まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『青い海の伝説(原題)』7話まで

2017-06-12 13:13:49 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド 愛のダイアリー号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

レビュー一覧は、こちらから。

 

タムリョンは崖の下で瀕死の状態の部下を見つけました。

医者に手当てを頼みましたが、助かったかどうかは分かりません。

そして、セファはとうとう追っ手に見つかってしまっていました。

 

行方の分からないセファ。

タムリョンはち密な捜査の結果、海岸で見つかった遺体が、毒殺だと言う事を突き止めました。

そして、いろいろな証拠からヤン氏とその愛人の妓女が捕まえられたのです。

妓女を問い詰めたタムリョンは、納屋に閉じ込められていたセファを発見。

彼女の足元には、真珠たくさん入った大きな籠。つまり、セファは泣き通していたということです。

その真珠をばらまいたタムリョン。

集まった村人たちや妓女が大騒ぎしている隙に、セファを連れて出て行きました。

二人はその後、どーなったのでしょう。

 

タムリョンは、時々夢を見ていました。

例の壺に書かれていた別の世界で生きる自分とセファの姿を。

「夢の中で私たちは再び出会い、共に過ごしていた。そなたは遠い異国の海から私を訪ね。私はそなたを忘れていたが、初めから慕っていた。」

そう意識の無いセファに語りかけていました。

死んでしまったわけじゃないよね?

 

そして、ジュンジェもまた、時々朝鮮時代の自分の姿を、“タムリョン”という人物になった姿を夢に見ていました。手頸には礼のシムチョンが持っていたあの緑の腕輪をしていました。

 

スキー場で、ジュンジェが“愛してる”という事を言ってくれとシムチョンに言ったら、シムチョンは誤解しました。

ジュンジェが自分を愛したと思ったのです。

「もう私が何を言っても信じるのね?」

愛すると言う事はそう言う事だとスペインでジュンジェが言ったのです。

でも、ジュンジェは覚えていません。

シムチョンが、他の男性から教わったと、ジュンジェも誤解しました。

シムチョンが、それを言った相手がジュンジェだと言わなかったからです。

で、ジュンジェ、嫉妬ですよ。自分じゃ気付いてませんが・・・。

 

気になって眠れなくなったジュンジェは、シムチョンに聞きました。

その男とまだ会ってるのか?・・・と。

シムチョン、目の前にいるジュンジェを見つめながら言いました。

「うん、会ってる。」

見た目は?・・・とジュンジェが聞きました。

「綺麗な顔。目がキラキラしてる。」

「そう言うやつこそ要注意だ。顔は綺麗でも腹の中は真黒だ。」

さっきスキー場で言った言葉、そいつにも言ったのか?・・・とジュンジェ。

愛してると言う言葉ですね。

「うん。」

シムチョンは答えました。言ったもんね、スペインでもさっきも。

視聴者はそれがジュンジェを指してる事が分かってますから、じれったいんですが、笑えます。

 

ジュンジェ父の運転手、意識不明で発見されました。

その夜、家族で食事する予定だったのに、遠く離れた場所で飲酒運転の末、事故を起こした状態で発見されたのです。

死んで無かったのでほっとしましたが・・・。

勿論、それはジュンジェの継母ソヒの指示でデヨンが手を下したモノでした。

チヒョンは、母の表情から、それを感じたようです。

 

警察では、デヨンの行方を追っていましたが、まだ有力な手掛かりが見つかっていません。

でもね、ジュンジェを追ってるホン刑事は、デヨンが今回の殺人事件の犯人だと察しています。デヨンのやり方だ・・・とね。

で、現場を再度調べている時、デヨンの姿を発見。

丁度、デヨンはジュンジェの家からシムチョンが出てくるのを見つけ、後を追おうとしていた時でした。

ホン刑事に見つかったデヨンは、必死に逃走。

シムチョン、ラッキーです。

 

ところで、ジュンジェたちが次にターゲットとしたのは、ジンジュ。シアの兄嫁です。

ところが、ちょっとした事で、計画がとん挫してしまいましてね。引き上げようとしたのを、ジュンジェの実母ユランが見つけたのです。

後を追いましたが、無理で・・・。

ジュンジェは、ずっと探し続けている実母が、そんな近くにいるのに気がつかなかったのです。

 

ジュンジェが詐欺師の道を歩み始めたのはナムドゥに騙された事が切っ掛けでした。

ナムドゥのように一般人からじゃなく、財閥のようなお金持ちから奪う方が効率が良いと言う学生のジュンジェに、ナムドゥが一緒にやろうと持ちかけたのです。

特に不正蓄財をしてる輩から巻き上げる方が、警察沙汰にならなくて良い・・・なんて、ホントに頭が切れるジュンジェだったんです。

それは母を探す資金、そして一緒に暮らすための資金作りが目的でした。

資金は貯まったのに、まだ母が見つからない・・・とジュンジェ。近いところにいるのにね。

 

ナムドゥは手に入れたシムチョンの治療記録を知り合いの医師に見てもらいました。

同一人物のレントゲン写真だと断定した医師。

完治まで、通常なら3か月ほどかかる筈なのに・・・と聞いたナムドゥ。ますますシムチョンの正体が気になりました。

シアに話すと、怖がりました。ゾンビじゃないの?・・・ってね。

その時、研究所からシアに連絡が入りました。会話に“タムリョン”という名前があったのが、ナムドゥの耳に留まりました。

聞いてみると、江原道の県令だった“キム・タムリョン”という人物が遺物の持ち主だったとシア。

難破船から発見された遺物だったようです。

 

ナムドゥはこっそりとジュンジェから腕輪を奪おうとしましたが、気付かれて失敗。

その時、腕輪に刻印されてる“タムリョン”と言う名前が、シアが調べている朝鮮時代の遺物の持ち主だと説明しました。

もしそうだとしたら、腕輪の価値はもっと上がることは確実です。

鑑定しようと言うナムドゥ。でも、ジュンジェは断りました。彼が持っている理由は一つ。シムチョンに無事に返してやるためでした。

今シムチョンに返したら、ナムドゥのような者が、奪うだろうから、自分がその日まで大切に持っておくつもりなのです。

 

シムチョンは、空腹に耐えかねて、漢江に飛び込もうとしました。

それを止めたのは救助隊員のユ・ジョンフン=チョ・ジョンソクssi。

なんと、彼も人魚だったんです男性の人魚がいたのね

人魚同士の会話が笑えます

あまりにも何も知らないシムチョンに、ジョンフンは人魚から人間の世界に入った先輩として、あれこれ教えてくれました。

 

まず、お金に困ったら、涙で真珠を作って売れば良いと教えてくれました。大きいほど高いぞ・・・とか、うれし涙でできるピンクの真珠はもっと高価だぞ・・・とかね。

それから、もっと大事なことも。

人魚は陸に上がると心臓が固まり始めるそうで。ここで生き続ける方法は、一つだけ。愛する人間に愛されることだけなんだそうです。

シムチョンが陸に上がって1カ月ほどになるというのに、いまだに片思いのままだと聞いたジョンフンは、協力することにしました。

つまりです。

「人間の男は皆“嫉妬の化身”だ。」

嫉妬の化身・・・チョ・ジョンソクssiの出演作ですね

 

二人で悲しい映画を見て、おお泣きし、真珠を集めてお金に替え、素敵な洋服を買ったシムチョン。

で、シムチョンに愛する事の意味を教えたという男性にジョンフンが扮して、ジュンジェの前に現れたってわけ。

二人で散々仲の良いところをジュンジェに見せつけました。

それにジュンジェがまんまと引っ掛かるのがこれまた笑えます

 

ジョンフンはシムチョンにもう一つ注意していました。

人間は、自分たちが人魚だと知ったら、必ず逃げるから、絶対に正体を知られるなということです。

彼も、愛する女性に正体を知られ、逃げられたんだそうです。

なのに・・・。

ジュンジェが出かけた隙に、久しぶりに水に入ったシムチョン。人魚の姿になって生き返った気分でした。

ところが、そこにジュンジェが帰って来たのです。

見つかっちゃう

もう見られた

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『青い海の伝説(原題)』6話まで

2017-06-12 11:03:25 | 韓国ドラマのエトセトラ
青い海の伝説OST(2CD)(SBSドラマスペシャル)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

セファのところに来たのは、タムリョンの部下。

危険を察知して、セファを逃がそうとしたのです。

で、どこかの洞窟にセファを匿った直後、追っ手に見つかり、崖から転落しちゃった・・・。死んでしまったようです。

 

タムリョンは、セファの行方を探しますが、見つかったのかな?見つからなかったのかな?

 

このタムリョンの部下の男性。現代では、ジュンジェの実父の運転手をしてます。

ずーっと幼い頃から、ジュンジェに優しく接してくれ、父代わりのように見守ってくれていました。

ジュンジェ父の息子を思う気持ちもちゃんと理解していて、ジュンジェとのパイプの役目をしてくれていたのに・・・。

車に仕掛けられた盗聴器を発見した瞬間、マ・デヨンが現れましたよ。殺されてしまうの

 

ところで、チヒョンの車にはねられたシムチョンは救急に運び込まれました。

ジュンジェは待てど暮らせど来ないシムチョンを心配しつつも、帰ろうとしました。その時、シムチョンが配っていたチラシが散乱している現場を見たのです。

落ちていた携帯は自分が持たせたシムチョンのモノでした。

交通事故だ・・・と察したジュンジェは必死に病院を調べて駆け付けました。

 

その時、シムチョンの体温が下がっていることに気付いたのです。

医師たちの必死の蘇生にもかかわらず、一度は心臓が止まりました。でも、ジュンジェが手を握り締めた途端、息を吹き返したのです。

医師たちも、意味が分かりませんでした。

 

そして、ジュンジェは加害者がチヒョンだと言う事を知りました。

ここでチヒョンの別の面を見る事が出来ました。

父思いで母の悪事を止めようとしているのかと思ったら。おいおい・・・昔から隙あらばジュンジェになり変わろうとしていたのですね。

ジュンジェが如何に自分を見下しているか・・・と、父親にそれと無く訴えるのです。自分が被害者だ・・・と言う風に。

それが分かっているから、ジュンジェはチヒョンがその場にいたと言う事も意味があると感じました。つまり、自分を尾行していたって事です。

 

シムチョンにとっては入院もお初。

あ、そうそう。身分証明書はテオが偽造しました。何も身元を証明するモノがありませんからね。

全てが初体験で、常識も知らないシムチョンを、皆奇異な目で見ました。脳の診断もしなくては・・・なんて医師たちは言いました。

手術があるかもしれないから、絶食だ・・・と言われたシムチョンは、あまりの空腹に耐えられず、ジュンジェに電話をかけて来ました。

今はもうシムチョンの無知さ加減が笑えるようになってしまったジュンジェ。で、あれこれとシムチョンの世話をしてやります。シムチョンには分からないように。

テオもシムチョン可愛いと感じてます

金づるになるかも・・・と思ってるのは、ナムドゥだけかも。

回復が人間離れするスピードだと知ったナムドゥは、シムチョンの治療記録やエックス線写真等の資料を手に入れました。シアと共に調べようとしてるみたいです。

 

そんな時、シムチョンは偶然一人の母親と出会いました。

娘を医療事故で亡くし、この病院に謝罪を求めて一人デモをしてる人でした。

でも、副院長は無視し、女性を排除しようとしました。

その様子を見たシムチョンは、我慢が出来なくなってね。思わず副院長を蹴り倒してしまったんです。

足を骨折している筈なのに・・・

 

副院長は、シムチョンを告訴すると息まきました。

それを知ったジュンジェたち。自分は関係無いとスルーしようと言ったジュンジェなんですが、本当はやせ我慢って感じでね。

ナムドゥが助けてやらないのか?・・・なんて言ったらあっさりと詐欺の次のターゲットを副院長にすると言いましたよ。

で、副院長の不正の証拠を手に入れ、それをマスコミに公表すると脅し、告訴を断念させると共に、抗議デモしていた女性に正式に医療ミスを認め謝罪させました。

だけど、テオは情報を流しちゃったみたいですけどね。

まぁ手際の良い事

 

