やったあ!
ナビスコ杯準決勝第1戦、ガンバ大阪に勝利。
2-1。
しかし、順当に勝ったのではない。
前半33分、ガ大阪に先制ゴールを許してしまった。
今日のガンバは、ACLの3日後だけに、メンバーを大幅に入れ替えてきていた。
FW宇佐美やGK東口が日本代表戦のために不在だったとはいえ、さらに遠藤とか今野とか中心選手の中で年齢が上の選手たちは、疲れのためか出場しなかった。
それは新潟にとって、好材料であったけれども、ふだん控えである選手の多いガ大阪に先制されてしまったのだ。
やっぱりダメなのか、今季のアルビでは。
そう思った。
しかし、その3分後、新潟が山本康裕のゴールで同点に追いつく。
そのまま前半終了。
後半になって、新潟の動きがよくなり、2度ほどいいチャンスが生まれたが、ゴールネットを揺らせなかった。
そうこうしているうちに、あれ、ガ大阪の選手が2人倒れている。…という場面になった。
そこで出た判定が、なんとレオ・シルバ一発退場。
場内ではよくわからないまま、チームの心臓が、いきなり抜かれてしまった。
時間は、まだ後半21分。
まだ30分近くの時間があるというのに、一人少なくなってしまい、防戦一方に追いやられる。
新潟は、FW山崎からDF川口に選手交代し、守りを固めた。
さらに、1トップになってがんばっていたFW指宿に代わって、FWラファエル・シルバを入れた。
ラファエルは、指宿に比べて守備で体を張らない。
これは、一発のチャンスをねらっているな、というようにしか見えなかった。
そのチャンスが来る時はあるのか?
そう思っていたが、一人少ないとなかなかチャンスは作れない。
このまま引き分けしかないのか?と思っていたら、90分になろうかという時、そのチャンスが来た。
ラファエル・シルバにボールが渡ったのだ。
相手DFをかわし、シュートへ。
それが見事にゴールネットに吸い込まれた。
勝ち越し!
一人少ないのに、よく勝ち越した。
ここから、新潟のサポーターは、声を限りに応援。
私も、もう立ちっ放しで声を張り上げて歌っていた。
相手のDFが一人退場となったが、試合にはあまり関係ない。
長いロスタイムを経て、試合終了。
よく勝った。
チームの心臓を欠きながら。
ヒーローインタビューは、決勝ゴールを決めたラファエル。
必ず、サポーターを決勝へ連れていく、と強い決意を語ってくれた。
準決勝第2戦はアウエーだし、心臓レオ・シルバは出場できない。
でも、期待したい。
準決勝でもよい試合をして、決勝に進出することを。
試合日は、新潟シティマラソンの日だ。
私は、TV観戦できそうにない。
でも、がんばってほしい。
決勝に行こう。
VAMOS NIIGATA !