ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

進みゆく紅葉、落葉に…

2021-11-04 21:55:57 | 自然・季節
ここのところ、雨が降ったり晴れたりと短い時間で天気がころころ変わる日が多くなった。
新潟県特有の晩秋の気象なのだが、今年は、なんだかそれが早い気がする。

冷たい雨に降られるせいか、桜の紅葉や落葉がずいぶん進んできた。
先週、出かけたときは、紅葉が美しくならないうちに落葉してしまったような桜の木をずいぶん多く見かけた。


だが、この前歩いた桜の並木道は、紅葉が進んでおり、落葉となったものも多かった。


今日は、けやき並木の紅葉が進んでいるのを見た。


なぜかわからないが、赤くなる葉もあれば、黄色くなる葉もある。


木によってそれは違うのだが、理屈抜きでけやきは、紅葉も黄葉も美しいと思う。
桜にしてもけやきにしても、はかないながらも紅葉・落葉は美しいなあと思った。
木の葉としての命を終える際に、美しく輝くことを許されているのだろうか、などと、およそ科学的ではないことを考えていた。

年齢を重ねるにつれ、1年1年時の流れが速くなるような気がするだけでなく、春の桜の散るのを見るにつけ、秋の葉が色づいて散ってゆくのを見るにつけ、心に何かしみじみとしたものを感じるようになった。
春は花が散った後、葉が茂っていく季節を迎えるからまだいいが、秋は、葉がなくなっていくばかりだから、その思いもひとしお、さびしさもまた格別である。
人生65回目の秋が深まっていく…。

コメント
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