シムチョンは、女性からデモの理由を聞きました。

愛する娘を突然失った辛さを話す女性。

シムチョンは、そんなに辛いのなら、記憶を消してあげると言いました。

でもね、女性は断ったのです。

どんなに辛くても死ぬまで絶対に忘れたくないと言いました。

「苦しくても愛せるから。忘れてしまったら愛せないでしょう?あの子を愛し続けたいの。」

 

シムチョンに会いにチヒョンが来ました。

で、示談をしようとお金を準備して来たのですが・・・。

シムチョンは直前に見たTVドラマと同じシチュエーションと知ると、そのお金をすぐに受け取りました。

そして言ったのです。

「ジュンジェとは別れない。」

ドラマのセリフです

チヒョンは、シムチョンはお金目当てでジュンジェと付き合っていると誤解したでしょうね。

 

シムチョンの怪我は、信じられないスピードで回復。

あっという間に退院となりました。

 

帰る家が無い・・・と困ったシムチョンの前に、ジュンジェが現れました。

帰ろう・・・と微笑むジュンジェ。シムチョン大喜びです。

 

初雪は又降る?・・・とシムチョン。

初雪は年に一度だ・・・と聞くと、じゃぁ、もう見られないのね・・・と言いました。

来年はいないという事ですよね。ジュンジェは、シムチョンがもっと気に成りはじめました。

なにせ、いろんなシチュエーションで、失った記憶の断片が甦るのですよ。そしてその記憶の中にシムチョンが居たように思えるのですから。

 

雪を見せてやろうと、スキー場に連れて行きました。

スキーウェアに着替えたシムチョンが、ま~美しい

その辺にいる男性が皆、目を奪われてしまうくらいです。ジュンジェも思わず見とれてしまいました。

スキーブーツをはかせている時、また記憶の断片が甦りました。

裸足のシムチョンに靴を買ってあげて履かせてあげてるシーンです。

「もしかして、前にもこんな事が?」

と、シムチョンに聞きましたが、シムチョンは何も答えませんでした。

 

スキーを教えようとしたんだけど、説明途中で勝手に滑り始めたシムチョン。止まり方も知りません。

ジュンジェが必死に追い付き、身体で受け止めました。

「今、お前の命を救ったんだぞ。だから一つ言う事を聞け。確かめたい事がある。ある言葉を言ってくれ。」

「どんな言葉?」

と、シムチョン。

ためらいながらジュンジェが言いました。

「“愛してる”」

 

スペインの崖から海に転落し、助かった直後、彼の脳裏に誰かのこの言葉が浮かんだのです。

それがシムチョンだったとジュンジェは思えるわけです。

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『内省的なボス(原題)』6話まで

2017-06-10 17:59:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

                     

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ファンギが皆をタクシーに乗せて送り届けたのを、誰ひとりとして覚えていませんでした。

ロウンも、酔いがさめていたのかと思ったら、そうじゃなかったみたいで。

ただ、ペパーミントの香りがしたということと、温かかったと言う記憶だけがありました。

それは、ファンギの車の芳香剤と、ファンギの背中だったんですけどね。

ロウンが暴れて、ファンギは殴られ、右目に痣まで作ってるのに・・・。

 

ファンギがプレゼンで犯した失態の動画が流れました。

社内は勿論、父ボクドンもそれを見ちゃったから大変。

サイレントモンスターの部屋にやって来て、ファンギを殴り、大暴れしましたよ。

ロウンたちは、唖然としてしまいました。

父親に殴られるところなんて、見られたくないですよね、部下に。

そのままファンギは出て行ってしまいました。

 

悔しくて情けなくて、一人で車にこもりました。

行くあてもありません。泣けて来ました。

 

そこにやって来たのはロウン。

後片付けをしていた部下たちは、ファンギの書類を見て分かったのです。

これまで、ウィルがやっていた素晴らしいプレゼンを考えたのはファンギだったということを。プレゼンが苦手なだけであって、能力は素晴らしいと。

ロウンは、ファンギがウィルに対して劣等感を抱いている事を知りました。父親がいつも比べていたのを知りましたからね。

自分が復讐しようとしていたモンスターは、実は傷をたくさん持ってる人なのかもしれない・・・と思いました。

見る目が少しずつ変わってきています。

 

ボクドンは、サイレントモンスターチームを解散しろと激怒しました。

でも、それをウィルが何とか収めたのです。条件は、ファンギを理想的なリーダーにすること。

皆、無理だろ・・・という表情を浮かべました。でしょうね

 

まずは、出前アプリのプレゼンコンペがあるので、それに向けて頑張ろうということに。

で、合宿に行ってチームワークを作ろうということになりました。

案の定、ファンギは行かないと言いました。

だけど、ウィルが行くと聞いたら、俄然行く気に。分かりやすいですわ。

 

一応、ファンギも努力しようとするんですよ。

ウィルに負けないように、バーベキューでお肉を焼く係を受け持ったり、ジェスチャーをしたり・・・。

だけど一朝一夕に変われる筈はなくてね。空回りに終わったり、又誤解される言動をしてみたり。なかなか思うようには行きません。

 

でもね、ユヒにはちゃんと考えを伝える事が出来ました。

誤解されるのも辛いけど、誤解する方も辛い・・・とロウンが言ってるのを聞いた後でしたから。誤解を解いておこうと思ったのです。

「ユヒさんが母親だから悪いんじゃ無く、問題はユヒさんがその事を弱点と考えてる事です。ご自分を否定なさらずに大事にしてください。そう言う社員が必要です。」

ユヒは初めて代表としてのファンギの思いを知りました。感動しました。そんなにちゃんと自分を見ていてくれたんだ・・・と。

ユヒは、自分からも一つ言わせてください・・・と言いました。

「プレゼンは無理しないでください。リーダーじゃなくても、得意な人がやればいいんです。気に入らないかもしれませんが、私たちは同じ船に乗ったチームですから。」

そして、ロウンに任せてみては?・・・と言いました。

「代表の一番のお気に入りのようですから。母親でアジュンマだから分かるんです。」

 

僕なんかが彼女を気に入ってる?・・・とファンギは思いました。

ロウンが気になるのは、ジヘの事があるからだと思ってるんですね。

 

ウィルは、ロウンがジヘと被るようです。

どこか似てるところがあるのでしょうか。

 

ファンギは、ロウンに言いました。

「婚約者がいる。」

・・・と。ウィルの名前は出しませんでした。

ロウンは誰の事?・・・と誤魔化しました。

ロウンがウィルに惹かれて行ってる事は明らかでした。またジヘのようになるのではと心配なのです。

 

ファンギは、ロウンにプレゼンをやってみないかと言いました。一緒に・・・と。

そして、ロウンはお初のプレゼンを準備し始めたのですが、慣れない事だけになかなかうまく行きません。

で、ファンギは、助言をしました。

「言葉を考えるんじゃなく、君の本心を言うんだ。自分が思ってることを出せばいいだけだよ。ストレートで正直な告白が君らしい。」

 

初めてにしては、堂々としたプレゼンが出来ました。

でも、コンペには落ちてしまったのです。

 

落ち込むロウンを、ウィルが慰めました。

そこにイスが。

二人の様子を見て、ロウンは婚約者というのがイスだと知りました。

イスも、何か不穏なモノを感じたかもしれません。

 

イスは、ファンギにチゲを作ってほしいとせがみました。

ファンギも、イスに対しては、優しい兄です。

まるで姉さんのように、妹思いだ・・・と二人の様子を見てロウンは思いました。

姉さんに会いたい・・・と。

 

その日は、ジヘがいつも行っていた施設のイベントの日でした。

ジヘが死んでからは、ロウンが代わりに行っていたようです。

大きなぬいぐるみを持って行こうとするロウンを、ファンギが送りました。そして、そのぬいぐるみをファンギが着こんだのです。

何故こんなに人が変わったの?・・・とロウン。

「チェ・ロウンだから。」

と、ファンギ。

そして、そのまま施設の舞台に立ったのです。

ぬいぐるみを着こんでいるから、人の視線が気になりませんでした。

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『内省的なボス(原題)』5話まで

2017-06-10 15:34:43 | 韓国ドラマのエトセトラ
内省的なボス OST (tvNドラマ)
クリエーター情報なし
CJ E&M

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3年前のジヘの自殺に至る経緯が分かりました。

 

ジヘは唯一と言って良いファンギの理解者でした。ウィルよりもしかしたら理解していたかもしれません。

その頃、ファンギは今ほど心を閉ざしてはいなくて。きっとこのジヘの一件の所為で、それまでよりもっと人との関わりを持てなくなってしまったのでしょう。

 

ファンギにはずっと好きだった女性ヨンジョンがいました。

久しぶりに会うと言うので、ジヘに指南をしてもらったのです。

ジヘは、言葉が出て来なくて口ごもったり、言葉を選び過ぎて、相手に気を使い過ぎてどうすれば良いのか分からなくなるファンギを、黙って我慢強く待ってくれました。

決しておしつけがましい言い方ではなく、こうすれば良いんじゃないですか?・・・と、礼儀正しく助言しました。

ファンギは、ジヘを信頼し、素の表情を見せる事が出来ていたのです。

 

だから、ヨンジョンと久しぶりに会っても、彼にしては落ち着いて話をする事が出来ました。

ヨンジョンは大学時代の友人で、ファンギを好きだったようです。それはファンギも同じで・・・。

今でも気持ちは変わって無さそうなので、何も無かったら、このまま静かに少しずつ交際を始めることもできたでしょう。

ヨンジョンと楽しく過ごせたお礼の意味もあったのかな?ファンギはジヘに靴をプレゼントしました。

古い靴を大切に履いていたのも知っていたのかもしれません。

ヒールの音が大きいので気に触るかと・・・・と、ヒールにマニキュアを塗るようなジヘです。細かい心遣いができるのを、常々感謝していたんでしょうね、ファンギは。

何も言わずに、ぶっきらぼうに机に靴を置いて行ったファンギ。そのやり方も、ジヘはちゃんと理解していました。ファンギはそう言う性格なんだと。

 

ウィルは、そういうジヘとファンギの関係を知っていました。

ジヘに好意を抱いていたのでしょうね。まだそんな強い想いではなく、好感と言うレベルで。

そんな時、ファンギの母が、ファンギの妹イスとの結婚を持ち出して来ました。

 

ウィルは孤児なんですね。

だけど、優秀で人柄も良いので、イスは長い間ウィルを想って来たのです。

ただ、ファンギの父ボクドンだけは反対していたのを、やっと説得できたとファンギ母が言いました。

悪気は無いんだけど、その言い方がね。

ウィルに劣等感を抱かせる言い方なんです。

それに、ウィルはイスと結婚までは考えていなかったようで、戸惑いました。

 

イスは、あるネックレスを欲しがりました。イブにつけたい・・・と。特別な日になるから・・・と。

同じネックレスを、ロウンも雑誌で見まして、ジヘにおねだりしました。

いつかきっと買ってあげるから・・・とジヘは言いました。

ジヘは養護施設に寄付をしたりしてました。

だから、ウィルが、クリスマスプレゼントに何がいい?・・・と聞いた時、“お金。たくさんのお金がほしいです”と答えました。

ジヘからお金と言う言葉が出るのは、ウィルも予想外だったので驚きました。

でもね、それは養護施設への寄付のためだったのです。そして偶然にも、そこはウィルが育った施設だったようです。

その言葉で、ウィルはジヘの事を本当に愛してしまったみたいですね。

そして、ジヘもウィルを密かに想っていたのです。決して表には出しませんが。

 

イブの前日、ボクドンがウィルに会いに来ました。

ま~毒舌と言うか皮肉たっぷりな言い方というか

養護施設出身だけど、結婚を許してやった・・・という感じ。それで気が緩んでる・・・とか何とか

会話の中で、ボクドンがやけにファンギのことを細かいところまで知ってる事に気付いたウィル。

その理由が分かりました。盗聴器です。

自分の机の裏に仕掛けてあったのを、見つけました。自分も見張られていたんです。

 

何かもうやりきれない気分になったウィル。

ジヘを呼び出しました。

自分だけが家族だと思い、家族の愛情を受けてると思い込んでいたんだ・・・と胸の内をぶちまけました。

もう、ジヘへの想いを我慢できなくなったのです。

イスが欲しがっていたネックレス。実はもう買ってありました。

それを、ジヘの首にかけました。

そして、その夜を一緒に過ごしたのです。

 

