユンが駆けつけました。チェユンの刀はギジュンの首に当てられていました。
タムを解放しろ・・・と、チェユン。でも、ギジュンは自分に構わずソイを殺せと部下に指示します。
でもね、ギジュンを見殺しには出来なかったんです。
怯んだ隙に、ソイがチェユンに言われて逃げ出しました。
ソイ目掛けて矢を射ろうとしたのを、チェユンが防ぎ、ケパイの刀も防いで駆け出しました。
でも、直後にケパイが矢をーっ
ソイの腕に当たっちゃった ソイはそのまま崖下に転落。
ソイは、転落しながらも生きてましたよ。
でもね、その矢には毒が塗られてたんです。毒が身体に回ってるのを知ったソイは、洞窟に入って、自分の頭の中に記憶されている解例を書きとめ始めました。
自分の服を破って・・・。
一生懸命一文字一文字書き連ねます。
ここで余談ですが。韓服って、あんなにたくさん着込んでるの?着てる服を一枚一枚破って書いてるんだけど、それが半端無い数なんですもん。ちょっと不謹慎な疑問でしたね。本筋に戻ります
チェユンも、必死になってソイを探していますが、見つかりません。
やっとの事で見つけたその時、ソイは既に書き終えて、瀕死の状態でした。
毒が回ってるのにチェユンも気づきました。ソイを一刻も早く治療しようと背負って行こうとするんですが、ソイはそれを拒否。
ソイは、ギジュンが世宗を狙ってるとチェユンに言いました。それを早く知らせて・・・と。王様を守って・・・と。
「私はもう手遅れなの。」
「新しい文字の公布が成功すること、民がその文字を読む姿、兄さんの目を通してきっと見るわ。兄さんがしっかり見届けて。」
「早く行って。」
ソイの手が落ちました。
号泣ですよ、このシーン
チェユンは、ソイが書いた解例を懐に詰め込み、公布する光化門まで走り出しました。
ジョンスは、シンジョクに‘密本之書’と名簿を渡しました。
シンジョクには王の下で務めを果たせ・・・と言いました。公布も成功させよ…という意味です。
反対に、ギジュンたちの世宗暗殺も成功してほしいと思っているのです。
そうやって、自分の信念に基づいた国づくりをしようと思っているのです。
シンジョクたち三政丞が文字の公布に同意しました。
そして、とうとう公布の日を迎えたのです。
それでもまだソイの行方がわかってないんですよ。当然解例も無いままです。
式典が始まりました。民をかき分け乱入してきたのは、ケパイです。
凄腕のケパイは、次々と警護の兵をなぎ倒して行きます。
ムヒュルが出て来て、互角に渡り合うのですが、最後に相討ちのようになってしまって
ムヒュルが倒れてしまいました。ケパイも、かなりの傷を負ってますが、へっちゃらで、世宗に向かって駆け出した時、チェユンが
もうねぇ。二人の戦いは剣を避ける気は無いみたいで、お互い、斬って斬られて・・・の繰り返し
でも、チェユンがどーにか勝ちました。
世宗が倒れたムヒュルに駆けよりました。でも、ムヒュルが席に戻れと言うのです。時には自分の言う事も聞いてください…と。
「王様は国王なのです。そして、武士ムヒュルには自分の道があります。王様には王様の道があります。」
以前も、この言葉を言った事がありましたよね。
世宗は、席に戻ろうとしました。
それを見て、民に隠れていたギジュンが刀を構えて世宗に近づこうとしたんです。
ところがその時、ギジュンの目にとまったのは、民が文字を読む姿です。
チェユンの懐から落ちたソイが書いた文字を、民が読んでいるのです。
愕然としましたよ、ギジュン。
既に民は文字を知っていたのです。
ヨンドゥにソイが頼んだのは、3人の人に文字を教えて・・・ということ。文字を知ると身体にデキモノが出来る。それを防ぐには、3人の人に同じ様に教えること・・・なんてね。
そうやってまるでねずみ講の様に、文字は浸透していっていたのです。
世宗も知らない間に。
世宗は、血のにじんだその解例を見て、全てを察しましたね。
そして、公布式典は終わったのです。
チェユンは、朦朧とする意識の中、民が世宗の言葉に耳を傾け、或いは文字を読む姿をしっかりと見ていました。
ムヒュルも息を引き取りました。
ギジュンとピョンは兵に追われ、ピョンはギジュンを守って死んで行きました。
ギジュンは、深手を負いながらも逃げ、秘密の通路を通り、宮廷内部に入り込みました。そして、世宗が戻ると、玉座に座っていたのです。
二人はお互いの意見を戦わせました。
その中でギジュンは死んで行きました。
密本は、ジョンスが第4代本元になり、表舞台には現れないよう、活動していくようです。
スヤン大君につながりを求めようとしてますよ。ありゃぁ~・・・そこにつなげたのね。おまけに、ずっとギジュンの側近だった両班ハンですが・・・。なんと、本名を‘ハン・ミョンフェ’だと名乗りましたよ。あいやぁ・・・、スヤンの側近じゃありませんか
世宗は信頼して来た仲間が全て死んでしまい、孤独になってしまいました。
すごく寂しそうでしたね。
文字は、確実に浸透して行ってます。
ラスト、チェユンとソイが結婚したら・・・という空想の映像がありましたが。本当にそうなっていたら良かったのに・・・と心底思いました。
この作品、本当に内容の濃いものでしたね。
一生懸命台詞の意味を考えさせられましたよ。文章が拙くて、そこいら辺が表現できていないのが申し訳ないです。
DVD等で見る事をお勧めします
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