伊豆・伊東の旅行は、2日目。
初日は雨にたたられて宿泊先に着いた。
宿泊先は、ゴルフ場内に建てられた、「サザンリゾートホテル」。
ゴルフ場内なので、部屋からすぐゴルフ場の景色が見えた。
翌朝は、同じ景色でもこんな。
うれしいことに晴れていた。
前夜、天然温泉の大浴場があるというので楽しみにして行ってみたら、タイミングが悪かった。
「黙浴 ほかのお客様の迷惑にならないように静かにお入りください」というような貼り紙が大浴場の大きなガラス窓に貼ってあったのに、7,8人の酔っ払い客が大きな声を出してくだらないことをしゃべるわ、大声で笑うわ。
よっぽど貼り紙を指差して注意してやろうかと思ったが、多勢に無勢だから、変なかかわりあいになると悪いので、15分ほど我慢したのだった。
その胸くその悪さを払拭してくれるように、晴れていた。
朝食会場からは、雲の隙間に見たかった富士山の真っ白な頂を、時折見ることができた。
このまま晴れてくれたら、今日は富士山がもっときれいに見えそうだ。
そして、この日行く予定の大室山も望むことができた。(左側の山)
2日目の予定は、大室山と伊豆シャボテン動物公園。
2つはすぐ近くにあった。
後者の方を先に行こうと思っていたら、早く着きすぎて開園まで20分もあった。
大室山にはリフトに乗って山頂に登るのだが、すでにリフトは運行されており、リフト券を購入した人は、シャボテン公園の入場料が200円割引になるとも聞いた。
じゃ、先に大室山に登ろう。
大室山は、リーフレットによれば、緑色でお椀を伏せたようなきれいな形をしている。
だが、現在は、2月に山焼きをしたのだそうで、あちこち焦げていた。
これから本格的な春を迎えれば、山野草等も見られるのだろう。
リフトに乗って、何気なく後ろを振り返ると、富士山が、宿で見たよりきれいに見えて、思わず興奮。
山頂に着いてから、観光客のしゃべり声がよく聞こえたのだが、それはほとんど中国語。台湾からか中国本土からかは知らないが、あちこちで日本語や英語のほかに中国語の看板を見かけたが、やはりそちらから来る客は多いのだな。
標高580mの山頂からは、富士山がよく見えた。
こんにちわ~。待望の富士の山容は、なんともうれしい。
この大室山は、噴火口あとをぐるりと回るお鉢めぐりができるのが楽しい。
巡る周囲は約1kmで、20分~30分かかる。
アップダウンはあるが、360度の眺望が楽しめた。
遠方に相模湾。
光る波間の向こうに伊豆大島。
海が広く見えるのがいい。
そして、山頂を巡る途中には浅間神社があった。
鳥居の間に富士山を入れて写真。
この方角は、いい青空だった。
昨日の大雨の分を取り返すような晴れ。
次には、八ヶ岳地蔵。
神社あり石仏ありで、信仰の山でもあった。
南側の最高点に到達。
ここでは、女子大生らしき一団の写真を撮ってあげた代わりに、こちらも撮ってもらった。
最高の青空だった。
急な下りから西側を通ると、こんどは五智如来の座像があった。
火口はなんとアーチェリー場になっている。
8台の標的があるのが遠く見えた。
お鉢巡り終了。
富士山が先ほどより雲に覆われる量が多くなってきていた。
さよなら、富士山。
きれいに見えたよ、ありがとう。
下りのリフトに乗り込み、6分間の空中遊泳。
麓に着いた。
いやあ、よかった、大室山。
30年ほど昔に登った、オーストラリアのエアーズロックを思い出すようなポコッとした山だけど、リフトで登ってお鉢回りができるのと、海が見える眺望、富士がよく見える山頂。
行ってよかった、最高だったよ。
じゃあ、次は伊豆シャボテン動物公園に行こう。
だけど、長くなったので、この続きは次に持ち越しです。
旅行では宿泊するホテル重要ですよね〜。私は大浴場のあるホテルを選ぶことが多いと言うか、それが第一条件って感じですね。
昔は家族3人で旅行することもそれなりにあったんですけど、今は一人旅オンリーなのでビジネスホテルがメイン、なかなかゴージャスなホテルに泊まれないのが残念です。
家族旅行していた時はプランやホテル選びは全て私がやっていて(…と言うかやらされていて)、旅行前にはパワーポイントでレクしていたんですけど、旅行している最中に「スケジュールがキツすぎる」とかなんとか言われ、挙げ句の果てには「なんでこんなホテルにしたんだ」とか言わる始末。(旅行費用は全て私が出していたんですけど…。)
明後日から札幌に一人旅なんですけど、シングルライフ満喫しております。(苦笑)
家族旅行の重要な役割を果たしていても、家庭内ブーイング出るのはつらいですね。宿泊先については、ある程度の安さも必要だし、偶然性が高いと思いますね。宿も行先も、思いがけないよさに会えるのが旅の1つの魅力だと思うのですよね。逆に、アンラッキーな思いをすることもあるわけで…。
今はシングルトラベルとはいえ、自由さを満喫しているようですね。またまた北海道・札幌。楽しんできてください。
ありがとうございました。