ところが、二人が帰るところを、ファンギが目撃しちゃった・・・。

車に乗ってる二人を見たのです。ウィルがジヘを抱きしめているところを。

 

ウィルは決して薄情な人間ではありません。

ジヘへの想いを選ぼうと思ったようです。だから、イスに電話したのです。

「あのネックレスは渡せない。」

・・・と。

ところが、イスはそれを自分の良いように解釈しちゃった。

自分はウィルに買ってほしいと言ったんじゃなくて、自分がつけて可愛く見られたいという意味だったのです。だから今、店に買いに来てる・・・と。

プロポーズは私がするわ・・・とイス。

ウィルは、断りきれませんでした。

 

イブの日。

ジヘが早目に帰ろうとしたら、ファンギからカフスボタンを買ってくるよう命令されました。今すぐ・・・と。

そう言われたら、従うしかありません。ロウンに行けそうになりと連絡するしかありませんでした。

 

ロウンは、約束してたのに・・・とジヘに文句を言いました。

その時、ロウンがぶつかった相手がウィル。そして一緒にいたのはイスでした。

 

ファンギはやはりジヘを会場に行かせたくなかったのです。

イスを守るためにも、そしてジヘを傷つけたくなかったという気持ちもあったかもしれません。

ヨンジョンとの約束は頭から消えていたのかも。

ヨンジョンから連絡が入った時、行けそうにないとファンギ。

年に一度のイブなのに・・・とヨンジョン。

ファンギは、少し待ってくれる?・・・と聞きました。ゆっくり来て・・・とヨンジョン。

 

ジヘはウィルに電話しました。

あのネックレスを返そうと思ったのかしら・・・。

遅くなっても待っているからと言いました。

ウィルは、イスに口実を作って会社に戻って来ました。

 

戻ってきたウィルの前に現れたのはファンギ。

ジヘとの関係を問い詰めました。

しらばっくれようとしたけど、ファンギは許しません。

「過ちだ。イスとの結婚を目前にして、憂鬱になって・・・。一夜の過ちだ。チェ秘書が誘惑したんだ。」

もしかしたら、落ち着いていたら、ウィルも本心を説明できたかもしれません。

でも、思いもよらない展開に、思わず保身に走ってしまったのです。しどろもどろになってしまいました。

 

これをジヘが聞いてしまいました。

ファンギもウィルも、凍りついたジヘの姿を見ました。

 

ジヘはその場から逃げ出しました。

そして、廊下の角を曲った時、立っていたのはなんと、イス。

イスもウィルの態度に不審を抱いていたのです。

宝石店では、既にウィルがネックレスを買って行ったと言われました。まさか・・・と人違いだと思いました。

“あのネックレスは渡せない”

と、ウィルは言いました。つまり、既に持っているけど、イスには渡せないと言う意味です。その時は気にも留めなかったんだけど、後で思うと、別の女性が・・・とも受け取れます。

そんな時に、見え見えの口実を作って会社に戻ったのですからね。

思わず後をつけてしまうのも、無理はありません。

イスも、ファンギとウィルの話を聞いたのでしょう。呆然と立ち尽くしていました。

 

その直後、ジヘは身を投げたのです。

ファンギのペントハウスの窓から。ファンギから貰った靴を残して・・・。

屋上から身を投げたのではなかったのです。

 

ウィルはパニックになりました。

必死にファンギに縋りました。皆に知られたら・・・と。

ジヘの事じゃなく、自分の事が心配なのです。助けてくれ、友達じゃないか・・・と跪きました。

ファンギは最も良い解決策を口にしました。

自分が責任をとる・・・と。自分がジヘを苦しめた所為だとしたのです。

 

結局、ヨンジョンのところには行けませんでした。

ヨンジョンはため息をついて席を立って行きました。

 

ボクドンは激怒しました。

そして、完璧に口止めをしたってわけです。

 

ジヘのお葬式に、会社から多額のお見舞い金を持った使いが来ました。

ニュースにもならず、口止めしてるとしか思えない・・・とロウンは詰め寄りましたが、父に止められました。

父はお金を受け取りませんでした。

 

ロウンは、必死に一人で姉の死の事実を明かそうとしました。ビラを配りました。

が、一切何の進展もありませんでした。

そして、ジヘの死から抜けがらのようになってしまっていた母も死んでしまったのです。

 

ジヘの遺品の中に、あのネックレスがあるのを見つけたロウン。

自分が欲しがっていたモノです。必ず買ってくれると言っていたジヘ。ちゃんと買ってくれていたんだと思いました。

そこまで自分を愛しててくれていた姉に、最後自分は何と言う事を言ってしまたんだ・・・と後悔しました。

公演に来れそうにないと言ったジヘに、散々愚痴を並べ立てたのです。

 

ある夜、ファンギはジヘの実家の前に立っていました。

謝りたい気持ちはあるのですが、足が動きません。

そこに、父親が出て来ました。客だと思ったようです。

ドアを開け、店の中に案内しました。

ファンギは、客じゃ無いと言いかけましたが、父は椅子を進めたのです。

ひげそりの為、熱いタオルをファンギの頬から顎に当てました。

 

寡黙な父親を見て、ジヘを思い出したファンギ。

窓に残された靴を思い出しました。

初めて涙がこぼれました。

それを見た父親は、そっとタオルを目の位置まであげて隠してくれました。ジヘは父親似ですね。

ジヘとの思い出が甦り、泣きました。タオルの下で思う存分泣く事が出来ました。

ファンギはそれ以来、この理容室に通っているようです。

 

そして、ジヘの代わりにロウンに公演の度に花束を贈り続けてきたのです。

ただ、今回、ロウンが言いましたよね。

「静かに見守っているだけじゃ、何も起きませんよ。見守るだけでは誰も守れません。」

 

その夜、ファンギはロウンをおんぶして送りました。

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『内省的なボス(原題)』4話まで

2017-06-10 11:26:11 | 韓国ドラマのエトセトラ
内省的なボス OST (tvNドラマ)
クリエーター情報なし
CJ E&M

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ロウンは、密かにファンギの生活を調べていました。

ずっとペントハウスから出ないなんてありえないわけで。どういう生活をしているのか、社員にも全く謎でしたからね。

だけど、朝見ると出かけた形跡があるし、ある時早出してみると、一人踊っている姿を見ちゃったことも。

社員と一度も一緒に食事をしたこともありません。一人で何かを作って食べていると思われるのですが、きちんと後片付けされていて、匂いもありません。

でもある夜、一人でスカッシュをしに出かけたのをキャッチ

声をかけました。

そしたら、ファンギはすぐに止めて、帰宅。

一緒にしようとか言っても、無視。

なかなかガードは固いです。

 

うっとうしいし、自分を知られるのも嫌だし・・・と言うので、ウィルに、ロウンを辞めさせてはどうかと何度目かの提案をしました。

そしたら、ウィルが、自分が育てたいから傍に置く・・・と言いました。

それは納得できないファンギ。3年前の事があるからね。

ロウンがファンギの傍をうろついているのは、自分が指示した・・・とウィル。

今回のパワハラ疑惑の事もあって、代表の個性とイメージの広報の一環だと言うのです。

愛情を込めて分析中だから、理解してやってくれ・・・と。

“愛情”と言う言葉に敏感に反応しちゃったファンギです。で、結局、自分の傍に置いておけ・・・と言いました。仕方ないからと。

 

だけど、ファンギの不安をよそに、ロウンはウィルに惹かれていってるようです。

明るくてカリスマ性があって、仕事もできて・・・と、惹かれない理由はありません。

 

『龍ラーメン』と言う会社の30周年企画の入札があるとか。

ウィルは、前もって『龍ラーメン』のチン常務と顔を合わせ、入札に参加させてもらえるよう頼みました。決して不正入札と言うのではなかったようです。

が、それをロウンから聞いてファンギはあまり良い感じは受けませんでした。

ロウンが、チン常務をわざとファンギが通ってるジムのスカッシュに誘い、二人を会わせた時、もうその気分は最悪に。

対人恐怖症&潔癖性なファンギは、チン常務と目を合わせる事も出来ませんし、ましてや汗でべたべたの手と握手するなんて、無理って感じ。

チン常務が大人な対応で譲ってくれ、じゃぁ、スカッシュでも・・・と言っても、完全に無視。

ファンギは、これが不正な接待とか裏取引の一環に思えたのかもしれません。だから、プレゼンの場で・・・と言いました。

でもね、チン常務にそんな気は全く無かったのです。

気に入ったロウンの誘いでもあるし、純粋にスポーツを楽しもうとしただけだったんですね。

 

激怒したチン常務が、ロウンに相手を・・・と言い、身体に触れながらあれこれ指導し始めるのを見たら、ファンギは怒りが湧いて来ました。

で、チン常務にスカッシュのボールを当てたのです。

大人げないと言うか・・・。

 

チン常務はファンギを告訴すると激怒。

ウィルが取りなそうとしても引きません。

ウィルは仕方がないので、ロウンの身体に触れた事をセクハラと言いました。チン常務に全くその気が無かったわけでもないので、お金を渡されると、黙ってそれを受け取りました。

でも、きちんと頭を下げたウィル。

この様子をロウンは見ていました。人のした事にも頭を下げる事ができる姿を見たのです。いっそう惹かれますわな。

 

ファンギは、この状況では公正な判断をしては貰えないだろうから・・・とプレゼンに参加しないと言いました。

でも、ウィルは、やってみないと分からないから・・・と説得。

「僕の顔を立ててほしい。」

そう言うウィルに、またそれか・・・とファンギ。

ファンギは感じていたのです。いえ、真実を見とおしているのかもしれません。

その言葉は、一見自分を犠牲にするニュアンスだけど、注目を受けたい無意識的な表現でもあることを。

自分への視線を代わりに浴びてくれて感謝してきましたが、危ないほどに視線を奪うのが問題だと思っているのです。それはジヘや妹のイス、そしてロウンの気持ちが奪われてしまうという意味でしょうね。

 

「お前は欲深すぎる。」

と、ファンギ。

ウィルはファンギの言葉にむっとしました。

自分は新しい部署サイレントモンスターを引っ張ろうとしているのに・・・と。

やり方は尊重するが、責任者は僕だ・・・とファンギ。社員は僕が守る・・・と。

どうやって?・・・とウィル。

今回のようにロウンが作ったチャンスを無駄にして、大事な時期に部下たちを無駄に過ごさせて・・・と。

ぐうの音も出ませんよ、ファンギ。その通りですもん。

部下に何の支持も出さないのですからね。で、先だって出したのが、『誰にも会わないように』という一言。部下たちは皆、意味不明ですわ。

「お前が有能なのは僕しか知らない。汚ない事は、僕が代わりにやってやるよ。チャンスを与えてやるから、お前は自分のやり方で実力を見せたらいいだろ?」

言葉だけを聞いたら、ウィルはファンギの事を本当によく考えていると思えます。でも、本心はどこにあるのかしら。

 

ウィルはファンギの妹イスと既に同居してるのかしら?結婚はしていないようですが・・・。

ファンギの母はそんな口ぶりです。

自分以上に息子のような雰囲気を見ると、ファンギが実家から足が遠のくのも無理は無いかと。

 

プレゼンの資料、原稿は、ファンギが全て一人で作り上げました。

そして、発表を行うのはタン・ユヒを指名。

ユヒは驚きました。出産休暇等でプレゼンは久しくした事がありません。おまけに、発表は翌日。

あれこれと理由をつけてファンギにしてもらおうとすり寄りました。

「僕には社員が必要です。母親じゃなく。」

その言葉、ユヒの胸に突き刺さりました。

 

ところがですよ。

翌日のプレゼン当日、ユヒが来ないんです。子供の体調が悪く、夜通し看病し、発表の準備もしていたため、寝坊してしまったんだとか。

こうなったら、出来るのはファンギしかいないとロウン。

嫌がるファンギを押し出したのです。他の社員も、背中を押しました。

ところが・・・です。

人の視線が怖くて、身体が硬直してしまうファンギに、プレゼンは無理。

気を失いそうになるほどの緊張で、言葉が出ず、結局、その場から逃げ出してしまったのです。

 

復讐に成功したのかな?・・・とロウンは思いました。

姉と同じ、いえそれ以上の苦しみを味わわせてやると思っていたロウン。でも、これは自分の望んでいた結果じゃないと感じていました。

 

