ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

親父の命日に、初めて親子で

2015-11-16 22:32:58 | 生き方
今日は、親父の命日。
31年もたったのかという日。
親父が亡くなった時、20代だった自分は、今やもう50代の後半も後半。
今、息子は20代を終えて30代となっている。
その息子は、市の職員として働いている。
そして、私が働いているのは、同じ市立である。
とはいえ、なかなか一緒に仕事をする機会はなかったのである。

今日、初めて同じ場所で、一つの現場で会うという機会があった。
これも、天で見守る親父のおかげか?
私は、その地域の勤務先の長であるという立場で参加。
息子は、その地域が主催する催しの支援ということでの出会いであった。

同じ場所に違う立場で参加するということになるが、なかなか“ビミョー”である。
その後行われた懇親会では、私はごく当たり前のメンバーとして参加したのだが、息子は支援役であるから、写真を撮って記録したり、その懇親会の最中の受付係をしていたり。
私はそれなりに飲んでいたが、息子は宴席につかずに廊下の受付で他の方からいただいたと思われる、ノンアルコールの飲み物をひと缶飲んだだけだったようだ。

最近はずいぶん一人前になってきていると感じた息子の姿が、このように同席した機会には、若々しく見えた。
別に一人前には見えない、という訳ではない。
懸命に自分の仕事をしている息子が、ずいぶんかいがいしく、初々しく見えたのであった。
そして、それなりに頼もしくも思えたのである。

親父よ。
30数年前、貴方の目にも私はこのように写っていたのでしょうか。
こういうことをわかってほしいから、今日のように仕事上で親子で会う日があったのでしょうか。


そんなことを天の親父に問うてみた、そんな親父の命日であった。


コメント (2)
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