前回の記事は、こちらから。
物語全般を通じて、ジンジュがジュンスをものにしようとあれこれ策を弄し続け、それがことごとくジュンスには通じない・・・という図式。ジンジュがムカつくので、それはそれはイイキミってとこ。
それと、チャンジンがソラの魅力、ソラの存在の大きさに気付き始めたってところです。
何かと、ソラに対してときめく瞬間が多くなってます。
ソラは・・・というと、口では、やり直す意志は無い・・・と言ってますが、ジュンスの事が忘れられてないのも事実。
そして、ジュンスは、ああ見えて不器用でしてね、女性に対して。
どうも、父親の影響が大きいようで。父親に女性が多かったみたいなんですよ。だから、愛情不足に育ったため、愛情を求めているのに感情表現が下手で損してるようです。
株主総会の日。
ジュンスは新しい事業を始めると発表。それに対しては、まだ父である会長の許可を得られていないだけじゃなく、ソン常務も反対の意見なんです。
だから、ソン常務は、その新規事業をどうにかして邪魔しようと思ってるようで。
ジュンスは、その新規事業にソラの特許を使いたいと思っています。
そしたら、失敗は無いと言うのです。
そんな話をしてる時、株主たちがやって来まして、中断されてしまったんです。ジュンスは何かメモした紙をソラに握らせました。
でも、ソラはつい、その紙を捨てちゃうんですよ、勢いで。ジンジュはそういうチャンスを逃しません。
ソラが捨てた紙を拾い、チェック。
‘図書館デートだ。13階の階段で会おう’
もち、ソラに言う筈がありません。自分が出かけて行きました、わざとらしく、偶然を装って
でも、それでどーなるってもんでもありません。
ジンジュはめげずに提案しましたよ。新しい恋愛を始めたらどーですか?・・・ってね。
丁度その頃、ソラはチャンジンと食事中。相変わらず、男同士の仲のような二人。
で、チャンジンも、ソラに提案しましたよ、ジンジュと同じ事を。
でもね、ソラは言ったのですよ。全く恋愛なんぞに興味は無いと。好きな仕事があって、親友もいるもの・・・って。
「お前の知り合いの男って先輩とオレだけなのに、先輩が嫌なら、俺しか居ない。俺が結婚したら、どーするんだ?」
と、チャンジンが聞きました。
誰かいるでしょ…と言ったモノの、ちょっと不安になったかな?ソラ。
ソラは、新規事業の件を任され、一生懸命仕事に励んでます。チャンジンも担当になったのかな?一緒に調べ物なんぞをしてます。
で、ある日、夜遅くまで図書館で調べ物をし、レポートをまとめ上げたソラ。
帰りにチャンジンに食事をおごったりして、親友同士の良い雰囲気に。ソラはそうだけど、チャンジンは、ますますソラの事が気になり始めてます。ただ、こんな居心地の良い関係が、自分が告白することで壊れてしまうかもしれないのが、心配なのかな。
だから、まだ告白せず、ただ見つめてるだけなのかな?
で、家まで帰って来た時、あまりの寒さに震えるソラを、チャンジンがハグして温めてあげてたんですよ。それを、ジュンスとジンジュが目撃しちゃった。
ジュンスは黙っちゃいませんでしたね。
「おいカン・チャンジン、ピョン・ソラ
」
明らかに嫉妬ですよ
翌日、ジュンスが利用しようと言っていた特許の持ち主がソラだとソン常務に知られました。で、同僚たちも知ることに。
その所為で、ソラは、同僚たちから責められるんです。噂も消えてませんでしたしね。
ジュンスを狙ってるとか、お金が目的とかetc.
頭に来たソラは、ジュンスのところに抗議に行きました。
この事業をすぐに止めて、特許は売らない・・・と言うソラ。
仕事好きなソラを思って、この仕事を任せたというジュンス。ソラが喜ぶと思った・・・とね。勿論、成功すると信じていたってこともあります。
でも、ソラはこれまで自分の力で頑張ってやってきて、それなりに成果も上げてきたわけで。だからこそ、ジュンスの助けなしにやりたかったんです。これでは、ソラがいくら頑張っても、皆にはジュンスのコネとか力添えとかのお陰…と見られますわな。
「真心を見せたかった。」
そう言うジュンスに、ソラは、噂や誤解が生まれただけだったと言いました。そして、言ったのです。
「10年前の恋人だと言って。」
そんな勇気はないでしょう?・・・と言うソラに、
「お前が望むなら、そう言おう。そしたらもう一度付き合ってくれるか?」
と言ったジュンスでした。
ソラも、人の気持ちがイマイチ理解できない鈍いタイプでしてね。
そういうジュンスの本心が理解できないんですよ。
なんで~っどっからどー観ても、ジュンスがソラを好きだってこと、わかるじゃん
ソラは、ジュンスに対する同僚の噂話を耳にしました。
それでジュンスが家庭的に愛情に恵まれない状況下で育ったと知りました。だから、感情表現が下手なんだ・・・って。
やっと、ジュンスが自分を今でも好きで、本当にやり直したいと思ってるんだと知ったんです。
席に戻ると、大きな箱が届いてました。開けると中から、高級ブランドのドレスが出て来ましたよ
“オレの心を見せたら、信じるか?”
というメールがジュンスから届きました。ジュンスからのプレゼントでした。
ジンジュが大切なお得意様へのプレゼントに・・・と選んだドレスです。
それがまさかソラにぷれぜんとされるなんて・・・と、ジンジュお怒りですよ。巻き返しを狙ってる風です。
“私に関係した噂は事実ではありません。皆さん、充分楽しみましたか?スペシャルラインを成功させるつもりです。それに必要な特許は私では無く、法律チームが交渉を行います。最後にもうひとつお知らせがあります。長年停止ボタンが押されていた恋を再生します。彼女が許してくれるなら”
本部長ジュンスの社内メールです。
読んだソラは、ジュンスの気持ちをはっきりと理解しました。
そして、チャンジンも・・・。