部下たちは、ファンギの姿にショックを受けました。

これまで怪物とかいろいろ噂して恐れていた人物の本当の姿がこれだったんだ・・・という失望ですかね。

でも、ユヒは言いました。

原稿まできちんと用意してくれていたから、後は覚えて発表するだけだった・・・と。そしてその内容も、温かいものだった・・・と。

‘温かい家族愛’をテーマにしたプレゼンをするのに最適な人は、ユヒしかいないというファンギの人選も的確だったと言えます。

「久々に仕事をしてる気がして、ワクワクしたのに・・・。」

と、ユヒ。

自分が台なしにした・・・と情けなく思っているのです。

 

ファンギも勿論落ち込んでいました。閉じこもっていました。

社員を自分が守るとウィルに言い放ったのに、これか・・・と。

何度もロウンから電話が入っていましたが、出ませんでした。

あまりにも頻繁にかかって来るので出たら、かけてきたのは男性。

「仲間は預かっているから現金を用意しろ。」

慌てて駆け付けたら、なんとそこは居酒屋。

皆、酔いつぶれてしまってて・・・。おまけに現金決済しかしてない店なのに、皆、カードしか持ってなくて・・・。

だから、店の主人が仕方なく連絡してきたってわけです。主人を演じているのはチェ・デチョルssi。「運命のように君を愛してる」で、チャン・ヒョクssiの秘書室長を演じていたあの方。真面目な役なんだけど、ちょいと笑える演技が結構好きです、あたくし

 

ファンギは、完璧に酔いつぶれてる面々を、一人一人住所を告げてタクシーに乗せました。

最後はロウン。

その頃には、ロウンは幾分酔いが醒めてましてね。

ファンギが社員皆の住所まで把握してる事を知りました。そして、こうやって後始末してくれてることも。

「なんで隠れて後で見守るの?なぜ前から見ないんですか?」

何も答えられないファンギ。

「もしかしたら、見られないの?人をバカにしてると思ってたけど、ひょっとして怖いんですか?人に見られると必ず失敗するから?」

 

私はボスみたいな人をよく知ってます・・・とロウン。

誰もいないところに隠れて黙々とポジションを守る。私以外の家族はみんなそうなんです・・・。

そうしたところで誰ひとり分かってくれなかった。静かに見守ってるだけでは何も起きませんよ。

「見守るだけでは誰も守れません。」

 

そこまで呟いたロウンは、突然倒れて眠り込んでしまいました。

ファンギが抱きとめましたが・・・。

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『内省的なボス(原題)』3話まで

2017-06-08 22:49:01 | 韓国ドラマのエトセトラ

                        

レビュー一覧は、こちらから。

 

走ってくるバイクからロウンを守ろうと、突き飛ばしたファンギ。

そのファンギの目の前にバイクがーっ

・・・と思ったら、バイクは目の前に停車。出前の客がそこにいたってことで。

ファンギは、つい、屈伸運動なんぞで自分の行動を誤魔化そうとしました。

 

そこにウィルが。

ロウンを追いかけて来たみたいですね。ファンギの姿を見て驚いていました。人の為に激走するなんて、見た事無かったでしょうから。

少し前に、キム秘書を庇って上着をかけてあげたのも、気付いているようです。

ファンギが少しずつ変わり始めたのを感じているのかもしれません。

結局、この時、バイク便のお兄さんという誤解は解けないままでした。

 

ロウンの父は理髪店をやっています。

物凄く“昭和”な感じのするお店です。決して垢ぬけた今風な店ではありません。

父と特に会話をする事無く部屋に入るロウン。静かです。姉一人居なくなっただけなのに、誰も住んでいないかのような静けさです。

残された姉の私物に、ネックレスがありました。高価そうです。

 

ペントハウスが事務所に生まれ変わりました。

ファンギの意向などお構いなしで、父とウィルがそこを新しいベンチャーチーム『サイレントモンスター』の事務所としたのです。

でも、社内で募集をかけたのに、応募して来たのはロウンのみ。

その他のチーム員はウィルが選びました。

 

チーム員たちは、ペントハウスの中に入るのも、ファンギの顔を見るのもお初。あ・・・ロウンは入ってましたけどね。

驚いたのはロウン。

だって、バイク便のお兄さんだと思っていた人が代表だと言うんですもん。

そして、ファンギも驚きましたよ。よりによってロウンがいるんですもんね。

ウィルに、ロウンだけはダメだと言いました。でも、ま、受け入れるしかありませんでした。

 

しかし・・・。

ファンギは何も指示を出しません。チーム員たちは、声をかけるのも、目を見るのも躊躇する相手なので、雰囲気は最悪。

でもね、ロウンは徐々に代表ファンギの本当の性格は、自分が思っているような非情なものじゃないかもしれないと思うようになりました。

実際、ファンギは内向的なのは、人の気持ちに配慮し過ぎて何も出来なくなってるという部分が多いようです。

人を傷つけないように、迷惑をかけないように、言葉を選んだり、我慢したりして。

 

ロウンは、ファンギという人間がますます分からなくなってきました。

で、一番分かっているであろうウィルに、ファンギの事を聞こうとしました。

 

丁度出かけるところだったウィルは、ロウンの話を車の中で聞く・・・と同行させました。

それをファンギが目撃。動揺しました。

それがあまりにも大きな動揺だったのには理由がありました。

 

やっぱり、ウィルとロウンの姉ジヘは関係があったようです。恋人同士だったのかな?

二人が親しげに一緒にいるところをファンギは目撃していたんです。

その時のシーンと被ったのです。

ウィルはファンギの妹イスと交際していたようですし・・・。二股

もしかしたら、裏切られたとショックを受けて自殺しちゃったのかな?ジヘは。

ファンギは、ジヘにカフスボタンをすぐに買いに行くように・・・なんて命令をしていました。それはおそらくジヘをロウンの公演に行かせない為の口実だったんでしょう。

だって、その公演にウィルとイスが行ってましたから。

鉢合わせしないようにという配慮だったんだと思います。

 

ウィルが向かったのは、国民的俳優ファン・ヨンギュの元。

スキャンダル記事が出て、身動き取れなくなっていました。

CMの違約金問題なんぞも発生するかもしれないと言う危機でした。でも・・・何故ウィルが行くの?

結局、ロウンの提案でペントハウスで夜の飛行機の時間まで匿うことに。

スキャンダルが事実なのか聞き出そうとするロウン。・・・でも、何故

 

不倫では無いと言うヨンギュ。でも詳細は一切口にしません。

それを開かせたのはファンギでした。

一緒に時間を過ごすうちに、ヨンギュはファンギと言う人間を信頼できると見極めたようです。

気さくなど言う言葉は辞書に無いと言えるようなファンギの言動。人に分かってもらえないくらいに些細な気遣い。

でも、本当は細かい心遣いが出来、人の気持ちに敏感で、配慮が過ぎる人なんです。

 

ヨンギュのスキャンダルの相手と言うのは、実は息子だったのです。

女装していたのです。

ヨンギュが口をつぐんでいたのは、ひとえに家族を守るためだったのです。

ロウンは、それを知りました。

又一つ、謎が増えました。ファンギと言う人間に対する・・・。

 

ロウンはファンギに聞きました。

屋上で謝り続けていたのは誰に対してなのか・・・と。

ファンギは何も答えませんでした。

それはジヘに対しての謝罪だったからです。

傷つかないように守ってあげたかったのに、それが出来なかったわけで・・・。

当時、ファンギが優先したのは、自分の妹だったということですね。守らなきゃいけない人が他にいるから・・・と。

だから、ごめんなさい・・・だったのです。

ジヘの事を好きだったのかしら?

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増えてる!!!

2017-06-08 21:36:37 | その他

千葉の我が家の庭に来る野ら猫さん。

今回は居ついていないんだ・・・と安心していたら。

昨日、突然現れましたよ。

生後1カ月ほどの子猫3匹を連れたお母さん猫が

まー我が物顔っちゃぁこんなこと?・・・と言うほどの傍若無人ぶり。

警戒してるのはお母さん猫だけ。

お母さんから警戒警報が出ない限り、子猫たちは飛び跳ねてますよ。

ま、可愛いんですけどね。

触りたいんですけどね。

両隣りは猫嫌いのお宅だし、少し前に去年あたり野ら猫問題も起ったわけですから。

迂闊に愛でてはいけません。

遠くでちら見するのにとどめておかなくては。

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『内省的なボス(原題)』2話まで

2017-06-08 19:48:54 | 韓国ドラマのエトセトラ
内省的なボス OST (tvNドラマ)
クリエーター情報なし
CJ E&M

レビュー一覧は、こちらから。

この作品、1話が長いんですよ。だいたい70~75分かな?ダビング泣かせかもしれません。

 

ファンギが捨てようとした花束を掴んだロウン。

ミスタースミスは誰?・・・とファンギに詰め寄りました。

ファンギは必死に顔を隠しながら逃げようとするんです。自分が贈り主だと言おうともしたんですよ。

だけど、ロウンがけたたましく人の話を聞かずにマシンガントークをするもんだから、話せなくて。

結局、トイレに逃げ込んでしまいました。

ところが、ロウンは男子トイレにも、ずかずかと追って来たんです。

慌てたファンギは、個室に逃げ込みました。

 

ロウンは、ファンギを、ミスタースミスから依頼されて花束を届けてくれてる人だと思い込んでいます。

だから、ミスタースミスに伝言を・・・と言いました。

「今まで本当にありがとう。ミスタースミスさんのお陰で頑張れたって伝えてください。」

 

ファンギは顔が見えないので、勇気を出して声をかけました。

「何故急に女優を辞めたんですか?」

「それはミスタースミスさんにも秘密です。」

 

「3年前、姉が自殺しました。」

と、ロウンは話し始めました。隣の個室に入り、便座に座って。

ファンギは、ロウンが自殺した秘書の妹だと知っていたのかしら。この時初めて知ったのかしら?

「本当に正体を知りたいですか?」

と、ファンギ。

「言わないで。正直知りたいけど、知りたくない気持ちもあるの。ずっと誰なのか期待して想像したいんです。」

ずっと、ロウンの姉も花束を贈ってくれていたようです。だから、姉亡き後、同じように花束が届くので、まだ姉が生きているかのように思えるのがロウンには嬉しかったのでしょう。

姉も、あなたのように無口だった・・・とロウン。

辛ければ辛いと言ってくれればよかったのに。死ぬほど辛いのに誰にも言えずに・・・。それがこの3年間、一番辛かったとロウンは言いました。自殺した理由が分からないことが・・・。分かってあげられなかったことが・・・。

 

ロウンの悲しみを聞き、悲劇を繰り返さないためにも、ちゃんと思いを話さなくては・・・とファンギは思いました。

そして、勇気を振り絞って、入院中の秘書の元に行ったのです。花束を抱えて・・・。

カーテンを挟んで、たどたどしい言葉ではありましたが、思いを伝えました。

自分には、対人関係に置いて問題がある・・・と。外部に知られないよう秘密にしてほしい。辛い思いをさせて本当にごめんなさい。有給をあげるからゆっくり休んで。費用は僕が負担するから。

キム秘書は、思いもよらないファンギの言動に、感動しました。

 

ところがですよ。この一件は、思わぬ展開になってしまいました。

ウ記者がロウンの指示で記事にしてしまったのです。パワハラ疑惑あり・・・と。

 

会社には問い合わせや抗議の電話が殺到し、マスコミも押し寄せ、ファンギの意見を求めました。

こう言う事の対応は、ウィルがお得意です。

きちんとした策を立てるまで時間を・・・という回答をし、後日改めて公式の場を設けると発表。

社員たちは、皆改めてウィルの手際の良さを実感しました。

 

偶然、その場に居合わせたファンギ。

その姿をロウンが見つけました。

で、ペントハウスに行こうとエレベーターに乗り込んだのを、捕まえたのです。

顔を見られてしまいそうになったのを助けたのも、ウィル。

そして、この時初めてウィルからロウンが新入社員だと言う事を聞かされたのです。

 

キム秘書は退院して行方が分からなくなっていました。

今回の騒動で、余計に出て来れなくなったでしょう。

でもね、実は、ウィルが大金を渡して口封じしていたのです。お金目当てなんだから・・・とファンギに言いました。

そんな人じゃない・・・とファンギは言いました。

 

その時、キム秘書からウォルに連絡が入りました。会社の近くに来ていると。

ファンギについての情報がもれたのは、キム秘書かもしれないけど、ロウンも関わっていると感じたファンギ。ロウンが自分についてキム秘書とかに聞きまわっていたのを知ってるのかな?それとも、キム秘書が3年前の事件について口走ったら、ロウンの名前が出るのも時間の問題だと思ったのかな?

