ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

春はあけぼの 秋はアケボノソウ!?

2012-08-31 21:13:35 | 草木花
先日は、コニシキソウ。
今回は、アケボノソウ。
いずれも立派な力士でした…って、ソウじゃない。

おっと、今回は、アケボノソウ(曙草)の話だった。
春は、あけぼの。
だったが、アケボノソウが咲くのは、秋である。

初めてこの花と出合ったのは、4年前の9月、戸隠に行ったときである。
そこに自然植物園のようなものがあり、木道を歩いた。
その時出合ったのが、このアケボノソウであった。


星のような形をしていて、白い花びらの先端はとがっている。
そのとがりそうなところに、月のような色をした大きな斑点が2つずつあった。

星だの月だの、白だの言っていると、まさに曙(あけぼの)。
しらじら明けていく時に、月や星が名残を惜しんでいるような…。
それが、一つの花の中に表現されているようにも思えてくる。
そんな気にさせる、アケボノソウ。

不思議な魅力に、名前を調べたら、へええと思えたのであった。


2度目にあったのは、2年前の9月。
福島県の磐梯ゴールドラインを、滝を見ながら通っていた。
「まぼろしの滝」とかいう滝を見た後、駐車場近くの道路沿いに咲いていた。


少し色合いが違うが、前より細身だが、まぎれもなくアケボノソウ。
喜んで、何枚か写真を撮ったのだ。
ところが、その数時間後、デジカメが壊れ、アケボノソウの写真もダメになってしまったのであった。
この時の写真は、妻が自分のデジカメで撮ったものが残っていたのである。


大横綱、曙の姿とは似ても似つかぬ細身の美しさの曙草!
そういえば、コニシキソウ(小錦草)も、地面にはいつくばりながらの超細身だったなあ…。

秋になると、ああまた見たいなあと思わせるアケボノソウ。

春は あけぼの。
秋は アケボノソウ。
コメント
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