もっと知りたい!韓国TVドラマvol.37 (MOOK21) | |
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前回の記事は、こちらから。
ドキドキわくわくの展開になって来ました。一瞬、じ~ん・・・としたシーンも
「私の身を案じて代わりに死んだ・・・。もう、幸せにはなれない。」
トンマンも、ユシンも、自分たちの責任ではないけど、チョンミョンが死んだ今、二人で幸せにはなれない・・・そういう気分なんですね。
「新羅を手に入れる。」
そうトンマンは言いました。ミシルさえ倒せば、どうにかなるはず・・・と。
流石にユシンは驚きました。ユシンは、チョンミョンの遺言どおり二人で新羅を出て、暮らそうと思っていたのです。新羅で居る限り、トンマンは命を狙われるかもしれませんからね。
そして、ユシンがちょっと眠ってる隙に姿を消しました。
都にチョンミョンの遺体が戻りました。
葬儀が行われましたが、マヤ夫人はミシルに激高し、あまりに感情が高ぶり過ぎて倒れてしまいました。
それは真平王も同じです。
アルチョンは、死に装束で王宮前に座り、チョンミョンを殺した犯人、黒幕を突き止めるよう真平王に嘆願しました。
ミシルは自分はトンマンを生きて連れ帰ろうと思っていたのに、ウルチェが殺そうと企んだ…と主張。
勿論、ウルチェはそれを真っ向から否定しました。そう企んでは居たものの、実際に手を下したのはデナムポであり、彼に師事したのはミセンでしたからね。ウルチェとしては、直接手を下したのが、自分が指示した者の一派なのか、把握して無かったようです。
ミシルは、薄々ミセンの仕業だと気付いていたかも。でも、そんなそぶりを一切見せず、ウルチェたちの仕業だと真平王に思わせました。
そして、こう持ちかけました。
つまり、チョンミョン殺害の犯人を調査し、見つけ出すことは簡単だが、それによって双子だったと言う事実も公になるぞ・・・とね。
真平王とすると、双子の一件が表沙汰になるくらいなら、チョンミョンの事は事故だったと大ごとにしない方が得策だ…と考えました。
勿論、ミシルもその決定を受け入れました。自分もミセンだとばれたら立場が悪くなりますからね。
その決定は、アルチョンにとっては本当にショックだったようです。
一人、責任をとって死のうとしました。王宮に向かって一礼したあと、剣を自分の胸に付きたてようとしたその瞬間、トンマンが現れたのです。
「お前の出る幕では無い。」
と言ったアルチョン。それに対して、トンマンは毅然として言いました。
「無礼者。」
「ミシルに認められず、王室にも捨てられたからお前も私を認めないのか。」
アルチョンは、戸惑いながらも立ち上がり、トンマンに一礼しました。
「私は逃げない。生きる。生きて神国の王女になってみせる。お前たちの主になる。だから、生きなさい。」
その瞬間、驚いたようにアルチョンは目を見張りました。でも、自分はチョンミョンを守ることが出来なかった罪人だ・・・と、耐えられない・・・と。
「耐えなさい。私も耐えている。死ぬ覚悟があるのならその心で生きろ。生きて自分を恥じる心と絶望に耐えるのだ。死ぬ覚悟があるのなら出来る。花郎の主として命令する。」
アルチョンの表情が変わりました。トンマンを主人として仰ぐ決心が出来たようです。跪き忠誠を誓いました。
「飛天之徒の花郎アルチョン、花郎の主、王女様にご挨拶を。」
このシーンですよ
じーん・・・としました。気持ちが高ぶると言うか、奮い立つようなわくわく感っていうか
真平王は、ウルチェを解任しました。
信頼はしていたが、やることなすこと裏目に出るし、結果的に娘を殺してしまう事になったんですからね・・・。
真平王の頼る人材が、一人居なくなりました。ますます心細くなったことでしょう。
そんな時、アルチョンが一通の手紙を言付かって来ました。
トンマンからの手紙です。
“私は、陛下の二番目の娘、この国の王女トンマンです。陛下や誰にも歓迎されなくとも私は必ず宮殿へ参ります。陛下の娘、この国の王女、神国の聖骨として”
その頃、アルチョンはマヤ夫人にもトンマンの事を告げに行ってました。
ずっと寝込んだままだったマヤ夫人ですが、トンマンの事を聞いて起き上がり、神殿に行きました。チョンミョンの為にお祈りをする・・・ということで。
でも実は、トンマンが侍女に扮して傍に現れたのです。
覚悟を示したのですね。
トンマンは、神殿の隠し部屋に入り、そこにいたソリに刀を突き付け問い詰めました。
大明歴の計算をしているのが誰かと言う事です。ミシルの権力の元・・・ですね。
馬鹿にしたような態度を取っていたソリですが、ふとトンマンが王冠を被った姿が目に浮かんだのです。その時、ソリは、トンマンこそが昔北斗七星の新しく生まれた星の元に生まれた子だと悟ったのです。
その瞬間、従わざるを得ない運命だと思ったようです。
その直後に、ミシルが入って来ましたら、トンマンを屏風の裏に隠しましたからね。
ミシルに毒薬を飲むよう仕向けられていたソリは、ミシルの前でそれを飲みました。
そして、トンマンに聞こえるように言いました。
「これから、あなたが頼れるのはファドク寺のをウォルチョン大師だけです。」
ミシルには何の疑いも持たれない様な言い方でした。トンマンからの問いの答えにもなっていました。
ユシンは、トンマンが都に戻っているのを突き止めました。
「何をする気だ。死ぬ道であれ、生きる道であれ、一緒に行く。」
そう言ったユシンです。でもね、トンマンは冷静に言いました。
「ユシン郎を巻き込むべきかわからない。弱気になりそうで・・・。私と一緒に来れば、ユシン郎はもう私の頭もなでられないし、名前も呼べない、二度と私の身体に触れられない。」
その言葉で、ユシンはトンマンのいく方向が分かったようです。茫然と手を離しました。
トンマンは、ユシンへの想いを捨てようとしてるようです。
トンマンは、ユシン、アルチョン、ピダムを前に言いました。
ウォルチョン大師を捕らえる・・・と。
そして、
「究極の目標は王座だ。私は新羅の王になります。」
ユシンも、アルチョンも茫然としていました。だた、ピダムは、面白いことになりそうだ・・・てな表情でした。
わくわくしますよねぇ~っ