ちょいとこの辺が分かりにくいです。言葉の意味するところが分かりづらいです。・・・え?私だけ

 

会社にファンギの父が乗り込んで来ました。

ファンギの父ウン・ボクトンはブレイン広告の創業者。現在は議員になっているようで、息子のファンギが対人恐怖症とも言える状況なのが、歯がゆくて仕方がないのです。

今回の騒動に激怒し、会社に乗り込んで来たのですが、生憎ファンギはペントハウスにいませんでした。

ウィルは、自分に任せてほしいと言いました。

何かウィルとボクトンの間では、新しいプロジェクト計画を考えているようで、あとはファンギを説得するだけと言う状況みたいですね。

 

キム秘書は会社に来たものの、騒動になってるし、ボクトンが激怒してる様子を見たら、もうどうしたら良いのか・・・と恐怖で震えるばかりでした。

逃げ出そうとした時、頭からふわっと何かがかぶせられました。

ファンギです。ファンギが上着をキム秘書の頭からかぶせ、顔が見えないようにして言いました。

「キム秘書は口外していないから、何も悪く無い。誰にもその話をした事はない。誰に説得されても絶対に言うな。」

キム秘書は、こんな時に、自分の心配をしてくれるなんて・・・と、またファンギの別の面を見た気がしました。

 

ロウンは、姉が飛び降りた屋上に立っていました。

ファンギが姉の死の原因だと思い込んでるロウン。復讐を誓いました。

その時、上から声が。

「ごめんなさい。」

何度も何度も謝る声です。

ロウンは、近づいて行き、声をかけました。何を謝ってるの?・・・と。

驚いたファンギが落ちそうになったのをロウンが捕まえ、転んでしまったのですが、その時、ファンギは咄嗟にロウンを庇った転び方をしました。

 

ファンギが謝っていたのは、練習でした。

今回の騒動についての会見を開き、自分の口で謝罪しようと考えたのです。

彼なりに必死に誠実であろうとしていました。

でもね、それを止めたのはウィル。

 

ウィルは共同代表と言う事ですが、どうも引け目を感じてるところがあるようです。

世間では雇われ社長だと陰口を叩かれる事も多いようで。だけど、彼は対人恐怖症のファンギを精一杯フォローして来ました。

ただ、ロウンの姉の事件には、何らかの関係があるようです。

その一件をファンギが秘密にしてくれたと言う事に対して、感謝しているらしいです。

でもね、一方で、ファンギの内向的な性格を利用して自分がスポットライトに当たるよう仕向けてるようにも見えます。

だから、今回、ファンギが表に出て謝罪することで、自分の居場所が奪われるのを防ごうとしているように感じますね、あたしゃ。

 

結局、ウィルは、キム秘書にこの記事は事実とは異なる内容だと証言させました。

その後で、自らが質疑応答に臨んだのです。代表であるファンギは海外出張中だと偽って。

そして、会社としての改善策を発表しました。

ファンギが代表から降りるということです。社内にベンチャーチームを設け、そのチーム長とすると。

 

それを、ファンギは父から聞かされていました。

父ボクトンは、情けない息子を鍛え上げようと考えたのです。

ファンギは自分には無理だと言いました。会社の後継者となる欲もありません。彼は一人で仕事をしたいと考えているのですが、父はそれを許しませんでした。

 

ロウンは腹が立ちました。

結局、また代表のファンギは自らが謝罪もせず、姿を現すこともしなかったわけですから。

で、直接抗議に行ったのです。

その時、キム秘書は私物をまとめていました。

お金を貰って、嘘の証言をしたんだ・・・とロウンは思いました。

でもね、キム秘書はキム秘書なりの辛さがあるのです。仕事を辞めたくはありませんしね。

ロウンのやったことは、彼女のような弱者を苦しめただけでした。ロウンはあまりにも利己的だったと言えます。

 

ロウンは、広告の撮影で使うバッグ等の小物を届けるよう指示されました。

バイク便に頼むよう言われたのですが、たまたまそこにいたファンギをバイク便のお兄さんだと思い込んでしまいました。

で、預けてしまったのです。

 

ファンギは、届けなければ、ロウンはミスを理由に会社を辞めるかもしれない・・・なんて、いっそのこと知らんぷりしようかとも思ったのですが、結局は、必死に届けてしまうんですね。

途中で、大渋滞に巻き込まれてしまったら、車を降りて、大量の袋を担いで走って届けましたよ。

撮影スタッフたちは、小物が届かないので、ロウンを責めました。

もしかしたら、盗まれてしまったのかも・・・と警察に届けようとしたのをロウンは止めました。

自分はあの人を信じているからと。

そして、必死に走って来るファンギを見つけると、大喜びで駆けよりました。

 

その時、バイクがロウンの駆ける方向には知って来るのが見えました。

ファンギはロウンを守ろうと、その前に飛び出しました。

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『ドクターズ~恋する気持ち』完観

2017-06-08 00:41:34 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ~恋する気持ち DVD-BOX2
クリエーター情報なし
Happinet

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミョンフンが救急に運ばれて来たのは、ソウの母が睡眠薬で眠っているのを勘違いしたからで、容体が急に悪化したわけではありませんでした。

救急でソウの母はジフンとへジョンに再会し、驚きました。

この時まで二人がこの病院で医師として勤務してるのを知らなかったのです。

昔の経緯がありますから、何とも気まずい雰囲気です。

ただ、状況を知らないソウの母は、今でもへジョンを見下してます。出世したわね・・・なんて。

 

ミョンフンの手術はやはり早いに越したことは無いと言う結論に達していました。

ソウの母は、又も口を挟み、ジフンに執刀してもらうのはプライドが・・・とか何とか言うのですが、ソウもミョンフンもうるさがるだけです。

 

執刀を依頼されたジフンですが、助手にはへジョンを・・・とミョンフンに言いました。

自分が力を発揮するためには、へジョンの助手が絶対必要だと。

でも、ミョンフンも、へジョンもそれは了承出来ませんでした。

許したわけではないへジョンも、そして恨まれているから、仕返しされるんじゃないかと不安がるミョンフンも・・・。

 

へジョンは、ソウの父親ミョンフンに対する思いを改めて知り、自分と比較したようです。

病院に通院してる父を呼び出し、話をしました。どうしても聞いておきたかったのです。祖母の件を何故示談にしたか・・・ということを。

「当時は何も出来なかった。」

と、父は答えました。どうすべきか分からなかった・・・と。

そうでしょうねぇ。専門的な事は全く分からないし、提訴したら長引くだけだし・・・。

「父さんを好きじゃないのに、具合が悪いと聞いて気になってた。病気で辛くなったら助けたくなりそう。でも元気なら会わない方が良い。」

そういう親子関係もあるのでしょうね。

家族を作りたくなった・・・とへジョンは言いました。結婚を意味してますよね。

だから、父との関係を整理しておきたかった・・・と。

父もすぐに気付きました。

いつになるかは言いませんでした。そして、多分連絡はしない・・・と。

一瞬寂しそうな表情を浮かべた父ですが、諦めの表情に変わりました。

「元気で幸せに暮らして。」

「すまんな。父親の役目を果たせなくて。」

謝ってくれてありがとう・・・とへジョンは丁寧に言いました。

 

苦しむソウを、ユンドが慰めようとしました。

それを見て、ヨングクがユンドの気持ちを確認しました。

ユンドはあくまでもソウは妹なのです。

彼はへジョンへの片思いを寂しいと思う事はあっても、整理してしまおうとは思っていません。

一生懸命片思いすることはある意味幸せなのかもしれません。

 

ソウとヨングクは、友達同士から一歩踏み出しました。

良い雰囲気です。

 

へジョンが助手をしないのなら、自分も自信を持って手術に望めないとジフンは言いました。

で、結局執刀医を断ったのです。

でも、可能な医師が見つからなくてね。

ソウはへジョンに助手をやってほしいと思っています。

で、頼みに来ました。

断るへジョンに、必死に頼みました。

 

チン理事長は、愛する息子が病に倒れたことがショックでした。

どんな手を使ってでも助けたいと思っていました。

ミョンフンも、チン理事長の前では幼い子供のようです。妻や娘の前では強がっているけど、父親の前では素になります。

病が怖いと、死にたくないと泣くのです。

それを見る父親の方が辛いでしょう。

 

へジョンは助手を引き受けるとミョンフンに告げました。

ミョンフンは、へジョンの決断をまだ信じ切れません。最善を尽くしたと言って血管を切る気だろう・・・なんて言いがかりをつけました。

「因果応報だと思うか?」

と、ミョンフン。そう思います・・・とへジョン。

口では憎まれ口を叩くミョンフンですが、根はほっとしていたに違いありません。

「祖母が手術を受ける前、最後に残した言葉は何だと思いますか?」

“先生が頑張ってくれる。信用できるわ”です。

「手術前、信頼を与え安心させてくださったことに感謝します。」

と、へジョン。

考えてみれば、祖母はミョンフンを信頼してたから、心安らかだったでしょう。起きられると信じ、治ると思っていたでしょうから・・・。

 

手術が始まりました。

困難な手術でした。

ユンドやキム副院長たちが見守る中、ジフンとへジョンは最善を尽くしました。

そして、成功したのです。

 

ソウは心からの感謝を口にしました。

だけど、ここに至ってもまだソウの母はプライドが邪魔するんでしょうかね。二人にちゃんと感謝の言葉を告げる事はできませんでした。

手術が無事終わってほっとしていることは確かなのに。感謝の気持ちもある筈なのに・・・。

 

脳死状態の新婦が破水しました。

即、帝王切開で出産させることになりました。

ジフンやへジョン、ギョンジュンたちが見守る中、赤ちゃんが無事誕生しました。

ところが、その直後、新婦の容体が悪化。

夫のウジンが必死に駆け付けた直後、待っていたように、心臓が止まったのです。

形見を残して逝きました。

 

新院長には、キム副院長が就任しました。

 

ミョンフンは麻痺も少なく、リハビリに専念しています。

起き上がれるようになった時、ミョンフンはへジョンを呼びました。

「ありがとう。」

心のこもった感謝の言葉でした。

へジョンにもちゃんと伝わりました。

「私も感謝しています。手術によく耐えて回復する姿を見せてくれて。」

ミョンフンは、ゆっくりと頭を下げました。

やっと二人の間に温かい空気が流れ始めました。

 

ハッピーエンドです。

 

登場人物に、物凄い悪人がいなかったことで、リアルな雰囲気を感じる事ができる作品です。

シリアスさも恋愛も程よいレベルで、起伏が少ないとも言えますが、その分見てるこちらの気分も程よく冷静でいられます。

キム・レウォンssiは、本当に自然体な演技ですよね。

台詞なんだけど、演技なんだけど、演じてる感じがしない自然さです。久しぶりに見て、やはり素敵な俳優さんだと思いました。

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『内省的なボス(原題)』視聴開始

2017-06-07 21:46:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

                          

レビュー一覧は、こちらから。

 

広告業界1位の実績を持つブレイン広告。

その代表がウン・ファンギ=ヨン・ウジンssi。

極端に内向的なため、その正体を知る者は、社内には共同経営者のカン・ウィル=ユン・パクssiのみ。

代表秘書でさえ、顔も知りません。

代表が超のつく変わりモノで、足音や大きなノックなどを嫌い、人との関わりを極力避けていたのです。目を合わせるのも嫌がると言う話です。

その緊張たるや最たるもので、秘書は常にびくびくしています。

 

そんな正体不明の代表ファンギの代わりに、会社の代表として全ての表向きの仕事をこなしているのがカン・ウィル。

彼もまた有能な経営者で、カリスマ性もあり、社員の信望を集めているのです。

今回、オペラ公演のコンペを行うに当たって、派手なプレゼンテーションをしようとしていたウィル。

ところが、当日先に行ったライバル会社のプレゼンの内容が全く同じだと言う事が分かったのです。

社員たちは驚き焦り、ウィルに報告しました。

でも、ウィルは全く動揺を見せません。

 

