ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

やっと雨…降れば土砂降り

2018-08-16 22:56:27 | 自然・季節
昨日は、35℃近くで蒸し暑さが続き、昨夜は熱帯夜だった。
夜中から、雨が時々降った。
特に明け方からは、激しくなった。
何週間ぶりのまとまった雨だろう。
しかし、今日は、「まとまった」どころではない大量の雨が降った。

午前6時までの1時間に、村上市で63ミリ、関川村で32.5ミリの激しい雨を観測したという。
7時頃には、たたきつけるような、非常に強い雨が降るようになった。
出勤するために息子はいつもJRを利用するのだが、あまりの土砂降りに、駅まで送って行こうか?と聞いて、送って行った。
JRのダイヤは乱れているばかりでなく、しばらく運行停止ということで、息子はやむなく別な路線を使って出勤したということだった。

それにしても、極端な天気だ。
昨日までは猛暑で、今まで全く降らずにいたのに、今日は降れば土砂降り、とは全く困ったものだ。

午前中、雨が上がった隙間をねらって、娘のリハビリ散歩でスーパーまで歩いていった。
いつも歩く小さな川を見ると、水量が一気に増えた時があることを物語るように、川の土手の植物が倒れていた。

近くの木には、ごみがずいぶん上に引っかかっていた。

一時期、ここまで水が上がったことがわかった。

その後、買物をしている間に、横なぐりの雨が打ちつけるほどひどい降り方になっていた。
雨が小止みになるのを待って、帰ろうと歩き出すと、道には側溝からあふれ出した水が流れ、道を狭くしていた。
川の水は、再びかなり水位を高くしていた。

この時降っていたのは、わずか10数分間のことだっただろうけど、一気に水量が増える。
ここでさえこんなだったのだから、ひと月前にもっと長時間降り続いた西日本の大水害は、本当にどれだけすごい量の雨が降ったのだろうかと、改めて思った。

結局、今日は、降っては止み、降っては止みだった。
ただ、降れば土砂降りだったから、相当の降水量だったと思う。
粟島浦村では午後4時10分までの24時間に降った雨の量が186.5ミリと、昭和51年に観測を開始してから最大だったのだそうだ。
これで、県内の水不足が解消されたか、というと決してそうではないと考える。
なぜなら、一気に降って一気に流れていったからだ。
作物にとっては、いくらかは恵みの雨だったとは思うが、急激な変化でかえって傷んだりしてしまったのではないだろうか。

他県等に比べて、今まで雨が降らなかったこともあり、土砂災害警戒情報が出るまでにはいかなかった。

それにしても、全く降らずに猛暑が続いたり、こうして降れば災害級の降り方になったりと、異常な気象が続く。
次々と発生する台風の進路も、今までにないおかしな進み方をしている。
地球規模でおかしくなっているのかなあと、怖さを感じてしまう。
コメント
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