レビュー一覧は、こちらから。
停職中のコ・ジソクが現場に来たことを、ハ・マリは責めました。
理由は?と聞きました。
ジソクは、ユ・リョンの存在が自分に刑事になった理由や目的を思い出させてくれたと言いました。
昔に戻ったのね・・・とマリは泣きました。私が愛した人に・・・と。
でも、自分の元には戻って来てくれないと、マリも分かっていました。
済まない・・・とジソクは言いました。
ユ・リョンはこれ以上ジソクに迷惑をかけたくないから、帰ってくれと言いました。
大丈夫だと言うジソクに、自分が大丈夫じゃないとユ・リョンは言いました。
テウンを逮捕したら連絡しますとユ・リョン。
だったら、しばらくは会えないな・・・とジソク。寂しそうです。
逮捕されたヒョンスとドンマンは、のらりくらりとして、テウンについて何も知らないと言うばかり。
アジトのDNAは、この二人のモノとは一致しませんでした。
でも、テウンが通報した録音を聞かされ、自分たちが裏切られたと知ると、途端に態度が変わりました。
ハン・テウン、31歳だ・・・と供述。その他は何も知りませんでした。
でも、これは偽名。
ただ、アジトのDNAと一致しました。地下鉄の幽霊はテウンでした。
チェ・ミラの意識が戻りました。
傍にいたギョンヒがテウンの母親だと気付きました。
でもね・・・。次の瞬間、ギョンヒによって殺されてしまいましたよ。
唯一の目撃者がいなくなってしまったのです。
がっくりしたユ・リョン。
取っ掛かりが無くなってしまいました。
力なく座り込んでしまいました。
でもその時、目に入ったのです。ジソクが買っておいてくれたお米が。
ユ・リョンは久しぶりにご飯を炊きました。買ってくれていたお惣菜できちんとした食事をとりました。
元気が湧いて来ました。
そして改めて捜査に取り掛かったのです。
ジソクは仕事が出来ない寂しさ、ユ・リョンに会えない寂しさに耐えていました。
ふと、母に聞いてみました。俺に会えない時はどう我慢してる?と。
「あなたとの思い出に浸ってる。」
と、母は笑顔で言いました。
でもね、ジソクは思い出に浸れるようなユ・リョンの写真を持っていません。
その時、思い出しました。
地下鉄の幽霊がユ・リョンを尾行していたということを。
不安になりました。ユ・リョンが危険になるんじゃないかと。
すぐにユ・リョンの家に向かいました。
訪ねるのではなく、外の縁台に寝転びました。
そっと見守るつもりのようです。
チョン広報官は、ジソクが目障りでなりません。
地下鉄車内でイベントの最中だと言うのに死体を見つけてしまうし、イベントに参加していた着ぐるみが犯人だと言うし。その着ぐるみの事をあろうことか広報がチェックし忘れていたと言うミスまで発覚してしまうし。
何とかして、自分の傍から追い出そうと悪知恵を働かせています。
で、今回、停職中にもかかわらず、バッタ団逮捕に尽力したことで復帰させてはどうかと上層部から提案されたとキム長官に報告に来ました。
キム長官、チョン広報官に似合わない提案だと、少々不審げです。
でもまぁ、朗報ですから、ジソクにすぐに連絡をしました。
ジソクは、大喜びです。
すぐにでもユ・リョンに連絡したいのですが、仕事が忙しいだろうと、遠慮し、イ刑事たちに先に連絡しました。
イ刑事とカン刑事は喜んで集まりました。
まだユ・リョンには報告していないと聞くと、イ刑事が2人はどういう関係なのかと聞きました。
告白は?・・・まだ。
他人じゃん・・・とカン刑事。
「他人は言い過ぎだ。2人の間には戦友のような情がある。」
と、イ刑事。
「それが問題です。体を張って守り、後始末までして停職まで食らう。これは恋人どころか家族でも出来ません。都合よく戦友愛だと言ってるだけです。好きなら付き合って当然な関係が、戦友止まりの関係になってしまうんです。」
と、カン刑事はベテランのように言いました。
まぁ、ジソクより女性との関係はよく分かってるかもしれませんね。
ジソクは、その言葉に納得しました。
「愛はタイミングです、班長。もうギリギリですよ。早く告白して。」
ジソク、焦り始めました。
ジソクもイ刑事、カン刑事も、復帰先は元の地下鉄警察隊だと思い込んでいました。
でもね、チョン広報官がそんな優しい人事を行う筈がない。
なんと、復帰先は、南の島の地区隊の所長という席です。
母親の介護があるから、遠くにはいけないと、キム長官は反対しました。
そしたら、停職中のジソクが捜査に加われた理由を、懲戒委員が知りたがっていると、言い出しましたよ。つまり、キム長官を脅して、口を噤ませたわけです。
チョン広報官の奴
カン刑事から脅されたジソクは、すっかり告白する気分になっちゃった
あれこれ、シミュレーションするのですが・・・。
そんな時、キム長官から、異動先の連絡が入ったのです。
母親の入院費を考えると、職を放り出すことはジソクには出来ません。決定に従うしかりませんでした。
異動は1週間後です。
母には、出張に行くと言いました。少し遠くて少し長いと。
ジソクはその夜もユ・リョンの家に行きました。
1週間しか守ってやれる時間がないと思いました。不安でした。
縁台に横になったジソクの目が、隣のビルの男を捉えました。
すぐに駆けて行きましたが、姿はありません。でも、たばこの吸い殻がたくさん落ちていました。
長い時間そこでユ・リョンを監視していたと言う事になります。