実は、社内でリハーサルをした時、ファンギからその内容にクレームがついていたのです。

正反対のやり方で広告はできると言う事を助言したわけです。

ウィルは、本番直前のクレームに気分を害しましたが、ファンギの助言を聞いておいたからこそ、ライバル社との差別化を図る事ができ、勝ちとる事も出来たのです。

超内向的というだけで、ファンギの代表としての能力は相当なモノなんでしょうね。

そして、ウィルのカリスマ性あふれるプレゼンのやり方も、やはり大きな力となっている事は確かです。

 

ファンギは実はミュージカル女優チェ・ロウン=パク・ヘスさんに長い間片思いをしています。

脇役でしかないロウンに、公演ごとに花束を贈り続けています。勿論、名前も告げていませんし、直接渡す事もありません。

ロウンはそんなファンを“ミスタースミス”と名付けていました。

貴重なファンですからね。

 

ある時、勇気を振り絞って直接渡しに行ったのですが、結局、目の前にいる男優に花束を突き出して逃げるように出て来てしまいましたよ。

カウンセラーに相談したら、もう3年にもなるんだから、一歩踏み出すよう言われました。

繰り返して何回も何回も練習してください・・・って。

「ファンです。」

という一言を。

ただね、このカウンセリングを受ける時も、直接顔を合わせて・・・ではなく、塀を挟んでの会話というのが、笑えましたよ

 

で、何度も何度も練習して、今度こそは直接花束を渡そうと公演会場に車を走らせるファンギ。

ヘアースタイルも、美容院でセットしてもらい・・・これも彼にとっては決死の覚悟のことだったんですけどね。車の中でも何度も練習するのですが、つい、練習に集中し過ぎて、停まってる車に追突する事故を起こしちゃった。

おまけに、相手の車から降りて来たのは、よりによってロウンじゃありませんか

思いもよらない事態に、この場でファンだと告白すべきなのか?・・・なんてパニックになってしまいました。

でも、結局、猛抗議するロウンの前に出て行く事が出来ず、逃げ出してしまうんです。

 

ロウンは、追突したにもかかわらず、一切の謝罪もなく、車から降りて来ないような非常識なヤツが逃げ出したってんで、後を猛追。

で、逃げた先が、なんとブレイン広告。

おまけに、代表の車だと社員は言うし・・・。

 

実は、ロウン、先だっての公演を最後に、ミュージカル女優をやめてブレイン広告に就職することになっていたのです。

その日は、初出社だったんですね。

すぐさま、ビルの最上階ペントハウスに上がって行きました。

偶然、秘書が席を外している時だったので、難なく代表の部屋に入る込む事が出来ました。

 

その時、ファンギはシャワー中。

バスタオル一枚で出てきたら、そこにロウン。

二人とも突然の事に驚き、大騒動に。

でも、臆することなくファンギに近づき、顔を確かめようとするロウン。

ファンギは必死に顔を隠し、逃げまどいました。

運よく秘書が来たので、顔を見られずに終わりましたが・・・。

 

ロウンがブレイン社に入社したのには理由がありました。

3年前、彼女の姉が投身自殺したのです。ブレイン社で秘書をしていたようです。

なのに、全くニュースに取り上げられる事も無く、うつ病だということで簡単に始末されてしまったのです。

真実を探ることがロウンの目的だったのです。

当時、姉の靴は発見されないままでした。

 

そんな時、代表秘書が倒れました。

発見したのはロウン。親しくなっていたんです。代表の情報を得るためにあれこれと話をしてましたからね。

その時、救急車を呼んでくれと、必死に訴えるロウンの声も、代表のファンギは無視したとロウンは思いこみました。代表室にいる筈なのに・・・と。

秘書など、ティッシュのように使い捨てなんだ・・・とロウンは激怒しました。

そして、知り合いのウ記者に、代表の悪行を暴露してほしいと頼みました。

 

でもね、その時、ファンギは不在だったのです。

実家に行っていたのです。

 

ファンギとロウンの姉はどういう関係っだったのでしょう。

ロウンの姉の見つからない靴。それがファンギの机の引き出しに入っていますよ。鍵のかかった引き出しに。

 

ロウンは、ミスタースミスは自分が女優をやめた事を知らない筈だから、また花束を持ってくるかもしれないと、公演会場に行きました。

実際、ファンギは知りませんでした。

単に、事故を起こして逃げた事を怒って追いかけて来たとしか思っていませんからね。

それで今度こそはと直接花束を渡そうとしていたのです。

フードと帽子を脱いで、花束を差し出したのに・・・。ロウンではありませんでした。

「辞めましたよ。就職したそうです。変態ストーカーともお別れだと伝えてください。」

と、俳優仲間が言いました。

 

勇気を出すのが遅かった・・・とファンギは思いました。結局、チャンスを失ってしまった・・・と。

そして、花束を捨てようとした時、それを取り上げたのはロウン。

「ミスタースミス?」

突然の思いがけない展開に、またファンギは混乱し、動揺し、逃げる態勢になってますけど・・・。

あの状況から逃げられるかしら

 

ちょいとミステリー風味もあるコメディですね。

楽しく見る事が出来そうです。

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「内省的なボス(原題)」あらすじ

2017-06-07 18:55:06 |   ★「な」行

 

内省的なボス OST (tvNドラマ)
クリエーター情報なし
CJ E&M

ヨン・ウジンssi、パク・ヘスさん主演のラブコメ。

極端に内向的な性格の社長をヨン・ウジンssiが、そしてその正反対の超社交的な性格の新入社員をパク・ヘスさんが演じています。

私は、パク・ヘスさんは「ヨンパリ」でのチュウォンssiの妹役以来です。大人になって、ちょっと分からなかったです。

ヨン・ウジンssiも、お久しぶり。

私にとっては新鮮な俳優さんたちなので、楽しみです。

 

      1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで

      9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話(最終話)まで

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『ドクターズ~恋する気持ち』19話まで

2017-06-07 18:52:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ~恋する気持ち DVD-BOX1
クリエーター情報なし
Happinet

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソウはスンヒからへジョンの転院理由を聞きました。

スンヒも、ソウが傷つくのは分かっているから、話そうとはしませんでしたが、ソウが粘ったのです。

話を聞いても、ソウには信じられませんでした。へジョンの誤解だと思いました。

だけど、証拠が見つかったとスンヒが言ったのです。そして、へジョンが誤解とか勘違いで13年間も信じ続ける筈は無いとソウも分かっていました。

 

ソウが心を癒せるのは、ヨングクしかいません。

何も言わなくても、ただ傍で温かく包んでくれる存在だと、今ようやく分かりました。

この時も、何も気かずにソウの頼みを聞いてくれました。肩を抱きしめてくれたのです。

 

ある日、キム副院長は、神経外科のメンバーに話をしました。

最近立て続けに神経外科の中で問題が起りました。へジョンの事もそうですし、ガンスの病気、ナム議員に関して非難も浴びました。

「今後も厳しい時間が続くかもしれない。しかし、我々が支えとすべきは自分たちだ。神経外科は脳を治す。脳は人間の体を支配する。ゆえに、神経外科は全てを支配する。」

メンバーの結束はいっそう固くなりました。

 

へジョンの父が病院にやってきました。

体調が悪くて近くの病院にかかったら、大きい病院で精密検査を・・・と勧められたのだそうです。

ま、肝臓が悪い事が分かったのですが、投薬治療で済むそうです。

へジョンは、チョン医師から連絡を受けて初めて知りました。

そうなると、やはり気になるわけで。でも、父の姿を遠くから見るだけで、声をかける事はしませんでした。

 

ミョンフンやチン理事長を追い詰める事が出来る証拠を見つけたジフンなんですが、それを公表することは躊躇しました。

なにせ、へジョンの録音をミョンフンが持っていますからね。告訴すると脅されているので、迂闊に動けません。

 

ソウは、へジョンに事実を確かめました。

へジョンの思い込みだと思いたいけど、証拠の資料をチョン医師が診断したと言うし、へジョンの父と病院の間で示談になったと聞くと、それは過失が病院側にあったという確かな証拠だと、ソウにも分かりました。

そして、チョン医師に確認に行ったソウは、ジフンも、ユンドも既に事実を把握していると聞かされたのです。知らなかったのは自分だけでした。

 

ソウは院長室に行きました。

ミョンフンは留守で、しばらく待つ事に。

父の過失を知らされた今、やはり自分は父を愛していると感じたソウでした。庇いたいと心から思ったからです。

でもね、その時、父がへジョンの声を録音した万年筆型の録音機を見つけてしまったのです。

 

“殺してやる”

と言うへジョンの言葉を聞いた時、へジョンの憎しみが如何に深いかを知りました。

でも、そんな恐ろしい事を言うへジョンに、反感を覚えたのも事実でした。

「ぞっとするわ。そんな事を言うなんて。」

と、へジョンに言いました。

「手術中のミスはあり得るわ。でも、あなたの父親になんて言われたと思う?“やましい事は無い。大人に話す”と。死を悼むのが先よ。きちんと謝罪されていたら・・・祖母の人生が尊重されていたらここまで恨まなかった。」

私に言ってくれていたら・・・とソウが言いました。だったら、あなたを誤解しなかったのに・・・と。

「あなたを思いやったの。親切にしてくれたから・・・。」

ソウは何も言えなくなりました。

へジョンの夢は、祖母と一緒にクッパ屋をする事だったのです。それだけだったのを知っています。へジョンにとっての祖母は、それほど大切に思っていた存在だったのですから。

 

老人健康センターの着工が決まりました。

夢が叶うとチン理事長とミョンフンは有頂天になりました。

そこに、検察が乗り込んで来たのです。チン理事長を、横領及び背任収財の容疑で逮捕する為でした。

勿論、ジフンが例の見つけた証拠を提出したのです。

 

へジョンが背中を押したのです。

ソウの言っていた録音データをネタに、脅されて研究職に専念したとキム副院長から聞いたのです。

自分のために、この機会を失うような事が会ったら、一生自分を恨む事になるから・・・と。

へジョンの過去を公表し、脅迫されたと告訴するとミョンフンは言ったようで、ジフンはへジョンが苦しむ事を避けたかったのです。

でも、へジョンはこれまでと同じように解決するから・・・と言いました。信用してください・・・と。

 

チン理事長は、息子のミョンフンを心から愛しています。あの年になっても、やはり息子は可愛いし、面倒を見てやりたいのです。

誰よりも成功させてやりたいのです。

だから、罪を問われるなら自分一人が・・・と思っているのです。息子だけは関係無いところに置いておきたいわけです。

父としての愛情は確かです。

 

ミョンフンは、裏切ったジフンに仕返しを・・・と録音機を探しました。へジョンも同じ目に遭わせようと思ったのです。

でも、ありません。ソウが持って行ってますからね。

へジョンをマスコミの話題にしてやる・・・と息まくミョンフンに、ソウは録音機は自分が処分したと言いました。

「医療事故の話を聞いた時、父さんの肩を持ったわ。自分の過ちに思えたから。私なら執刀医を殺してる。ミスしたら謝ればいいのに、何故傷つけたの?」

「謝ったら、すぐに金をむしり取られる。」

なんて人生なの・・・とソウ。情けない表情でした。

「いい人に出会ったことは無いの?変な人を基準に人に接する態度を決めるの?父さんが恥ずかしい。私も恥ずかしい。恥知らずよ。」

 

「へジョンの夢が何か知ってる?おばあさんへの孝行よ。クッパの店をやることだった。おばあさんと暮らすことだけ。人の心が分からない?“最善は尽くしたが申し訳なかった。大切な人だった筈だ”そう言うべきだった。」

ソウの言葉は、ミョンフンの胸に突き刺さりました。

 

ソウは、へジョンを呼び出しました。録音機を渡しました。

そして初めてきちんと謝ったのです。跪きました。

父ミョンフンの代わりに・・・と。

 

へジョンはミョンフンに、言いました。

もう止めます・・・と。

ミョンフンを恨む事をやめるのは、勿論難しい決断でした。でも、もう、ミョンフンとは関わりを持たない人生を歩きたくなったのです。

「始めた事に、ケリをつけに来ました。」

許したわけではありませんでした。ただ、恨む事をやめるというだけです。ソウのためにも、自分やジフンの為にも。

 

