ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

出かけた先で豪雨の遭遇~車内で昼寝のち一時強い雨のち晴れ~

2012-09-03 22:52:43 | 自然・季節
日曜朝、新潟は、青空にまだまだ夏の太陽がその名の通り、SUN,SUNと輝いていた。
前日は、アルビレックス新潟のふがいない負け。
またしばらくは、悶々とした気分で過ごさなくてはいけない。

そんなの、いやだ~!
晴れているのだから、どっか山のお花を見に行こう!

ということになった。

選んだ場所は、7月に行った浄土平近くの鎌沼がいいだろう、と決めて、せかせかと出かけた。
ただ、起きたのが少し遅く、向こうに着くのは12時半頃になりそうだった。
まあ、いいや。天気さえ良ければ、2~3時間歩くだけで、山のお花が見られるだろうから。

…ということで、磐越道に乗り、車を飛ばす。
ところが、…。
福島県内に入った途端に、雨!
それでも、天気雨だから、いいや、と思っていて、高速を降りたら、やっぱり雨。
磐梯吾妻スカイラインを登る頃には、すっかり霧(雲)の中。

浄土平に着くと、これがまた、すごい雨!

ウメバチソウらしきものがたくさん咲く湿原を目の前に、

車を止めて、雨の観賞!

仕方がないので、おにぎりは車内で食べる。
たぶん、いつか晴れ間がのぞくだろう…。

食べたら、眠くなって(日頃からお疲れですな、この頃は)、座席を倒して、なんと夫婦で雨の中、車内で昼寝。
何せ高原で、陽射しもなく、過ごしやすいものだから、これがまたよく眠れるのだ。
寝息を立てていた、妻。
いびきをかいていた、私。
何も、ここまで来て昼寝しなくても…。

小1時間ばかり昼寝して、少しだけ小降りになったので、外に出て傘をさし、木道を散策。

木道の下には、見たいと思っていたウメバチソウが結構たくさん咲いていたのだった。

オヤマリンドウの姿もあったし、

アキノキリンソウもあった。

これだけでは満足できないので、もう少し離れたところにある、「鳥子平」という湿原に行こうと、移動した。

すると、また本降りの雨!
ズボンのすそがびしょびしょになってしまった。
おまけに、鳥小平に行く道は、雨が勢いよく流れて、川になってしまっていた。
これでは、長靴でもなければ行くことはできない。
…あきらめた。

ドライブのみで、下山。
せっかくだからと、有料道路無料開放の3つの道路をドライブした。

磐梯吾妻スカイラインから、レークライン、そしてゴールドラインと3本の有料道路を制覇した!???
他の2つの有料道路は、すっかり雨も上がって青空も見えていた。
ああ、無念。

ゴールドライン途中で、ヤナギランが咲いていた。

ツリガネソウもあったぞ、と。

2年前にアケボノソウが咲いていた場所は、まだススキやゲンノショウコが元気であり、まだ少し早かったようだ。

麓に下りると、きれいなソバ畑を見つけ、写真を撮りに行った。

ところが、ソバ畑のそばで、なんと楽しい山野草がいろいろさいているじゃあありませんか。
喜び勇んで写真を撮りまくった夫婦であった。




高い金を出して高速を使い、ドライブでガソリンを使い、それで雨にたたられた今回。
気の毒に思ったのだろうか、天の神様。
山野草のいくつかを見せてくれた天の配慮に感謝。
そして、自然豊かな福島県にも、感謝!

磐越道を戻ると、新潟県側では一滴も雨が降らなかったのがわかった。
わざわざ避暑に行って、雨に当たりに行った物好き夫婦になってしまった。
でも、自分の住む近くで見られない山野草をたくさん見られたし、涼しく気持ちよく昼寝はできたし、めでたし、めでたし!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする