佐渡の天然杉を見る、というのが大きな目的で、ある団体で視察研修に行ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/be/28911a7ff146f61557f9716220dad6cf.jpg)
佐渡は、相川の金山が江戸幕府の直轄地であった。
金山で、薪炭を作るため、材木も幕府が管理していたとのこと。
天然の杉も伐採されたのだが、佐渡の山の中は、気温が低く海からの風が強くて、大きくならずまっすぐに育たないものが多かったという。
製材に適さない杉は、伐採もされず、そのまま残ることになった。
それが、そのまま育って大きくなった。
現代にあっては、見どころの多い天然杉として、観光に有効活用されることになった、という訳だ。
最近は、佐渡・「石名天然杉」として、案内が多くなってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/6c/5528f94aa537bd982a33032cab69efb1.jpg)
何本かの特徴的な杉の大木に名前を公募し、去年命名された杉たちがあるという。
海抜0mのところから、林道を一気に830mの高さまで、マイクロバスで登った。
林道はせまくて、大型バスでは登れないのである。
専門のガイドさんの説明で、小1時間ほどかけて、天然杉を見て回る遊歩道を歩いてきた。
「象牙杉」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b1/c13a3c54c3b199cd1c30788465e439b3.jpg)
なるほど、枝が象の牙のよう。
「四天王杉」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/5b/d54b70535675d404d7484e8a1c6ae146.jpg)
4本の杉が合体し、根を同じくして伸びている。
「大黒杉」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/8f/d56fcbea271253a378ad5a2e5a19d42c.jpg)
幹の下腹辺りが太くて、大黒様のようだから、かな?
「家族杉」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/4b/96c172123c15993a980b51f0888fe73d.jpg)
5本の木が合わさって、寄り添い合っているように見えるのだ。
「羽衣杉」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e7/e2a2a73636f88bc6a115fff26bd5ef71.jpg)
根が四方に広がり、根元から出た太い枝から、さらに根を張っている。
それ以外にも、形の歪んだ、それでいて自然の厳しさに負けまいとがんばってきた杉たちの林。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b9/d3bed45c376a0b458effaa8ea5af0def.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c8/1015979241f3c0de056c216cb358af5c.jpg)
木々のがんばりが、じかに見てとれて、楽しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/db/44835d6d2b8b8ca6cac5cefb8529eb9b.jpg)
1時間くらいのきつくない歩きで天然杉を見に行ける。
とてもすばらしい。
これから、佐渡の新しい名所となることだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/be/28911a7ff146f61557f9716220dad6cf.jpg)
佐渡は、相川の金山が江戸幕府の直轄地であった。
金山で、薪炭を作るため、材木も幕府が管理していたとのこと。
天然の杉も伐採されたのだが、佐渡の山の中は、気温が低く海からの風が強くて、大きくならずまっすぐに育たないものが多かったという。
製材に適さない杉は、伐採もされず、そのまま残ることになった。
それが、そのまま育って大きくなった。
現代にあっては、見どころの多い天然杉として、観光に有効活用されることになった、という訳だ。
最近は、佐渡・「石名天然杉」として、案内が多くなってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/6c/5528f94aa537bd982a33032cab69efb1.jpg)
何本かの特徴的な杉の大木に名前を公募し、去年命名された杉たちがあるという。
海抜0mのところから、林道を一気に830mの高さまで、マイクロバスで登った。
林道はせまくて、大型バスでは登れないのである。
専門のガイドさんの説明で、小1時間ほどかけて、天然杉を見て回る遊歩道を歩いてきた。
「象牙杉」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b1/c13a3c54c3b199cd1c30788465e439b3.jpg)
なるほど、枝が象の牙のよう。
「四天王杉」。
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4本の杉が合体し、根を同じくして伸びている。
「大黒杉」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/8f/d56fcbea271253a378ad5a2e5a19d42c.jpg)
幹の下腹辺りが太くて、大黒様のようだから、かな?
「家族杉」。
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5本の木が合わさって、寄り添い合っているように見えるのだ。
「羽衣杉」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e7/e2a2a73636f88bc6a115fff26bd5ef71.jpg)
根が四方に広がり、根元から出た太い枝から、さらに根を張っている。
それ以外にも、形の歪んだ、それでいて自然の厳しさに負けまいとがんばってきた杉たちの林。
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木々のがんばりが、じかに見てとれて、楽しかった。
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1時間くらいのきつくない歩きで天然杉を見に行ける。
とてもすばらしい。
これから、佐渡の新しい名所となることだろう。