ミョンフンに腫瘍が発見されました。

ずっと頭痛を訴えていたのですが、検査を先延ばしにしていましてね。

ようやく周囲にせっつかれて検査した結果、発見されたのです。かなり深刻な状況でした。

腕利きのジフンでさえ、困難な手術だと思われるほどです。

 

ソウも、その報告を受けていました。

深刻さは充分理解できました。調べれば調べるほど、その重篤さが分かりました。

へジョンに聞きました。

「おばあさんががんだと聞いた時どうだった?」

目の前が真っ暗になって泣き続けたわ・・・とへジョン。

その時、ソウの様子がおかしいのに気がついたへジョン。何かあった?・・・と聞きました。

 

その時、救急から連絡が入りました。

ミョンフンが運ばれて来た・・・と。

ソウの涙の理由が分かりました。

 

チン理事長は、ジフンにミョンフンの手術を依頼していました。

確かに、今、この病院で任せられるのは、ジフンしかいないでしょう。でも、ミョンフン自身がそれを望むかどうか・・・です。

 

さぁ、最終話です。

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『ドクターズ~恋する気持ち』18話まで

2017-06-07 14:01:09 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ OST (SBS TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Warner Music Korea

レビュー一覧は、こちらから。

 

復讐する事に人生を使うのは間違っているという思いを、ジフンも最初から持っていたわけじゃありません。

彼の両親が亡くなった後、引き取って面倒を見てくれた伯父は、その後ジフンの承諾を受けずに、彼の家を売り払ったようです。そしてそのお金を着服したようですね。

出来る限りの事をしてやった恩を返せ・・・と開き直った伯父。

ジフンは悔しさでいっぱいでした。復讐してやりたいと思ったようです。

でもね、その後、その伯父は腎臓透析をしなければいけない状況になりました。

因果応報はある・・・と思いました。ただ、それを行うのは自分では無く、世の中なんだと思ったのです。

ジフンの経験から得た教訓だったのです。

 

でも、今のへジョンには、その思いは伝わりませんでした。

 

ガンスの手術は成功し、順調に回復して行きました。視覚にも支障は無さそうです。

ただ、ガンスには家が無かったのです。

常日頃、弟は軍で生活し、ガンス自身は病院で寝泊まりしていました。

でも、今回、退院した後、行くあてが無いわけです。仕事もしばらく出来ません。と言う事は経済的に行き詰まってしまうのは目に見えていました。

弟は心配して、コツコツと貯めた通帳を差し出しました。受け取れませんよ、ガンス。

そんな時、事情を知ったキム副院長が、上手く取り計らってくれました。

医師の仕事が出来ない間、秘書として病院に勤務するよう手配してくれたのです。そして、完治した後、医師に復帰すれば良い・・・とね。

良かったですよ、ホント。いい人たちばかりで。

 

ユンドは、叔父のチョン医師から、へジョンの転院の理由を聞きました。

医療事故で死んだ祖母の執刀医がミョンフンだということも。

それを知ったユンドはすぐに行動に移りました。理事になることを承諾したのです。

そうすることによって、へジョンを守ろうと考えたのです。

 

ジフンは、へジョンにも指摘された父ホン理事長の死の直前の状況について、まだ調べていました。

チン理事長が直前に会っていた事は分かっています。その時、何か、精神的肉体的に大きな負担がかかったのではないかと睨んでいたのですが、何も証拠はありません。

ただ、直前に、チン理事長が一旦辞任を言いだしていたことを考えると、ホン理事長は、チン理事長の弱みを掴んでいたのではないかと推察できました。

それが何なのか、ジフンはキム副院長と共に探り始めていました。

チン理事長とミョンフンには、様々な不正の噂がありました。

公然の事実として知られている裏金等の事以外に、まだ何かあるに違いないと踏んだ二人。

で気付いたのです。

ホン理事長は、とても慎重な人物だったということを。

きっと、重要な証拠は、一カ所だけじゃなく、他にも隠してあるに違いないと。

 

へジョンは、決心しました。

ミョンフンを精神的に殺してやる・・・と。ミョンフンに会いに行きました。

「あなたを精神的に殺します。院長の傍から離れず、様子を見守り続けます。隙があるたびに苦しめます。」

首にするとミョンフンが言うと、法的に訴えます・・・とへジョン。不当解雇で・・・。

「復職したら、この病院に残り続けます。院長が破滅するのを見届けます。」

脅迫か?・・・とミョンフン。

「はい。」

この時、嫌にミョンフンが落ち着いているなと思ったら・・・。やっぱり企んでいましたよ。

この会話を録音していたのです。

そして、それをネタにジフンを脅しました。

病院経営に邪魔なジフンを追い出すため、それを公表されたくなかったら、病院での診察を辞め、研究職に専念しろと言ったのです。

ジフン、了承しました。

へジョンには一切話しませんでした。

勿論、他の誰にも、その理由は明かしませんでした。キム副院長にも。

 

相変わらずソウに対する病院内の噂は治まっていませんでした。

院長の娘だから、今回懲戒処分を逃れたんだ・・・という不満ですね。

ソウの耳にも入っていました。

ソウは疑問に思っていました。

父親はへジョンを好意的に見ていた筈なのに、今回の厳しい処罰は何故なのかと。突然態度を変えた理由が分からなかったのです。

ミョンフンに問いただしても、肝心な事は教えてもらえません。

当たり前ですよね。父親とすると、自分の医療ミスを娘に打ち明けるなんて、絶対にありません。

 

ユンドは、理事になるとへジョンに報告しました。

何故?・・・と聞かれ、君を助けたくて・・・と正直過ぎる答えです。

そして、転院して来た理由を知ったからと言いました。

「私の行動は無謀ですよね?非現実的ですよね。」

と、へジョン。

「それがユ先生の魅力だ。」

と、ユンド。

へジョン、その言葉に救われた気分だったようですね。味方がいると感じたでしょう。

 

例のこん睡状態のままの新婦が発熱しました。

それに気付いたのは夫ウジン。幸い、治まったのですが、ウジンは自分の行動に疑問を感じ始めました。

もしかしたら、妻を生かしてほしいと願うのは、自分のエゴなのではないか・・・と。

愛しているのに、実は苦しめているのではないか・・・とね。

へジョンに連絡して来ました。呼吸器をはずしてください・・・と。

へジョンは病院に駆け付けました。

「やめたら、子供を守って来た奥さんの努力が水の泡になります。奥さんが耐えているのはお二人・・・子供や旦那さんを愛してるからです。あなたも耐えてください。」

ウジンは、その言葉に従いました。

 

理事会が開かれました。

ミョンフンが提案する老人健康センターの設立と福祉事業の拡大が議案でした。

投票が行われ、老人健康センターの設立が承認されました。

ジフンが理事たちに協力を求め、良い返事を貰っていたにもかかわらず、ミョンフンやチン理事長への投票を行ったりじが多かったということですね。

でも、新理事であるユンドは、ジフンの案に投票したようです。

ミョンフンは不快に感じてますが、まだユンドの存在をそれほど重くは受け止めていませんでした。

 

ユンドを侮れないと感じたのは、ユンドがミョンフンの不正の証拠を差し出した時が初めてだったでしょう。

委託業者の収益の内訳の数字が合わない・・・と書類を見せたのです。

「院長への脅威にはなるはず。」

と、ユンド。

「ユ先生を見逃してくれたら手を引きます。」

目的がはっきりしてるよね、ユンド。ある意味清々しいわ

ミョンフン、こんなに近くにも敵が居た事を知りました。

 

ソウは、へジョンに直接聞きました。

「もしかしたら、父と何かあった?」

「あんたを傷つけたら、お父さんは苦しむ?」

と、へジョン。精神的に苦しめるには、それが最適なのかもしれないとへジョンは一瞬思いました。

でもね、それはやはり反則だと思ったのでしょう、すぐに撤回しました。

「私を傷つけたら、親は苦しむわ。何があったのか教えて。」

と、ソウが言いました。

それでも、へジョンはそれ以上言いませんでした。ただ、本当に楽しかった高校時代を持ち出しました。

ソウにとってもおそらく一番楽しかった時だったでしょう。

 

ソウは、最後の手段だと、スンヒを問い詰めました。これまでも何度か聞いたことがあるのですが、そのたびにスンヒは知らないと言って来たのです。

でも、ソウはスンヒは知ってると感じていました。

 

ミョンフンは、病院で見かけるへジョンの態度に我慢できなくなりました。

で、呼び出し告げたのです。

ジフンが何故研究職に戻ったかを。

全てへジョンの所為だと。

へジョン、ショックでした。ミョンフンの言うとおり、自分はジフンに迷惑をかけているのも知らず偉そうにしてた・・・と思いました。

でもね、ミョンフンに対しては堂々とした態度を変えることはありませんでした。

「私が消える事を院長はお望みですよね。だから、消えません。有言実行ですから。」

 

へジョンは真っ直ぐにジフンの家に向かいました。

 

その頃、ジフンはようやく父ホン理事長の残したミョンフンの不正の証拠を発見したところでした。

 

さぁ、反撃開始ですか

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『ドクターズ~恋する気持ち』17話まで

2017-06-07 11:50:19 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ~恋する気持ち DVD-BOX2
クリエーター情報なし
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へジョンに対する懲戒委員会が開かれました。

へジョンは事情聴取と言う感じで、呼ばれていました。

へジョンは、質問に誠実に、臆することなく堂々と答えました。勿論、自分は医者として当たり前の行動をしただけで、責任は無いと考えている・・・といった意味の返答でした。

ナム議員の担当看護師からの連絡があった時、へジョンは手術中で、要請に答えられないから、ソウに頼んでいた・・・と。

そして、その手術は一刻を争うものだったので、その時にする必要があった・・・ということも。

その態度に、ミョンフンはむっとしたようですが、ジフンや他の理事たちは納得したようです。

 

ミョンフンは、へジョンの履歴書等から、高校を退学した経緯や、ジフンとの交際について把握していました。

それを、処分内容を決定する場で公表し、辞職に追い込もうと考えていました。

ソウにその事実を言わなかったのは何故かと問いました。

でも、ソウは、その事実を公表しないように頼んだのです。自分にとっては心痛む傷ですからね。ずっと自分の行動を悔いてきたわけですから。

「公表したら死ぬわ。」

と、ソウ。

ミョンフンは、その切り札を使う事が出来なくなりました。

 

ソウは、へジョンに対して少し素直になってきました。もしかしたら、ヨングクが癒してくれた所為

何かあった時、その原因を作ったのが他人だと考えてその人を恨むのが普通だと考えて来たソウ。彼女の周囲の人は、皆そうだったようです。だから、へジョンがそうしないのを、偽善者だと思って気に入らなかったのでしょう。

でも今は、それをへジョンの個性と受け止められるようになったようです。

そして気に入らなかった理由が、自分自身がへジョンに憧れていた所為だと気付いたのでしょう。いつもへジョンを羨み、憧れたのに、プライドの高いソウはそれを恨みととらえてしまっていたのですね。

良かったです、ソウが素直になって。

 

結局、へジョンは1カ月の停職処分となりました。

 

この一件が起った時、職員の中では、やはりソウへの特別扱いが問題となっていました。

そして、ガンスのミスについても、ギョンジュンなんぞがキツク注意しました。ガンスが緊急連絡に気づいていたら、こんな大ごとにはならなかった・・・とね。

でもね、ガンスはその連絡があったことさえ憶えていなかったのです。

それが、病気の所為だとガンス自身はもう認識していました。でも、周囲の者に打ち明ける事は出来ませんでした。

 

だけど、とうとう明るみに出てしまいました。

ガンスが倒れたのです。

皆、気付きました。

このところのガンスの様子が変だった理由がこれだった・・・と。

ギョンジュンは、そうとも知らず、何度もガンスの頭を叩いてしまった・・・と、自責の念にかられ、まともにガンスを見つめる事すら出来ませんでした。

本当は優しいギョンジュンなんです。

仲間たちは皆、ガンスを心配しました。

もしかしたら、外科医としての未来は消えてしまうかもしれないと、最悪の可能性も考えてしまうからです。

 

ガンスはすぐに手術する必要があると診断されました。

ユンドは患部を完全に摘出すべきだと言い、ジフンは無理な手術はすべきじゃないと言いました。

迷ったガンスは、キム副院長に相談しました。キム副院長はジフンの方法を支持しました。

 

