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根の深い木‐世宗大王の誓い‐ (ノーカット完全版) 第三章 (最終章) [DVD] |
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ポニーキャニオン |
前回の記事は、こちらから。
一気に2話観ちゃいました。で、今、目が痛いです
泣けたわぁ ホントに泣けた。こんなに泣ける作品だとは思ってもみませんでしたよ。
だから、2話分まとめてレビューしようかと思ったんですが、やっぱり話が入り組んでるので、まとめるのが面倒。
よって1話ずつのレビューといたしました。
シム・ジョンスは、ギジュンに自分が後継者となる・・・と言ったのです。ギジュンは執着してる文字の公布を阻止すればよい・・・と、自分は密本を率いて行くから・・・と。
その代わりに、文字の解例を渡す・・・と言いました。それが無いと文字の公布は出来ないから、ギジュンは如何様にもそれを使えば良いと言う事です。
ギジュンは考えをまとめる時間を貰いました。
一方、世宗からギジュンを渡すよう言われたシンジョク。新たな密本の長となればよい・・・なんて言われたもんだから、ギジュンに見切りをつけてるシンジョクですが、どうすればよいのかと悩みます。
三者三様の立場と考え方です。
チェユンは、ソイの行方を追っていますが、なかなか見つかりません。
でも、乞食の親分の証言もあって、徐々に近づいては居るのです。
結局、世宗が期限と決めた時までに、誰も密本と名乗り出ませんでした。
そこで、世宗は、文字の公布の日、そして、担当する部署を発表し、科挙の科目にもする・・・と提案。あくまでも提案なんです。
朝鮮は議政府署事制であって、王が独断で物事を決められない仕組みになっているのです。だから、議政府はその提案を議論しなければいけないのです。
そして、それぞれの部署は公布に関する試案を提出し、それを元に、左右の議政と領議政の3人が議論を尽くし、決定するのです。世宗はその決定に無条件に従うと言いました。
その提案に、シンジョクは協力するという姿勢を見せました。それは、世宗の申し出を受けると言う意味でした。
しかし、文字の成り立ちとか様々な仕組みを説明する為の解例が必要です。だからこそ、ソイに戻って来て貰わないと困るのです。
世宗は、それを文字に残す事を禁じていました。漏れる事を恐れたんでしょう。世宗はソイの能力を信じ、覚える必要が無かったんです。全てを知っているのはソイだけなんです。
だから、ソイを送りだす時、必ず戻って来るように言いました。自分が自分の務めを果たすから、ソイも任務を果たせ…と言って。いくらソイが万が一の為にも…と言っても許しませんでした。
ギジュンは、世宗が公布を発表したと聞き、最後の戦いを挑もうと決心しました。
ジョンスから解例を受け取り始末すると、世宗は公布出来なくなる。そして、文字を知ってる人を皆殺しにすると言うのです。
文字の種も、文字を知る者も全て消し、失敗に終わらせようと言う魂胆です。
ソイたちは、牢の中から、ヨンドゥというパン村の女の子がアジトに居るのを見つけました。
ヨンドゥはケパイと友達だったんです。だから、ケパイがこのアジトに連れて来たんです。
ソイ達はヨンドゥに逃げる手伝いをしてもらおうとしましたが、無理でした。まだ何と言っても子どもですもんね。でも、その代わりに、ソイが何かを言づけました。それが明らかになるのは、物語の最後の最後です。
チェユンは、やっとのことでソイたちが捕われてる場所の見当がつきました。ムヒュルに連絡して、官軍の出動要請をしました。その間にチェユンがアジトに侵入。
近づいた時、ヨンドゥが殺されそうになってるのを発見。危ないところで救いました。
ヨンドゥが文字を書いているのを見たギジュンは、そんな幼い子でも、文字を知ってると言うだけで殺そうとしたんですよ。
命を助けられたヨンドゥは、チェユンを信じ、ソイたちが居る場所を教えてくれました。
で、チェユンと官軍がアジトに踏み込んだんですよ。女官達も無事救出。
でも、ソイが居ない・・・。
ソイは、その時、ギジュンにジョンスとの会談の場所に連れていかれていたんです。ジョンスがソイを連れてくるよう言ったようです。まだこの時は、解例がソイだとはギジュンは気づいてません。
ギジュンは、ジョンスに本元の座を譲る決心をしていました。人に頼るのではなく、宰相総裁制に賛同し、その信念に従うとジョンスは言っていたので、上手く密本をまとめて行くだろうと思ったようです。
あっさりと、ジョンスに‘密本之書’と密本の名簿を渡しましたよ。本元を任せると言う意味です。
これはちょっとジョンスにとっても意外だったようで。
「解例はどこだ。」
そうギジュンは言いました。
「解例は・・・、書ではありません。」
とジョンスが言い掛けた時、明の刺客が襲って来たのです。
ジョンスが連れて行かれました。解例のありかを知ってるのは、彼だけですからね。
ギジュン達は刺客に取り囲まれました。ピョンは、ソイの縄を解いてギジュンと共に逃げるよう言いました。
でも、刺客たちの方が早い。
またも取り囲まれました。
そこに現れたのがケパイ。そしたら、なんと、ケパイの姿を見た刺客の女頭領がいきなり謝りましたよ、ケパイに向かって。
ケパイ、大陸では無敵と言われた凄腕のようです。
とっとと刺客達は逃げ出しましたよ。なーんかね。ちょっと拍子抜けしちゃったよ。
アジトが襲われたとケパイから聞いたギジュンは、がっくりきました。
その時、ソイが言いました。
「あなたは終わりなのでは?アジトを失い、仲間は捕まった。解例も探せなかった。」
ギジュンは、ソイのその言葉で気付きましたよ、解例がソイだということに。さっすが頭が良いわ。
それまでの出来事やジョンスの言葉からね。
「殺せ。」
きゃぁ~っ