仲間たちは、彼の手術の助手に入る事が心情的に出来ませんでした。

それどころか、手術の為に断髪することすら、心が痛んだのです。

ガンスは、ずっとヘアースタイルにこだわって来たのです。何度か注意されたようですが、茶髪を改めようとはしませんでしたからね。

ガンスは、決心しました。

そして、自らの手で髪を切ったのです。

このシーン、本当に自分の髪を切ったそうですね。胸が痛かったです。泣けましたよ

でもね、「太陽の末裔」でのキム・ギボムの姿と被りましたし、とっても坊主が似合って可愛いんですよね

 

ジフンに、キム・チヒョン医師が連絡して来ました。

ジフンの提案に乗る気持ちが芽生えたということです。

 

ユンドは、可能性がほぼ無いと分かっていても、へジョンへの想いを整理する気にはなれませんでした。

本気で恋する幸せを感じているようです。

それは、政治的な事が嫌いな彼が、病院の理事になっても良いかと考えるレベルでした。

以前、ミョンフンから理事になってソウを支えてほしいと声をかけられた事があったのですが、きっぱりと断ったことがありました。でも今は、へジョンが今回のような窮地に陥った時、もう二度と処分を受けないで済むようにできるならばと考えたのです。

そんな自分自身の変化を、ユンドは楽しんでいるようです。

 

ジフンはへジョンの祖母から跪いて頼まれていました。へジョンを頼む・・・と。

ジフンの両親は幸せな瞬間に、一瞬にしてそれを奪われてしまいました。それは、へジョンやへジョン祖母の場合も同じです。

「俺は明日を信じない。今日、この瞬間だけが大切だ。明日死ぬかもしれない。おばあさんの希望はお前の幸せだ。真相究明のために今日を犠牲にするな。」

と、ジフンは言いました。

へジョンは、祖母の死の真相を究明するために生きて来ました。そのために、へジョン自身の今の瞬間を犠牲にしてしまっているとジフンは考えているのです。だから、それを手助けし、一刻も早く終わらせてやりたいと協力しているのです。

「もうすぐ終わりだ。」

そう、ジフンは言いました。

でもね、事はそう簡単じゃありませんでした。

 

その後、キム・チヒョン医師から麻酔記録を受け取る事が出来ました。

へジョンは、自分でもそれを分析し、専門のチョン医師にも見てもらいました。そして判断を仰いだのです。

記録によると、ミョンフンは当時まだ一般的じゃなかった腹腔鏡手術を行っている最中、大静脈を傷つけてしまいったことから大出血を引き起こしてしまったようです。ただちに開腹して対処しなかったため、出血多量による死亡に至ってしまったとのです。

開腹が遅れた理由までは分かりません。本人のみぞ知るってところでしょうか。

腹腔鏡手術をするという説明を受けた覚えが無いとへジョンは思いました。

要するに、担当医の判断ミスで、祖母は死に至ったと言う事が分かったのです。

 

その証拠を携えて、へジョンはミョンフンに会いました。

ミョンフンは、自分のミスは認めました。そして謝罪しました。口先だけです。

へジョンが腹腔鏡手術についての説明がなされていなかったのでは?・・・と聞いても、それが一番安全な方法だったからと言いました。

儲かるからでは?・・・と言っても、話しにならないと言うだけ。

へジョンがいくら問題視しても、既に時効。法的には一切罰せられる事は無いと分かっているから、ミョンフンは強気です。

ミスはしたが、自分は最善を尽くした・・・と言い張るのみです。

これで終わりだと考えるミョンフンに、へジョンは怒りが湧いて来ました。

自分が甘かったと思いました。

その上、ジフンも自分と同じ考えをするだろうと言われ、へジョンはもっと断固とした態度を採らなくてはいけないと決心しました。

 

実際、話を聞いたジフンは、やめてはいけないのか?・・・と言いました。

ジフンは、へジョンが現在を犠牲にしているのが残念でならないんですが、へジョンには、人生の先輩として、経験者としての上から目線だと受け取ったようです。ミョンフンと同じ立場に立っている者の意見だと。

 

でもね、何人もの弁護士に相談しても、ジフンの言うように、そしてミョンフンの言うように、法的には何の手段もとれないと言われるだけでした。

自分に力がついたら、その時初めて真相を究明できるし、心からの謝罪を受け、許す事も納得する事も出来ると考えていたへジョン。もっと早く事を起こすべきだったんだ・・・とやり場の無い怒りと焦り、絶望感を感じたのです。

 

ガンスは、ジフンの手術法を選択しました。

弟と二人の家族で、自分は家長だから・・・と言いました。ジフンの様な外科医になるのが夢てここまで来たのに、あと少しでその夢が叶うところまで来ているのに、諦める事はできない・・・とね。

そして、軍にいる弟が休暇を取って会いに来るのを待って、手術を受けたのです。

万が一失敗したら、視力が失われるので、弟の顔を見る事ができなくなるから・・・と。やはり家長とすると、いつも最悪の事を想定して行動するのが常となっているのです。

 

12時間もの大手術でした。

担当したジフンやソウだけじゃなく、仲間たちは仕事の合間を見て、その様子を見守り続けました。

 

手術は成功しました。

ジフンがその報告をした時、へジョンは絶望感にさいなまれていた時でした。法的な手段だけじゃなく、どうもマスコミからも良い返事はもらえなかったようで。

祖母の為に何の手も打てないことに苛立っていました。

ジフンは、予想していたようです。ミョンフンの様な人間が、あのくらいの証拠でへジョンに対して心からの謝罪をするとは思えないと。へジョンを自分と対等な存在と思っていないからです。

「殺してやる。」

と、へジョン。

呆れたようにジフンが見つめました。

それなら自分が代わりに殺してやる・・・と一瞬の後にジフンは言いました。

ふっとへジョンも呆れた表情を見せました。

 

そして、ジフンの父ホン理事長が亡くなった時の疑惑の空白時間について調べたのかと問いました。

実際、ジフンは調べていました。

でもね、それより、今現在の自分の人生を犠牲にしたくないと考えたのです。復讐に没頭しないで好きな事だけして生きたい・・・と。

親もそれを望んでいる筈だと言いました。

なぜなら、親は皆子供の幸せを望んでいるから・・・と。

へジョンは、その言葉に納得したのでしょうか。それとも、ジフンとの考え方の違いに改めて気付いたのでしょうか。分かり会えないと。

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『ドクターズ~恋する気持ち』16話まで

2017-06-07 00:30:41 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ~恋する気持ち DVD-BOX1
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レビュー一覧は、こちらから。

 

交通事故に遭って、脳死状態になった新婦、亡くなったわけじゃありませんでした

生命維持装置によって生かされている状況で、お腹の子の成長を待っていたのです。

でも、いつ亡くなってもおかしくないとかで、24週になれば保育器に移す事が出来るというのですが、それまで持つかどうか分からないの本当のところでした。

付き添っている新郎は、言いました、とても後悔しています・・・と。

「愛していると言ってません。貴い言葉だから、結婚式場で言うつもりでした。」

「奥さんは気持ちを分かっているから、子供を守っているんです。」

と、ジフンは言いました。

 

ジフンは焦りました。

新郎の後悔が、自分と重なりました。へジョンにちゃんと伝えて無い・・・と。

すぐにへジョンを呼び出しました。そして、言ったのです。

「愛してる。へジョン。」

一体何事かと思っていたへジョン。その言葉で一気に表情がほころびました。

「いつ何が起きても後悔したくない。」

その言葉を聞いて、へジョンは両手を広げました。

「来て。」

へジョンの方が9歳も年下なのに、こう言う時は、年上のように見えます。

子供を両手で抱きとめるような、そんな仕草です。

ジフンはへジョンをすっぽりと胸の中に抱きしめました。へジョンも大きく広げた両手でジフンをしっかりと抱きしめました。

 

ソウは、ヨングクとは友達でいたいと言う気持ちが強いようです。

だから、ヨングクの正直な気持ちは知りたくないと言いました。

ヨングクも、そのあたり、ちゃんと心得ているようです。彼ほどソウの気持ちを理解してる人はいないかもしれません。

友達でいたいから、気持ちは話さない・・・と言いました。何とも不思議な関係です。

 

へジョンはまたキム・チヒョン医師を訪ねました。

相変わらず何も知らないと言い張るのですが、今回、へジョンはそれを覆すネタを持っていました。

キム・チヒョン医師が、へジョン祖母の医療記録を廃棄直前に閲覧したという記録です。

医者として頼んでいるのです・・・とへジョン。法的には決着している事ですからね。

「少し考えたい。」

と、キム・チヒョン医師。少し気持ちが揺らいで来たようです。

 

チェ・ガンスに病気が見つかりました。

このところ、疲れの所為で仕事をしながらでも寝てしまったり、記憶が飛んでしまったり、ふらついたりしてるのかと思っていましたが、違いました。

脳に腫瘍が出来ているのです。

彼自身、病気だとは思わず、適当に鎮痛剤などを飲んで済ませていました。

ところが、それがもとで大きな事件が起ってしまったのです。

 

少し前から一人の国会議員が腰痛、椎間板ヘルニアで入院していました。ナム議員と言う、将来大統領になろうかという重要人物です。

ミョンフンも、チン理事長は、病院の名声を高めるには絶好のチャンスとばかり、VIP待遇をしています。

ジフンが担当になったのですが、ナム議員はへジョンを気に入りまして、へジョンをしょっちゅう呼び出していました。

でも、へジョンもナム議員にかかりっきりになる事は出来ません。なにせ忙しい身ですから。

だから、自分が携われない時のために、ガンスも担当とさせたのです。

 

ナム議員は、勝手に食事を取り寄せて病室で食べたりして、まー自由な入院生活を送っていたのですが、ある時、突然血圧が上がって倒れてしまったのです。

丁度時間のかかる手術に入っていたへジョンは、その前に、そういうこともあろうかと、ソウに要望に応じるよう頼んでいました。

ところが、ソウは学会に行かなくてはいけ無い時だったので、ヨングクに頼んだんですよ。

そしたら、ヨングクはヨングクで前夜から徹夜の勤務で疲れ果ててしまってて、仮眠をとっていたんですね。

だから、ヨングクは、ガンスに緊急の場合の対応をするよう任せちゃったんです。

 

こう言う時に事件は起るんだよね。

ナム議員がトイレから出て来た直後、倒れてしまったのです。

担当看護師は、へジョンやソウに連絡したけど、つながらなくて。で、ガンスに連絡が行ったのです。

 

ところが、ガンスはその電話を受けている最中、意識が遠のいてしまいましてね。その緊急の電話があったことを憶えていられなかったのです。

ナム議員のところに医師たちが駆け付けた時、もう意識不明に陥ってしまってました。

 

緊急手術は成功し、命は取りとめる事ができたのですが。

ミョンフンは、これを機会に、へジョンを追い出そうとし始めました。

 

ミョンフンは、へジョンの資料をチェックしていました。

昔、高校を退学になったとか、その理由とかを把握し、ほくそ笑みました。

いくらでも追い出す口実になりそうな履歴ですもんね。

ジフンとの仲も、推察し、邪魔なジフンもろとも追い出す事ができればこれ幸いってことのようです。

 

ガンスは、流石に自分のこのところの症状が気になりました。

で、こっそりとCTを撮ったのです。

新米トドクターのガンスでも、判断がつくほど大きな腫瘍が写っていました。

でも、一応、その診断が誤っていないか確認するために、友人のモノだと言ってジフンにその映像を見せたのです。

ジフンも同じ診断でした。

 

ガンスには弟がいます。

自分が頑張って医者になり、弟を支えたいと思っているようです。

なのに・・・。

ガンスはへジョンが懲戒処分を受けるという話を聞き、余計に落ち込みました。自分の所為で、治療が遅れ、議員が意識不明になってしまったのですからね。

そして、その責任をへジョンが負う事になってしまいそうですから。

へジョンに謝りました。自分が責任をとる・・・と。

でも、へジョンはまさかそう言う意味だとは思わず、ガンスを慰めたのです。

「あなたには無理よ。私だから責任を問われたの。優秀だから。」

ガンスは、一人になって泣きました。

 

へジョンはこう言う状況になっても、いたって冷静で落ち着いていました。

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